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善棍悪剣  作者: 東武瑛
2/7

次は誰を殺るか

翌朝。雨はやみ青空が広がっていた。

鄭の家に男が入って来る。

「先生、おはようございます」

家の中はシーンとしている。

男が二階に上がる。

「先生」

男が叫ぶ。 

鄭が血を流して倒れている。

「大変だ。先生が死んでいる」

男は階段を降り、家から街中に出て行った。

その後。

鄭の家の居間でテーブルを囲み男達が座っていた。

「たぶん、朱の仕業だろう」 

口ひげを生やした年輩の男が言った。

「袁師範代、そうでしょう。奴は先生に破門され恨んでましたからね」若い男が言った。

「とにかく奴を探し出す事だ」袁は皆に言った。

山中

湖畔に小屋があった。

ロウソクの灯火に照らし、朱は書物を読んでいた。

立ち上がると剣を抜き、振り回すとロウソクの火が消えた。

剣を片手に外に出ると小枝を切り落としていく。

剣を鞘に収め座り、湖を眺める。

青空を写し湖面も青い。

「次は誰を殺るか」

朱は立ち上がり、馬に乗り山道を走って行った。

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