7/7
手紙
飯沢君へ
今、伯父の家にいます。
伯父がいなくなり、生きる意味がさらにわからなくなって。
どうするべきか迷っています。
だけど、不思議ですね。
意味がわからなくなった時からずっと君のことを思い出しています。
君が言ってくれた言葉。
君と過ごした時間。
復讐だけが生きる理由だと思っていたのに……。
思い出すのは、君との楽しかった日々ばかりです。
いつの間にか、君は私の明日を生きる理由になっていました。
だけど、遅いよね。
今更、気づいたって。
犯した罪が消える事はないのだから。
さようなら。
罪を償ってきます。




