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気化とエナジー

作者: 僧籍

最初、私は雨であった

地表に落ちた

地表の塵や土にまみれ

私は何者にもなれず

ドロドロしたものになった


夏がきて

嵐がきて

風が吹き

太陽に曝された

光は眩しく

大気の流れの激しさ

世界の広大さ


いつの間にか私は陽炎に覆われたが

それは私がその中心だった

私は天と地とエナジーによって気化し

また、帰る

エナジーと共に


遥かに高いところにおいては

宇宙に何かを伝達するものになり

私は何者かということは

ただその役割、世界の位置において理解される


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