プロローグ
近頃、俺は変な夢を見るようになった。
「またこの夢かよ・・・」
その夢を見ると俺は気分が悪くなる。
知らないおっさん達が自分に指差しながら何かを言っている夢だ。
言っていることが意味が分からないものだらけで特に意味が分からないのは異世界だの、勇者だの、一般人から見たらとても痛い人に見える。
そのことにブツブツ文句を言いながら俺は部屋を出て学校に行く準備をした。
「行ってきます」と短い挨拶を言い俺は学校へと向かった。
学校は個人的には好きだ。まぁ学校と言うより自分の担当の教師が好きだと言ったほうがいいかな?
自分の知らないことを教えてくれるし、人として尊敬できる部分も多いから話しているだけで楽しく感じる。
欠伸をしながら学校へと向かうと幼馴染の由希と出会った。
「よう、由希」
「あ、おはよう~信ちゃん!」
由希と俺は幼稚園からの付き合いだ。
家も昔は隣同士で家族ぐるみの付き合いをしていたが小学校の時、俺の家の都合で遠くへ引っ越してしまったが、中学の半ばでまたこの街に戻ることが出来た為由希とまた会えることになった。そのことがとても嬉しかった。
で由希にはこの夢について相談に乗ってもらっている。
大抵違うんじゃないか?っていう返答をするけど相談するだけでも気分が楽になることがあるから頼っている。
「ねぇ、信ちゃんあそこにある穴って不自然じゃない?」
といきなり由希が言ってきた。その穴を見ると本当に不自然で地面にぽっかりと大きな穴が空いていた。
「多分あれ工事とかじゃないよね」
「だよね・・・」
とか言っているとその穴が段々近づいてきた。
俺はいきなり近づいてきた事に対して驚き避けることが出来なかった。
そして俺はその穴に落ちてしまった。
薄れ行く意識の中で聞いたのが由希が自分の名前を叫んでいる声だった。
始めまして!
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