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告白
泣いている私を見て
瑠弥は私を抱き寄せた。
『ゴメン…。
きっと僕のせいだよね。
僕ね
叶多先輩だけには迷惑かけたくなかったから。
ホントにゴメン…。』
[謝らないでよ…。
よけい悲しくなるよ…。]
『ゴメン…。』
抱き寄せた私を少し離し
私の目を見ながら
『僕ね
ホントに叶多先輩が好きだよ。
こんなに可愛くて、優しくて…。
叶多先輩の全てが好き。
けどね
僕は泣いてる顔よりも笑顔の叶多先輩が好きなんだ。
笑ってくれませんか??』
私はその言葉を言ってもらえてとても嬉しかった。
私は自然と笑顔になった。
『そう!
その顔が大好き♪
…叶多先輩
僕と付き合ってくれない??』
私の一番待っていた言葉を言ってくれた。
すごく嬉しかった。
[…うん]
と私は答えた。
私たちは見つめ合い
笑った。
すごく幸せだった。
初めはすごく辛かったのに今は逆。
こうゆうことがあるから人生は楽しい。
(瑠弥、大好きっ)




