表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お父さんのVRMMO奮闘記  作者: まるぼろ
序章 ログイン
7/16

西の森 1

西門の先には東の森に比べて深く茂った木々に覆われたフィールドだった。

草は無造作に伸び、鬱蒼と茂った草むらの先からは獣たちの声が響いている。


「ん~・・・ここのフィールドの標準レベルっていくつなんだろうな」


まるで樹海だなぁ・・・ってちょっと森の中に入るだけで、まだ日中なのに周りが暗く感じるのは、日の光が届かないくらい大きな木々が上空を覆っているからだろうな。


まぁ死んでも自分の居住スペースに戻るだけだって夕陽が言ってたし、最悪死に戻り覚悟ってことで、フィールド進んでいくか。


木々の中を歩いていくと見慣れないキノコや薬草類を発見することができた。

鑑定スキルのレベル上げを行っておこう。


現在の自分のスキルをスキルウィンドウを開いて一度確認しておく。


取得スキル一覧

【ナックル使いLv5】

【ナックル職人Lv1】

【武器メンテナンスLv1】

【危機察知強化Lv4】

【筋力強化Lv5】

【識別Lv3】

【鑑定Lv2】

【料理Lv1】

【交渉Lv2】*商人専用スキル

【売買Lv2】*商人専用スキル


【スキルポイント】5



ん、いつの間にか交渉と売買スキルのレベルが上がってるな、セリナさんと交渉して売買したからか。


昨日は戦ってばっかりいたからな、鑑定スキルが全然上がっていない。

よし、今日は鑑定スキルを磨いていこう。

鑑定スキルは街ではレベルが上がらないからな、地道にフィールドに出て自分でアイテムを鑑定していかなくちゃいけない。

鑑定失敗するとせっかく手に入れた素材やアイテムが消失だけじゃなく、スキルレベルも上がらない。

だからこうやって群生しているアイテム相手にレベル上げておかなくちゃいけないんだよな。

『私はそんな手間するんだったら別のスキルを磨くわ、だって街に戻ればNPCが鑑定してくれるんだもん。100%成功するし』

って、夕陽に怒られたっけ。


いいじゃないか、自分でアイテムを見つけてその場で鑑定。

これぞ生産職の醍醐味だろ。


とりあえず目の前の大きな木の根っこに群生しているキノコを手に取る。

鑑定スキルを使用っと。


キノコの前にメッセージウィンドウが表示される。

鑑定中・・・鑑定失敗。


くそ、やっぱりレベル低いな。

でも、めげないし、目の前には10個以上あるんだからまだまだ大丈夫だろう。


って、思っていた時期が俺にもありました。

その後何度も鑑定するが、どうしても鑑定できない。

鑑定の判定が厳しすぎる。

これは何をもって鑑定の成否を判断しているのだろうか、単純にスキルレベルだけだろうか?


単純にスキルレベルだけならば、レベル上げていけばいいだけだろうが、

それだけではないと信じたい。

料理スキルも不遇スキルと言いながらも、普通に料理できたし。

何かあるはずだ、そう思って目の前のキノコに集中する。

すると、キノコの目の前のメッセージウィンドウの後ろに何か別ウィンドウが重なっているように見えた。

俺はおもむろにメッセージウィンドウをどかす。

すると、判定ウィンドウなるものが出ていることがわかった。


「ちょ、これウィンドウ隠れてるじゃん」

これは仕様バグなんじゃ・・・。


判別ウィンドウは、真ん中に成功、両端に失敗のポイントがあり、その間をポインタが行き来していた。

これは成功のところでポインタを止めれば鑑定できるようになるんだろうな。

若干早いけど、さっきみたいな運に頼らない感じなのはやりがいがあるな。


判別ウィンドウを発見してから3回に1回は成功させることができた。

そのおかげか、スキルも2上がって現在鑑定スキルはレベル4。

ちなみに西の森で発見できたキノコや薬草類は以下。


【サイレントキノコ】

西の森で採取できるキノコ。

ビッグツリーの下で群生していることが多い。

周りの音を吸収する性質をもつ。


重量3


【ライトリーフ】

日の光が届かない森の中で採取できる数少ない薬草。

通常の薬草よりも日の光を蓄える性質を持つ。

暗視効果上昇 Lv1


重量2



ライトリーフは暗い森の中で、ぼうっと光っていたから採取してみた。

暗視効果上昇って結構いい効果なんじゃないかなあ・・・まあ大目に採取しておこう。

アイテムボックスがキノコと薬草で半分を占めたところで、にやけ顔の俺は気づいた。


「ここどこだ・・・」




プレイヤーレベル:5

ジョブレベル:10


1次ジョブ】商人


【基礎ステータス】

 STR 25

 AGI 15

 VIT 15

 INT 15

 DEX 20

 LUK 15

 

【ステータスポイント】4

【スキルポイント】5


【数値ステータス】

HP:413

MP:128

攻撃力:35+0

魔法攻撃力:25+0

防御力:28+0

魔法防御力:30+0

命中率:235

回避率:152

行動速度:30

運:6


取得スキル一覧

【ナックル使いLv5】

【ナックル職人Lv1】

【武器メンテナンスLv1】

【危機察知強化Lv4】

【筋力強化Lv5】

【識別Lv3】

【鑑定Lv4】

【料理Lv2】

【交渉Lv2】*商人専用スキル

【売買Lv2】*商人専用スキル


【装備一覧】

頭:なし

肩:なし

服:布の服

右手:初心者用ナックル:重量30

左手:なし

足:初心者用靴:重量10

アクセサリ:なし


【アイテムボックス】(限界積載量:225)

初心者用ポーション5個:重量10

サイレントキノコ18個:重量54

ライトリーフ10枚:重量20

道迷いました。


限界積載量を追加してみました。

装備品の重量も加味されて、限界超えると移動速度が10分の1になるので気をつけないといけません。


一部スキルLVの誤り修正。

ご指摘感謝。


スキルポイント修正。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ