序章
今からおよそ100年前。
再び世界大戦の足音が聞こえ始めた最中、世界中の至る所で魔法と呼ばれる力を持つ者たちが現れ始めた。
ある者は自国に協力し大戦において影で活躍、『魔法使い』『魔術師』と呼ばれた。
また、ある者は世界大戦などに興味も持たず、自らの欲の為だけに魔法を行使し、『リーパー』と呼ばれた。
時を同じくして、人間を喰らう『ファントム』という化け物が現れ、社会の裏で人を襲い始めた。
ファントムに対抗することができた魔法使いたちは世界大戦の影でファントムとの死闘く繰り広げた。
そして、世界大戦が終わり、世界は比較的平和になった。
しかし、それは表向きだけの平和に過ぎなかった。
ファントムも魔法使いも増え続け、ファントムによる被害も増え続けた。
国連はファントムと魔法使いの存在を隠匿出来なくなり、これらを世界中に公開すると同時にある策を打った。
それが魔法使いを育成する機関『魔法学院』を各国に設立することだった。
その主な目的はファントムへの対抗とリーパーを捕獲及び処刑する魔法使いの育成だ。
更新は少しずつになるか、纏めてになるかはわかりません。
長い目で見守って下さい。