表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生しても”はぐれもの”  作者: C-HAWK
第1章 転生から旅たち
64/475

第64話 ログハウスまでの帰路

改訂2023/04/14

「では、シュッパーツ!」


俺の掛け声で、龐徳が白馬の腹を蹴ると、駆け出した。


鬣を靡かせ疾走する。


風を切るという表現がよく分かる。


ただ、馬具が無いからお尻が痛い!!


俺の尻の肉が薄いのも悪いんだろう


こりゃあ、三角木馬が拷問として成り立つわけだわ。


訳の分からない発見で、悶絶を耐えようとしたが、俺の下らない忍耐の必要もなく、あっという間に小川に着いた。


小川に左手を突っ込んだ。


水の冷たさを感じたのは最初だけだった。


吸収に意識を向けると、水に触れている感触が無くなったからだ。


少しの間そのまま待機し、無事に流水も回収完了!!



「よーし、帰るぞー!ログハウスまで、全速!前進!」


「御意!」


再び龐徳に手を取られ、投げ上げられて乗馬し、疾走開始!


残りの“風”は、ログハウスまでの道中で、左手を翳して風を受ければOK!


なんだけど……


危険な風圧を感じる。


全速前進って言ったのは俺なんだけど……


このラゴイルの病み上がりの左腕、伸ばしたら風圧で折れるんじゃないか……


でも、流石に風圧で腕は折れないだろ!


「エイヤーッ!」


気合を入れて、左腕を伸ばしてみた。


すると、左腕全体が黒くなって吸収が始まった。


俺が意識したのは、左手の平だけの筈……


でも、実際に吸収しているのは、龐徳のシルエットからはみ出て風の当たる部分全部。


そう言えば、俺の想定外の部分の脅威は、先生の方で何とかしてくれるみたいなこと言ってたっけ。


これが、先生のフォローって事かな……


ともあれ、これで無事に“風”も回収完了だ!


厳密には風そのものではないけど、実質的には風の筈だから……大丈夫っしょ。



そういえば、時速60kmとか80kmで走る車から手を出すと、おっぱいと同じ感触を得られるって聞いたことがある。


馬の疾走速度がそのくらいだから、丁度いいはずだけど。


俺の召喚した馬は、それよりもはるかにスピードが出ていたと思う。


次に乗るときに、龐徳に速度調整をお願いして、“おっぱい感触”を試させてもらうかな~。


でも、風圧を受ける訳だから、感触が同じでも、掌で受ける体感温度は下がるよな。


結局は本物のおっぱいが良いのか……


自分で召喚しておいて、下らないことに使ったらおじいさんに怒られそうだし……やめとくか。


ってか……


おっぱいと言えば、転生直後のおっぱいの感触、柔らかかったな~。


あれ、絶対にブラ付けてなかったよな~。


こっちはそういう物が無いのかな……



もう一度ラッキーおっぱいを!って不純な願望じゃないけどさ~……


これからも一緒に旅を続けたいな~。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ