流れる時は癒してくれる?
ちょっとだけ慣れてきたかな?
「生きること」
ふと外に出てみる
一面の星空だ
じっと見ていると
群れの中に落ち込んでいきそうだ
星の一つに聞いてみた
何も言ってくれない
答えてくれない
ただ、冷たくまたたいているだけ
ひとすじ、流れ星がながれる
消えるときになにかささやいたようだ
わからない
何を話してくれたのか
もう少し気をつけていればよかったの?
「カーテンは指揮者なの?」
目覚まし時計の音がする
机のむこうで蛍光灯が音を立てている
外では風が暴れまわっている
雨戸の揺れる音がする
カーテンも揺れている
カーテンの指揮棒で
ブーン、カチコチ、ガタガタ、ヒュー
カチコチ、ブーン、ヒュー、ガタガタ
ガタガタ、ブーン、ヒュー、カチコチ
ブーン、ガタガタ、カチコチ、ヒュー
ガタガタ、ガタガタ、ヒューヒュー、ブーン、ブーン
ブーン、ヒューヒュー、カチコチ、ガタン
「どこに流れていくのでしょう」
音楽を聴いていると
想いがあふれて湧いてくる
廊下で叱られたこと
好きな人ができたこと
でも、遠くに行ってしまったこと
そして
未だ見ぬことが想われる
音楽を聴いていると
つらかったこと
悲しかったこと
不安なこと
それらがあふれて湧いてくる
音楽を聴いていると
なにもかにもが流れ出す
心の中を流れだす
とどまることなく流れだす
流れて海へいくのでしょう
この調子で頑張ります。




