明日の予定
もうそろそろ寝ようかな
そう思ったころ、メールがきた。
瑠弥だった。
『ゴメンなさい!
明日行けなくなっちゃった(T_T)
なんかね、さっき僕のクラスの女子から学校早く来いとか言われてさ!!
ヤダって言ったのに聞いてくれんかった!!』
[仕方ないね。
告白でもされるんじゃない??(笑)]
『僕なんかされるわけないよっ
されても僕は叶多先輩一筋だし♪ 』
[ありがとね]
『そいいえばまだ聞いてなかったんですけど…
叶多先輩、彼氏いますか??』
[いないよ(笑)]
『ホント!?
よかった☆
すいませんっ
今日はメール終わりますねっ
さようなら♪』
[ばいばい]
メールが終わり、私は寝る準備に入った。
しかしすごく瑠弥にメールしたくなった。
でも迷惑になるからやめよう。そう思ったが無意識のうちにメールしていた。
[ゴメン…。
今大丈夫??]
5分くらいたち
(やっぱりもうダメか)と思った。
しかし返信がきた。
『大丈夫だよんっ
どうかしたの??』
[特に何もないんだけど…
瑠弥にメールしたくなって。]
『そうなんだ…。
僕でよかったらいつでもメールしてっ
僕、授業中とかもよくケータイいじってるからいつでも返信出来ると思う☆』
[ありがとっ
ゴメンね、急にメールしちゃって…]
『全然へーきだって!
明日さ
行きは一緒に行けないから帰りは一緒に帰らない??』
[うんっ
一緒に帰る♪]
『じゃあまた校門のとこらへんで待ってるねっ
あ!
でも僕、明日は部活やらないと怒られるんだ…。』
[そうなの??
じゃあ私待ってるよ!]
『え!?
いいの??』
[うんっ]
『ありがとうございますっ!!!』
[いーよっ
今日は急にメールしてゴメンね。
じゃあまた明日ね☆]
『はいっ
さようなら♪』
メールが終わった。
でも、私は少し安心した。
明日もまた会えるんだ。
そう思ったからである。




