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天皇家はなぜ存続し得たか?

何かたまに議論や本なんかで見かける話題。

天皇家はなぜ今まで存続し続ける事ができたのか?。

そう時の権力者達が武力でなぜ天皇家を倒さなかったのか?。

という問題。


単一民族だったから、というシンプルな答えが出てくる。

天皇がただ武力だけで頂点に君臨していたのなら新たな権力者に武力で倒されて終わりだっただろう。

天皇には祭司も司っている側面がある。

日本の神社の始まりがいつかは知らないが神道の神々や八百万の神々への信仰の起源は縄文時代や弥生時代に遡るだろう。

つまり共通宗教が途絶える事なく今に至っている事になる。

稲荷神や八幡神のように元がどこから来た神なのかがハッキリと分からない神もいるが、古代の土着神も含めて最高神天照大神を頂点とする八百万の神々として信仰の対象となった。

その神々の祭司を束ねるのが一応天皇家であり、それを武力で倒せば神々の怒りを買うという恐れが人々にあった。

武士や武将も神仏の加護を求めたがっており、神仏の仲介人たる天皇に弓は引けない。

仏に関しては神仏習合という荒技で神と融合させたのでこれまた一応天皇家の管轄となった。

これが天皇家が存続できた理由だろう。

というかそもそもの話が源平の武士達も元を辿れば天皇家の血を引いている訳で血統主義である日本人は元々の血統を滅ぼすという発想は無かったと思われる。

恐れと血統という共通認識があるから天皇家は今に至るまで続いた。

この共通認識がない異民族の侵略がもしあったなら天皇家は滅ぼされていただろう。

とはいえ地続きの大陸なら一気に攻められ滅ぼされて終わりだが海が遮っている島国だから異民族による国内の完全支配は難しいのだけれど。


他民族が攻めてきたのは元寇の時代だが鎌倉幕府の頑張りと神風と呼ばれる台風の影響で勝利した。

天皇を神の仲介者ではなく神の末裔として神の如く祭り上げた薩長が作った明治政府から始まる大日本帝国は末期に無茶苦茶な戦争をやってアメリカに敗北し一応民主主義国家に変わって今に至る。


皇族の後継の問題というのが昨今騒がれる現代。

天皇家の存続がどうなっていくのかは興味があるトコロではある。

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