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転生しても”はぐれもの”  作者: C-HAWK
第13章 ルーロック山(後編)
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第41話 変装手引き

「ん-、五人を呼ぶときか……そうだなぁそしたら……Dark Elf Fiveで、DEFは?デフ」


「なんていうか安直だな。街中で呼ばれても素性がバレないという点では別に悪くないけど……」


ツトムの評価には棘を感じた。


「『それ、どういう意味ですか』って訊かれたら、どうするの?」


タマエの質問が鋭くてキツい……


「むむむ、ノリで付けました!って言う!」


「あ……そうだった。ルランって本物だったよね。」


「ルランにツッコミを入れないって決めたばっかりじゃん!」


「そう言うマコトだってさっき」


「ごめん、そうだった。でもダークエルフファイブは酷いでしょ?」


「たしかに~」


マコトとタマエで夫婦漫才?


「ってか、DE部分で気付く人いるんじゃな~い?」


それもそうか……


「もういいや五人衆で。」


「「雑ッ!!!」」


「まぁ、一旦保留かな。基本的には、ちゃんと個別に呼ぶから安心して。それとさ、ローブとマスクを支給しようと思うけど、今まで使っていたものに愛着とかある?」


「え?無いよ。そんなの」


「新しいのくれるの?」


「カッコいいのが良い!」


「可愛いのでしょ。」


おいおい、てんでに何を考えてんだ。


「ダークエルフであることを隠すためのローブとマスクだぞ。」


「高身長、褐色の肌、黒髪、赤い目、整った顔立ち……ローブとマスクだと高身長は隠せないね。」


ははは、ツトムよ、さらっと容姿端麗宣言が含まれているような気がしたけど、まぁいいや。


「高身長はあまり気にしなくていいよ。アルディが一番大きいし、グラーシュなんて、お前らより身長高いし超絶美形じゃん。」


「ルラン様。そ、そんなことは。」


あ、いかん、自分で太刀打ちできないからついグラーシュの威を借りてしまった。


「とにかくだ、五人ともローブとマスクで隠せば、他の人は、お前たちの事をグラーシュみたいな人なのかなって錯覚すると思うんだよね。」


「だから、このタイミングで、五人とグラーシュは同じ、俺特製のローブに替えてもらいます。」


「今までのローブは?」


「俺がきちんと保管するよ。」


「俺のは廃棄しちゃっていいよ。」


「俺のも廃棄で!」


「私のも~」


「あー、保管しておいてほしい人は?」


……

「いないんかーい!そしたら、俺の方で廃棄します。それでは回収しまーす。」


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