瑠弥の性格
そこへ入ってきたのは
私の知らない男の人だった。
男は
"叶多…さん。
僕と付き合ってくれませんか??"と言ってきた。
私は相手のことを何も知らないのでもちろん断った。
そしたら男が近寄ってきた。
"どうしてですか??"
と言ってきた。
一歩一歩近付いてくる相手に私は一歩一歩後退りした。
しかし行き止まりになった。
"どうしてですか??"
[私はあなたのこと知りませんし…。
いきなり付き合ってって言われても無理です。]
"…そうですか。
じゃあ一日だけでもいいんで。"
と言い、私の手首を掴み無理矢理抱き寄せようとした。
私は一生懸命振り払ったが男の力には勝てない。
両手を掴まれ、相手は私にキスをしようと顔を近付けた。
そのとき、理科室の扉が開き
"やめろっ
テメェみたいな汚いやつが叶多に触ったら叶多が汚れるだろ。"
と言い少年が入ってきた。
瑠弥だった。
"誰だお前!?"
と変な男が言った。
『誰でもいいだろ。
それより離せよ。
その手。』
"ぼ…僕の叶多さんだ。
離さない。"
『何言ってんだお前。
俺のだよ。
離さねぇなら力ずくでも離してやるよ。』
瑠弥はそう言ったあと、男を突き飛ばした。
男はビビって逃げていった。
『情けなっ』
と小声で言ったあと
私に優しい声で
『大丈夫だった??』
と言ってくれた。
私は嬉しすぎて少し泣きながら瑠弥に抱きついた。
[ありがと。]
『僕は叶多先輩のヒーローだからね☆』
[うんっ(笑)]
瑠弥は抱きついた私を優しく離し
『何もされてない??』
と言った。
[うん]
『そっか。
なら良かった。
じゃあ帰ろっか!』
[…うん]
そう言い、理科室を出た。
『あっ
部活!!
…まぁいいや♪笑
もう帰ろっか☆』
[…うん]
『どうしたの??』
[…性格。
さっきと全然違うね]
『あぁ…
僕は嫌いな人にはああなるのっ』
[へぇ〜
そうなんだ。
瑠弥って頼りになるねっ
あっ
学校に忘れ物した…
ゴメン、先に帰ってて!]
『え…。あ、うん。』
私は瑠弥の返事を聞かず学校へと戻った。
本当は学校に忘れ物なんてしていない。
あんなにカッコよく私を守ってくれた瑠弥の横にいると
緊張でどうにかなりそうだったから。
○瑠弥○
(頼りになるねなんた初めて言われたよ!!
ホント、叶多先輩大好き!!
あ…
あの時、叶多先輩のこと呼び捨てで言っちゃった…
まぁ
いっか☆
あ!!
今日付き合って下さいって言うつもりだったのに…
明日こそ告白しなきゃ…)
といろいろ考えながら帰っていった。




