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未来予想図

大変お待たせいたしました。

ブックマークをして下さった方、有難う御座います。

今回も僅かでも楽しんで頂けたら幸いです

 〇七七 未来予想図


 和富王国の本体達が焼肉会を始める少し前、アルベール王国の旅館別荘には前日に引き続いて此方の覚醒者が集まっていた。


「遅くなって申し訳ありませ……ん?」


 最後にアンリエットさんが到着した事で、僕が仲間に誘ったアルベール王国の覚醒者が全員揃う。


「いえ、予定の時間まで未だ余裕は有りますから大丈夫です。アンリエットさんはフランさんの隣に座って下さい」

「はい。フランシーヌ様、これは一体どういった集まりなのでしょうか?」


 アンリエットさんは席に座ると、他の者を見て困惑顔で隣のフランさんに訊ねる。


「えっと……」

「此処に集まったのは皆、前世知識を持った者達です」

「こんなに大勢……」


 フランさんが困った顔で僕を見たので僕が説明すると、アンリエットさんはその人数に驚く。


「午前の反応から、もしかしたらと思っていましたが、やはりアンリエット様もお仲間だったのですね」

「ええ、夕方にもう一度此処にという事で、あの町やこの建物と言動から、彼も同じ能力を持っているのではないかとは疑っていましたが、まさかフランシーヌ様も持っているとは思いませんでした。それに、こんなに大勢いらっしゃるのは想像の範囲外です」


 アンリエットさんの言葉に、皆も頷いて同意する。


「それで、彼女が昨日は参加していなかった理由は、聞かせて頂けるのかしら?」

「それは私の方から答えよう。彼女達は昨日まで盗賊共に捕らわれていたのだ。シロウ様が救出して下さらなければ、フランの友人達も何人か犠牲になっていただろう。私からも礼を申し上げます」


 リーズさんの質問にライルさんが答えて、僕に頭を下げる。


「その件に関しましては私からも感謝を。エステル様を助けて頂いた事、領主様も大変喜んでおられました」


 ダニエルさんも、主家のお嬢さんが無事に帰って来て嬉しそうだ。


「盗賊に、それは災難でしたね。詰問みたいになってご免なさいね」

「いえ、知らなかったのですから仕方ありません」


 リーズさんの疑問が解けた処でアンリエットさんの自己紹介を挟み、昨日の報告を受ける。

 問題の貴族達は無事に捕縛でき、被害者も何人かは助けられたそうだ。

 当然助けられなかった犠牲者も居たが、こればかりはどうしようもない。

 犯人確保と僅かでも被害を減らせた事で良しとするしかない。


「貸して頂いた兵士も素晴らしい働きぶりでしたが、このような優秀な部下が居て、私共が必要なのかと思いましたよ」

「ええ、領主の警備兵が子供の様にあしらわれている様は、逆に我が国の兵士の弱さを見せ付けられている様でした」

「これ程の強者を従えるシロウ様の国に、我が国の様な弱者が移民する意味が有るのかと思える程でした」


 ダニエルさん達は絡繰り達の戦闘力を直接見た事で、少し自信喪失気味に見える。


「僕は別に徴兵をしている訳ではありませんから、強さは必要は無いと思いますし、昨日お貸しした物も人ではありませんから、国民にはなれません」

「人ではない?」

「ええ、此方を見た方が判り易いでしょう」


 僕はそう言って無限倉庫からデッサン人形型の絡繰りを取り出す。


「これは簡易型の絡繰り人形といって、鎧姿の物は素材が違うだけで基本的にこれと同じ物です。皆さんにはゴーレムといった方が判り易いかもしれませんね」

「「ゴーレム!?」」

「皆さんを送り迎えしている物も通常型の絡繰り人形です」


 僕の説明に、ライルさん以外の皆が一斉に後ろを振り返る。


「この者達が作り物!?」


 皆の視線の先に有る通常型の絡繰り達は、着物に前掛けと手袋も付けていて、下地が出ているのは仮面にも見える首から上だけだ。

 何よりもその動きに一切の違和感が無い為、前世知識が有ると逆に、特撮ヒーローのコスプレの様に見えるのかもしれない。

 初めから疑って見ていないと、中身も作り物だとは気付けないのだろう。

 絡繰り達が頭を下げて答えると、皆も納得したのか、前を向いて深く椅子に身体を預けた。


「通常型は簡易型とは仕組みが違うので、こちらは魔力で動くロボットと考えた方が近いと思います」

「ロボット……」


 流石に情報が多すぎたのか、皆が考え込んでしまった。


「あの、ライル様は驚かれていない様ですが、知っていらしたのですか?」

「ああ、私が初めて紹介された時に魔道具だと説明されていたからな」

「そうだったのですか」


 少し不安そうだったフランさんも安心した様だ。


「しかしそうなると、シロウ様の故郷と我々とでは戦力だけでなく、技術力にも想像以上に明確な差が有る事になりますな」

「そうね、この様な物を作れる技術なんて、それこそ想像すらできないわ」

「いえ、僕の故郷でも通常型は失われた技術なので、簡易型は作れますが通常型は現在では作れません。通常型は遺跡の発掘品の様な物と考えて下さい」

「簡易型を作れるだけでも十分凄いと思います!」


 魔道具に興味を示していたペリーヌさんが、目を輝かせて発言する。


「ペリーヌさんも能力を身に付け、知識を学べば作れる様になりますから、興味が有るなら勉強を頑張って下さい」

「はい、頑張ります!」

「そうですな、できない事も努力して、できる様になれば済む事ですな」


 ペリーヌさんの前向きな元気さで、少し気持ちが落ち込んでいた皆も前向きになった様だ。


 ここで時間的にも丁度良いので、気分を変える意味も含めて夕食にする。

 夕食の献立は本体の焼肉会に合わせて此方でも肉にしようと考え、豪勢に見える様に羽牛の板焼(いたやき)(ステーキ)にした。

 当然主食はご飯と味噌汁か、麦餅(むぎもち)(パン)と白汁(しろじる)(ホワイトシチュー)で選べる様にもしたが、皆がアルベール王国では珍しいらしく、ご飯を選択していた。


「こんなに大きなステーキなんて、前世でも食べた事が無いかもしれません」


 アンリエットさんは火が通っているか確認の為、豚勝(とんかつ)の様に一定幅で既に切られているが、全体では幅二十センチを超える板焼を見て驚いている。


「食肉の少ない我が国では、確かにこれ程大きな肉は珍しいからな。うん、美味い」


 ライルさんも嬉しそうに肉を口に運ぶ。


「私には大き過ぎて、食べきれないかもしれません」

「そうですね、私にも大きいと思います」


 身体の小さいペリーヌさんとフランさんが、食べきれないかもと心配顔だ。


「魔物肉を食べるとレベルが上がり易くなりますし、能力の上り幅も増えます。僕の十歳の妹でもこれの倍近く食べられますから、できるだけ頑張って食べて下さい」


 僕の説明に「妹さんは身体が大きいのかしら」と三刃の肥満疑惑が発生したので「物凄く剣術修行に励んでいますから、普通の体型ですよ」と付け加えた。

 今度、フランさん達に和富王国を案内する機会が有ったら、三刃を会せてみるのも良いかもしれない。

 但し、桜花様に見付かると色々ばれそうなので注意が必要だ。


「複雑な味わいのタレに、濃厚な肉の旨味。量は兎も角、味は最高ね。お酒が欲しくなるわ」

「確かにリーズ様の仰る通り、お酒が欲しくなる味ですね」


 此方の主従は自分の感性のままに、料理を楽しんでいる様だ。

 僕が「少しでしたら」と和酒を絡繰りに用意させると、男性陣が羨ましそうに見ていたので其方にも配らせる。

 但し、病み上がりのフランさんと最年少のペリーヌさんは、お茶や果実水で我慢して貰う。


「おお、僅かに甘味のある酒だが、この肉には合うな」

「私は酒は辛味の強い方が好きなのですが、ライル様の仰る通り、確かにこの肉には合いますな」

「お酒自体も美味しいですね。私好みの味です」

「はい、リーズ様、良いお酒です」

「こんな美味い肉も酒も初めてで、どっちも美味いよ。貴族様は良い物食ってんだなぁ」

「いえ、ジスランさん、貴族でもこの国では肉はあまり食べられませんよ」

「はい、しかも今まで食べた事の無い程美味しいです。昨日まで盗賊に捕らわれて居た絶望感との差が、より美味しさを際立たせている気がします。生きてて良かった」


 焼肉会の様な緩い席では麦酒が合うだろうが、この上品な肉には同じ様に上品な甘みの有る和酒が合うと考えたのは正解だった様で、配った和酒も好評だ。


 こうしてその後も皆で夕食を楽しんだ後、夕食後の果物として今日は西瓜を用意した。

 二十センチ程の小玉を半分にした物と、通常の一メートル程の玉から身を切り出して皿に分けた物、二種類から選んで貰う。

 切身の方は大きいだけで日本の物と略同じだが、小玉の方は皮が厚いので底の方も切り取ってひっくり返らない様にしてある。

 また、種が中央に集まっているので、始めに種を取ってしまえば此方の方が食べ易い。


 男性陣は見た目が豪快な小玉の方を、女性陣は量を調整し易い切身の方を選んでいた。

 フランさんとペリーヌさんは既に苦しそうだが、やはり味には興味が有るらしく、数切れだけ食べる事にした様だ。


「ああ、これも懐かしい味だ」

「はい、懐かしくて美味しいです。でも、流石にこれ以上は食べられないのが残念です」

「そうですね、これ以上は太ってしまいそうです」

「いや、肉の時点で普段よりかなり多く喰ってたから、今更じゃない……か……な……」


 ライルさんが懐かしさを噛みしめ、フランさんが同意し、アンリエットさんが体型を気にした処にジスランさんが突っ込んだが、女性陣の厳しい視線に言葉が萎んでいく。

 ジスランさんの自業自得という気もするが、少し可哀想だとも思ったので助けてあげる。


「いっぱい食べても、いっぱい動けば問題ありません。寧ろそれで得られる過食成長の能力取得を目指して下さい」

「過食成長? それは如何(どう)いった能力なのでしょう?」

「簡単に言うと、過剰摂取した食事を経験値に変えてくれる能力です。この能力の熟練度が上がれば変換量も増え、レベルが上がり易くなると同時に、太り難くなります」

「そ、それは夢の様な能力ですね」

「本当に、全ての女性が喉から手が出るくらいに欲しがりそうですわ」

「いや、寧ろ都合が良過ぎる気がするのだが」


 アンリエットさんが能力の効果に喜び、リーズさんも絶賛するが、ダニエルさんは逆に警戒した様だ。


「多分ですが心配する必要は無いと思います。皆さんも女神様にこの世界の事は聞いていますよね?」

「危険な分、功績の積み易い世界、ですかな?」

「そうです。強力な魔物が蔓延(はびこ)る危険な世界ですが、逆に功績は積み易いというからには、巨力な魔物に対抗する方法も有る筈です」

「それが各種能力という訳ですな」


 ダニエルさんの結論に、僕は頷きで答える。

 実際、山すら切り裂ける今の僕なら、大型の魔物ですら余裕で倒せる筈だが、これも多くの能力を手に入れたからこそ、できる事だ。


「それにレベルもですね」

「其方の方こそゲームみたいで都合が良い話よね」

「一応、上げ幅は極少だから判り難いだけで、地球にもレベルは有ったみたいですよ」

「そうなんですか?」

「ええ、地球でも色々練習する事で上手くなったり、強くなったりしますから」

「そう言われると、そんな気もしますな」


 皆も半信半疑ながら、ある程度は納得した様だ。


「レベルの上昇による老化防止効果もありますし、その分寿命も延びますから、皆さんもできれば積極的にレベルを上げる事をお勧めします」

「「老化防止!?」」


 年齢が気になり出すお年頃のリーズさん達、主従二人が食い付く。


「レベルが上がれば肉体も強化されるのですから、老化も遅くなるのは当然だと思います」

「成程、それで、如何すればレベルが上がるのでしょう?」

「それは地球とそう変わりません。いっぱい食べて、いっぱい動いて、いっぱい頭を使えば良いんです」

「意外と普通ですわね」

「ある程度のレベルになったら、功績にもなるので狩りをするのが効果的なのですが、生き物を直接殺す覚悟が必要です」


 日本の価値観が残っていると、生き物を殺す事に躊躇いが出る可能性を考えて注意を促す。

 いざ、獲物の目の前で躊躇ってしまえば、獲物になるのは自分になるからだと説明もする。


「其処まで日本を引き摺ってはいない心算だけど、確かに命を懸ける程の覚悟も未だ無いわね」

「そうですね、折角拾って頂いた命、大切に行動するべきだと思います」


 リーズさんが僕の意図を正確に読み取って答えてくれ、フランさんも同意する。

 他の女性陣も似た様な意見だが、先ずは戦闘訓練と狩りに行けるレベルまで上がってからの話だと付け加えると、皆も安心した様だ。


「レベルに付いては様子を見ながら追々対応するとして、此処から僕達の創る国に付いての話をしましょう」

「国に付いて、何の話をするのでしょうか?」

「先ず、僕達の国ですが、民主主義ではなく王制になります。理由は勿論、僕が王になる為の国を創るという、僕の我儘から始まった計画だからです。異論のある方は移民しなくて結構ですし、この場を去って頂いても構いません」


 僕の強めの主張に、僅かに笑っている者、きょとんとしている者は居たが、席を立つ者は居なかった。


「今更悪ぶられても、我々は既にシロウ様に助けて頂いています。王になる事に異論は有りません」

「シロウさんが居なかったら、私もこの世に残っていませんもの。反対もできません」

「そうね、私もどうなっていたか分らないわ」

「母を助けて貰いました。反対なんかしません」

「飯も美味かったしな」

「お嬢様を助けて頂きましたからな」

「既にあれだけの投資をしているんですもの、誰も反対なんかできませんわ」


 メラニーさんは頷きで、他の皆は声で直接僕が王になる事を認めてくれる。


「ありがとうございます」

「いえ、シロウ様は本来、この国の王族である私が生涯を掛けて解決しなければならない問題を、僅か三日で全て解決してくれました。誰が王に相応しいかは一目瞭然です。そんなシロウ様が創る国、期待せずにはいられません」


 ライルさんの言葉に皆も頷いて賛同する。


「それでは期待に添えられる様に頑張らないといけませんね」


 皆の信頼に少し恥ずかしさを感じた僕は、お道化(どけ)た調子で答え、皆は微笑みで返してくれる。


「今後、暫く仮町で暮らした後、本国に移動する予定ですが、肝心の本国の場所が未だ決まっていません。どの様な場所が良いか、皆さん住みたい場所に希望とかは有りませんか?」

「本国が決まっていないのなら、そのまま今の町では駄目ですの?」

「ええ、上手く説明できませんが、あの町にずっと住むのには問題があります」


 流石にあの町が別の世界に在るとは説明できない。

 それにあの世界は完全に閉じた世界だから、あの星意外の星もない。

 何処まで行っても、あの世界は監獄でしかないのだ。


「ただ漠然と住みたい場所と言われましても、もう少し具体的な選択肢を頂けませんか?」

「実際に在るか分りませんが、現在人が住んで居ない事が前提として、アルベールの様な盆地、山岳地帯、森の中、島、浮遊島も残っていれば有かもしれません。後は地下とか海底とかも人が住める様に改造できるらしいです」


 前に天照達に聞いた話を思い出しながら答える。


「盆地や島は分かるのですが、地下や海底を住める様にって、できるんですか?」


 フランさんの疑問も尤もだ。


「結界や明かりの大規模な魔道具を用意すれば可能な様ですが、これは最終手段にしましょう」

「そうね、面倒そうだわ」


 リーズさんの感想に皆も頷く。


「あの、浮遊島って空に浮かんでる島って意味ですか? 天空のお城とか出来るんですか?」


 ペリーヌさんが少し喰い気味に尋ねて来る。


「そうです。岩の中に浮遊石という物質がある程度の割合で含まれていると、岩が空に浮かぶそうです。空人族が住んで居る島も多くあるので、天空の城は既に世界中に幾つも有る筈です。しかし僕達が住むには相当な大きさが有るか、地上の住処も無いと農作や狩りをできないので、生活も維持できません」


 そういや天照達が言っていた浮遊島の開発も全く手を付けていなかった。

 決定とか言いながら手を出していない事に突っ込みも無かったから、すっかり忘れていたよ。

 気になったので天照に確認してみると、素材集めからが儀式なので、もう少し後になるそうだ。

 儀式って何だと思いながらも、急がなくて良いならと納得する。


「天空のお城、見てみたいです」


 ペリーヌさんの言葉に、皆も気になる様で頷いて賛同する。

 今後、浮遊島の国を見付けたら、訪問可能か確認してみると皆に約束する。


 その後も色々話したが、結局、普通に島が無難という意見が一番多く、天空の城は浪漫だから捨てがたいが二番だった。

 気持ちは分かる。


「本国でも仮町の雰囲気に合わせるなら、現代風の建物が合いそうよね」

「リーズ様、代官ともなると仕事にも使う訳ですし、それなりに威厳も必要になります」

「つまり、宮殿風にするのが良いのでしょうか?」

「まだ本国も決まっていない内から家の様式を限定する必要は無いんじゃないでしょうか。今は複数考えておいて、引っ越し前に町に合いそうな物を選んだ方が無難だと思います」

「そうね、色々考えるのも楽しそうだわ」


 こうしてどんな家に住みたいかという話で女性陣が盛り上がる。


「宮殿とか、俺達には関係ないよな」

「私は家にどんな魔道具を付けられるかの方が気になります。この明かり魔道具だけでも付けられたら良いな」


 天井を見上げながらペリーヌさんが語る。


「確かに夜でも明るいのは良いよなー」

「良いですよねー」


 貴族女性が盛り上がる中、僅か二人の庶民組もひっそりと慎ましい希望を語り合っている。


「気の早い話だな」

「ですがどんな魔道具が有るのかは私も気になる処です。シロウ様、仮町の宿も明かりの魔道具が付いていた様ですが、あれだけの建物に付けて魔石の数は大丈夫なのですか?」

「ええ、魔石の効率化も進んでいますから問題ありません。理想としては電線の様に魔力線を各家庭に引ければと考えています」

「其処まで行くと本当に家電の様ですな。いや、この場合は家魔になるのかな?」

「家魔だと家に魔物が住んで居そうで嫌ですよ!」

「おっと、これは失敬」

「あはははは」


 こうして僕達は其々の未来予想図を楽しく語り合った。


 帰り際に、精密型を付けるライルさんとフランさん以外にも、正式に通常型を男女一体ずつ、絡繰りを護衛兼雑用に貸し出す事にした。

 始めは従者に従者は必要ないと断っていたメラニーさんも、リーズさんの護衛が増えると思って下さいと勧めると、納得してくれた。

 更に庶民組も家が狭いからと拒否していたが、仮町では家も大きくなるし、人じゃないから今は外でも問題無いと押し付ける。


 最後に家族のお土産にと、饅頭とお茶を其々の家族の人数分渡すと喜んでくれた。



読んで下さった方々、有難う御座います。

次も三週間以内に更新出来る様に目指して頑張りますので、次回も読んで頂けると嬉しいです。

また、気に入って頂けましたら、ブックマークや評価等もして頂けると、とても励みになりますので宜しくお願いします。

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