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将軍の戦力

大変長らくお待たせ致しました。

病気や、地震に停電等でPCは不調になったりと、色々問題が連続していて遅くなり申し訳ありません。

今後も暫く投稿が不定期になりますが、僅かでも楽しんで頂けたら幸いです。

 一〇三 将軍の戦力



 四狼達が夕食後の団欒を楽しんでいる頃、桜花は父に本日の出来事を報告していた。


「修行の内容は先に三刃を相手に見せてくれたのじゃが、本当に童の手足も斬ってくれるとは、事修行に関して四狼は本当に容赦がないのじゃ」

「儂も先に話は聞いておったのじゃが、身体の方はもう大丈夫なのか?」


 前もって確認の為に修行内容の報告を受けていたとはいえ国王も人の親、手足を切断されたという桜花の身体を心配している様だ。


「春菜が治療してくれたのじゃから既に問題は無いのじゃ」


 地球人に比べて怪我の出血が極端に少ないとはいえ、手足を切断すればそれなりに出血もする。

 しかし上位の治癒術師は手足だけでなく一部の内臓すら再生させてしまうのだ。流した血液の増量程度は容易い事なのである。

 桜花は言葉通りに元気に答えた。


「身体に不調が無いのならば良い。他には問題は無かったか?」

「そうじゃのう。他には見物人と思っておったのが精巧な絡繰りだった事くらいかの。あれだけ人に近いと色々使い道も多そうじゃ」

「人に近い絡繰りとはなんじゃ?」


 神紅郎は怪訝な顔をして聞き返す。


「人でない事を証明する為と言って文字通り、腹を開いて中を見せてくれたのじゃが、普通の絡繰りとは違って中は複雑な機械で埋め尽くされておったのじゃ」

「何っ!? 中身の有る絡繰りじゃとっ!」


 神紅郎は身を乗り出して声を張り上げる。


「なんじゃ父上、中身のある絡繰りは初めて見たが、中身が無いのに動く方が童としては不可解というものじゃ。其処迄(そこまで)驚く事でもなかろう」


 桜花にとっては中に何もないよりも、中に機械的な物が詰まっていた方が納得できる。前世的に言えば中身が無いのに動く方が怪異であり、理解できないというものだ。


「桜花も先の絡繰りの乱の事は知っておるじゃろう? その中に中身のある絡繰りが八体存在していたそうなのじゃが、どれも他の絡繰りとは桁違いの戦闘力を持っておったそうじゃ」

「その様な強力な絡繰りの存在なぞ、童は聞いた事が無いのじゃ」

「当然じゃ、この事は今となっては国の重鎮のみが知らされる極秘じゃ。将軍は強さの象徴でもあるのじゃが、その将軍の戦力でなければ対応できない兵器の存在なぞ、周知しても悪戯に不安を煽るだけじゃ」


 桜花が更に詳しく聞くと、他の絡繰りは一般兵でも複数人で掛かれば倒せたが、中身のある絡繰りには将軍を含む精鋭部隊で何とか倒したという。

 将軍が参戦して初めて倒せる敵に対して、一般兵では足止めにもならない。

 しかも進攻に加えられていたのが四体だけで、残りの四体は敵拠点の防衛に使われていたそうだ。

 もしも八体全てが一斉に進攻していたら、将軍の数で負ける郷は対応しきれずに最悪、攻め滅ぼされていた可能性もあったらしい。

 絡繰りの乱で将軍が一人亡くなっていたのは桜花も知っていたが、その犠牲は敵拠点制圧戦で中身のある絡繰りとの戦闘でやられたのだそうだ。


 将軍は全員で八人居るが、郷の町に居るのは半分の四人で、うち二人は時々交代で遠征に出る為、常駐しているのは三人だけだ。そして残りの四人は主に他の主要な都市や町に常駐している。

 そこら中に魔物の蔓延るこの世界において、戦力を中央だけに集中していては、地方の防衛が滞ってしまう。

 地方の弱体化はそのまま国土全体の縮小化に繋がるし、放置された土地に新たに勢力が現れたら戦乱の世に戻ってしまう可能性すらある為、地方の防衛戦力を減らす訳にもいかない。


 特に南西の鹿護島から海を渡った先には小鬼半島が在る。

 たかが小鬼でも数が増えれば一般兵にも十分な脅威になるのだ。

 毎年馬鹿みたいな数の小鬼が海を渡って来て被害も出ている為、此処の防衛力を減らす事はできない。


 東北の赤森も和富王国最東端であり、東に広がる大海から大型の魔物が極偶に現れる。

 流石に陸迄来るものは更に少なくなるが、海洋の魔物は総じて巨大だ。接近されただけで漁業の被害は甚大なものになる。

 実際に軍が出向いても追い返すのが関の山だが、やはりこの地の将軍も動かせない。


 北の群島も他の二ヶ所程では無いが、大小様々な島からなっている為、巨大な魔物は少ないが何にしろ島の数が多い。常日頃から魔物を減らしておかないと、何れ対処し切れなくなる可能性が有るので、やはり此処も戦力を減らす事ができない。


 最後の将軍は海将だが、周りを海に囲まれた和富王国において、やはり海軍力を減らす事もできない。

 隣接する他国が火具土だけだから、他国からの侵略という事態の可能性は低いが、海からの魔物の襲撃は少なくないのだ。

 だからといって将軍を増やしたとしても率いる兵まで増やす必要が有るし、更に高給な将軍や師団を遊ばせておく訳にもいかないのに普段の配属先が無い。仮に配属を決められても、常の仕事に追われて今度は緊急時に使えなくなる。

 結局、今の配置が最適なのだ。戦力が足りなければ狩人組合や各猟団に協力要請すれば良い。


 国王の言っている事は桜花にも分かる。絡繰り人形は今でこそ移動や単純労働等、便利に使われているが、かつては戦闘に使われていた。人工物だから材料と知識さえ有れば当然量産も可能なのだ。

 つまり、和富王国最強の八人でないと倒せない様な兵器が大量に用意できるという可能性は、多くの人々にとっては恐怖でしかないだろう。

 そんな情報が一般に出回ったら、絡繰りの乱の時の様に悪用しようと考える者が新たに現れるかもしれない。

 絡繰りの乱を繰り返させない為にも、情報の隠蔽はやむを得ないのだろう。


「しかし当時の将軍達より今の将軍達の方が位階は高い。今戦っても当時程の苦戦はせぬじゃろう」


 何年か前に四人の将軍に武士を加えた精鋭部隊で犠牲は出しつつも、体長が二百二十二(けん)(約400メートル)を超える真竜を倒している。

 それまでは多くの犠牲を出しつつも撤退させるのが精々だった事を考えると、今の将軍達は過去の将軍達よりも強いのは明白だ。


「今日、八神家に来ていた絡繰りは会話も成立するし、普通の人にしか見えんかったのじゃ。童もすっかり騙されてしまったのじゃよ」

「むぅ、当時の絡繰りが会話ができたのかは分からぬが、それだけ強力な絡繰りを大工仕事だけに使うのも不自然じゃ。何か思惑があるのやもしれぬな」


 一国の王ともなれば、何事も最悪を想定しておかなければならない。でなければ有事の際に多くの国民が犠牲になるからだ。

 国民の減少は国力の減少でもある。国力を維持発展させ、国の安定を図るのも王族の務め。高い身分には相応の責任というものも背負わねばならないのだ。


「じゃが実際に八神家の台所はその絡繰り達によって改修されておったのじゃ。城の厨房も改修できぬか尋ねたのじゃが、使い勝手が変わると慣れる迄は食事の質が落ちるじゃろうと、今の厨房は残しつつ新しい厨房を作る事を勧められたのじゃが、作っても構わぬじゃろうか?」

「今しがた、危険かもしれぬと言ったばかりなのじゃがな」

「何、絡繰り共を城に入れたくないのであれば、何処か別の場所で先に作っておいて貰って、出来た物を四狼に運ばせれば問題無いのじゃ」


 四狼の異界は桜花よりも大きいらしい。ならば台所程度は余裕で運べる筈だ。


「そういう事ならば構わぬ。しかし四狼が中継ぎしている者とやらの重要性と共に危険性も上がったのは事実じゃ。桜花も引き続き警戒を怠るで無いぞ」

「うむ、分ったのじゃ」


 報告を終えた桜花が退室して行く。


 四狼は次々と新しい魔道具を出してくるが、良くも悪くも魔道具は便利で使えるのだ。そんな魔道具を次々開発する者が居るのならば、できれば取り込みたいと考えるのは為政者として当然の事である。

 しかし敵対するなら容赦はしない。便利な道具は此方が持つ分には頼もしいが、敵対者が持てば脅威にしかならないからだ。

 この辺りの問題が解決するまでは桜花の婚約は様子見になるが、不逞士族をあぶり出す期間としては寧ろ丁度良いだろう。


「伊吹は居るか?」

「はっ、此処に」


 部屋の隅から音もなく伊吹が現れる。


「伊吹から見て例の絡繰りとやらはどうじゃった?」

「私も説明されるまで人だと思っていたで御座る。ですが今になって考えると、恐らく春菜殿は気付いていた様で御座る」

「つまり、高位階の者ならば気付けるという事か。ふむ、伊吹がそう考えるのであれば、そうなのじゃろう。ならば緊急性は然程高くは無いな」


 本当に危険なのは、他と見分けのつかない敵対勢力が人知れず浸透していた場合だ。

 神紅郎は完全に見分けが付かない訳では無いと知ると、警戒は必要だが緊急の対策が必要な程では無いのだと僅かに安堵する。


「して、その四狼や他の婿候補家で不審な動きは無いか?」


 神紅郎は桜花の婿候補に残った他の家と同様に、八神家にも何かしらの影響が無かったかの確認をする。


「四狼殿本人の周りには特に問題は見当たらないで御座るが、二刃が先日襲撃にあったそうで御座る」

「ふむ、ならば二刃の周辺にこそ、より厳重に警戒すべきか?」


 二刃もあ奴の婚約者候補の一人。桜花の婚約者候補と同様に競争相手が大勢居り、此方も色々と問題が有る。

 女の適正婚期は男より早くて圧倒的に短い。中には焦って強硬手段を用いる馬鹿が出るかもしれん。警戒は必要だろう。


「裏は取れていないので確証は無いで御座るが、襲撃したのは只のゴロツキなので心配には及ばないで御座る。それに八神家には奥方の何方かが必ず滞在しているので、屋敷に居る分には心配無いで御座るよ」


 確かに二刃の母達は龍牙の妻であり、双方共に大隊長に次ぐ程の強者である。

 更に昼間は屋敷に滞在して居る師範代の者達は勿論、並の一般兵よりも強い門下生が大勢居る為、通常の戦力では八神家を襲撃するのは只の自殺行為に他ならない。


「うむ、ならば皆が寝静まり、師範代や門下生が帰った夜間はどうなのじゃ?」

「それこそ八神家は常在戦場を家風とする家、心配御座らぬ。実際、姫様の婚約者候補を絞った後辺りから八神家に侵入を試みたと思われる者達が若干増えている様で御座るが、侵入に成功した者は誰一人いないで御座るし、数人は見回りに捕縛されているで御座る」

「まぁ、あの八神邸じゃしの、おいそれと侵入はできまい」


 塀の高さこそ城壁の半分も無いが、一般的な屋敷と呼べる建物の中では高い。

 それに加えて住人の大半が武士の平均を遥かに上回る強者揃いの屋敷に、おいそれと忍び込める筈も無い。


「それが、捕縛した夜回りによると塀の前で飛び跳ねて侵入しようとしていた様に見えたが、跳躍の高さがまるで足りていなかったそうで御座る」


 伊吹の話によると、捕まえた者達は皆一様に酷く酔っていて話にならず、中には塀の前で眠りこけていた者迄居たらしい。

 翌朝酔いが覚めた後に再度尋問したが、全員何をしていたか覚えていなかったそうだ。

 初めは只の酔っぱらいとして処理していたが、複数回同じ事が起きた為に詳しく調べると、全員飲んでいた酒場が八神邸から遠く離れていて、自宅への方向も違う事から、酔って判断力の落ちた状態で何者かに呪術を掛けられて操られていた可能性が浮上してきたそうだ。


「確かに酔っておれば呪術も掛かり易かろう。しかし只の町人が酔った状態で武家屋敷に忍び込める筈も無いし、忍び込めたとして何か出来るとも思えぬ。術者は何をさせたかったのか、不可解じゃな」

「そうで御座るな」


 二人が暫し頭を捻って考えるが、答えは出なかった。


「今直ぐに八神家が如何こうなるという訳でも無さそうじゃ。考えても分からぬ事で時間を潰す訳にもいかぬな。兎粋(といき)はおるか」


 神紅郎は頭を切り替え、次の報告者を呼ぶ。


「はっ! 此処に」


 返事と共に隣の部屋から女が姿を現す。


「兎粋姉」

「はいはい伊吹、個人的な話は後でね」


 兎粋と呼ばれた女は伊吹の姉であり、御庭番の一人でもある。

 兎粋は妹の伊吹の態度を窘めると、伊吹の隣に跪く。


「桜花の婿候補から外れた者達の様子はどうじゃ?」

「はい、殆どの者は元から運が良ければといった様子で、多少残念そうではありましたが受け入れている模様です。しかし幾つかの、主に商家では未だ諦め切れていない節があります」


 無理もない。姫を娶れば士族ならば位が上がる可能性も上がるし、商人ならば商機が増えるだろう。

 それに親馬鹿と言われようが桜花は相当の美人だ。それだけで嫁に欲しいと考える者は幾らでも居る。


「能力的に問題が無くとも桜花が王位を諦めない限り、相手は王配資格者に限定されるのだから致し方あるまい。具体的に何か行動を起こしそうな者は居るか?」

「はい、確実に不審と取れる者は今の処居ませんが、松井商会と桜井商会の武具の買い付けが極端に増えているのが気になります」

「兎粋姉上、何方も専属の猟団も持っている中堅の商会で御座るから、武具の買い付けが増えても不思議ではないと思うので御座るが?」

「常識的な数ならそうなのだけど、それが十倍以上でも?」

「じゅ、十倍は確かに多過ぎるで御座るな」

「一応、赤実猟団も武具購入は増えていますが、団員も増加傾向ですから、不自然では無いと思われます」

「そうじゃな、赤実に不信な点は無さそうじゃが、松井と桜井は若干違和感があるのう」


 兎粋は伊吹の反応に頷くと報告を続ける。


「はい、しかもその殆どが大太刀や豪槍、大槌等の大型の武器ばかりなのです」

「兎粋姉上、両商会の猟団員は体格の良い者が多かったで御座る。自前で使う可能性は無いので御座るか?」

「自前で使うにしても、団員が増えていなければ武器も増やす必要は無いわ。それに狩りに大型武器は見合わないわ」

「それもそうで御座るな」


 大型の武器は当然身体が大きくないと逆に武器に振り回されてしまい、扱い辛い。

 更に素早い小型の魔物には当て辛いし、当たっても攻撃力が過剰なせいで素材が痛み易くなる。

 素材を目的とした狩りではなく、倒すだけの討伐ならあり得るが、小型の魔物の討伐に大型武器は必要が無い。


 通常大型の武器を使うのはその威力を十分に発揮できる中型以上の魔物の方が都合が良い。

 しかし中型の魔物は確かに見入りは良いが、利益以上に危険度が高い。

 中型の魔物を狩れるのは、軍と余程の腕を持つ狩人を揃えられる上位の猟団だけだ。

 一般的な猟団の標的は小型の魔物になる。人員を多く配備して役割を分担する事で一度の狩りで多数を狩るのが猟団の狩り方だ。

 従って、大型の武器を仕入れても買い手は余り居ない事になる。


 仕入れた武器を商会の抱える猟団に使わせる可能性もあるが、両商会に中型と戦える程の強者が居るという話は聞いた事が無い。

 今後、猟団は体格の良い団員を揃えて中型の魔物を狙う予定なのだろうか。

 であれば、桜花の婿候補から外された事との関係性は低そうだ。


「大型の武器ならば人相手では扱い辛かろう。無視もできぬが通常の警戒に落として問題なかろう。その分広い警戒を怠るで無いぞ」

「はっ! 両商会は警戒対象からは外さずに監視強度を下げ、他の町からの情報も増やします」


 兎粋は頭を下げて神紅郎の命に従う。


「他には気になる点はあるか?」

「狩人による魔物狩りは順調なのですが、魔石大手の草薙商会からの魔石供給量減少を完全に埋めるには至っておりません。この状態が続くと秋頃には魔石の売り値が上がりそうです」


 夏場に余裕をもって魔石を確保しておかないと、狩りの難しい冬に魔石が不足しかねない。

 和富王国の冬は厳しい。十分な魔石が無いと富裕層の暖房にも影響が出る可能性が有り、そのしわ寄せは下級層にも波及するだろう。

 本来ならばかなり深刻な状態なのだが、幸いにも四狼が用意した魔石柱があるし、桜花も何やら画策している様子。

 不足が顕在化する前に魔石柱をある程度普及させる事ができれば、逆に草薙商会の力を削ぐ事もできよう。

 草薙は短期間で第一商候にまで上り詰めた優秀な商人だとしても、経歴に不明な点も多い。

 一輝が城に連れて来た商人とはいえ、用心するに越した事はないじゃろう。


「草薙商会には逆に警戒が必要そうじゃな。人を回しておけ」

「はっ!」


 兎粋は頷くと更に報告を続け、時には伊吹も補足情報を追加して夜の報告会は暫く続き、春風姉妹が退出した後も神紅郎は他の者からの報告が続く為、王の夜はまだまだ終わらないのだった。


 やがて神紅郎の本日の業務が終わると、ふと考える。

 最近は四狼や幻奉のもたらす新しい魔道具や商売と、やたらと濃い報告が続く。

 そんな時期に続く高位家の若者達の婚姻問題。二百年振りに時代が動くのかもしれん。

 早く王位を譲って楽になりたいものだが王位継承は最大の問題の一つ。しかも候補の二人は共に未だ十代で伴侶すら決まっていない以上、先は長そうだ。

 神紅郎の苦悩はまだまだ続く。



読んで下さった方々、有難う御座います。

病院の待ち時間等に紙に書いた下書き的なプロットが数話分ありますので、新たな問題が起きなければ、今回の様にお待たせせずに更新出来るかと思いますので、今後も宜しくお願い致します。


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