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6話:『カラオケ』
次の日、学校に行くとラドンの死はすでに噂されてた
心配してそうな顔をしながらエムと匿名Aが近づいてくる
「顔色悪いぞ K、てか昨日ラドンと遊園地行ってたんだな」
「大丈夫だよ、K が気にかけることはないよ、運が悪かっただけ」
「う、うーん」
K は不安な顔をしている
匿名Aは思いついたように言う
「そうだ!今度一緒にカラオケとか行こうぜ」
「いいねA 行こうよ」
Kは少し考えて口を開く
「そうだね、ずっとめそめそしててもあれだしね、行こっか」
「じゃあ、今週の木曜日学校休みらしいから行こうぜ!」
「賛成!楽しみだね、って次音楽だ、移動教室だ」
「急げ急げ」
音楽の授業に間に合ったが、K はまだラドンとニコライの件を思っていた
(だめだだめだ、楽しいこと考えよ)
授業後
「音楽の先生、なんだっけ」
「江東先生?」
「そうそう、変な先生だったよね、急に能やり始めたし」
「それなぁ」
そんなたわいもない会話が今の K にとっては最高に楽しかった
家に帰り、日記を書く
今日の出来事、楽しかったことを書き留めた




