種族
〘神人族〙
全てのプレイヤーが固定で設定されている種族。変更不可。
神様に一番最後に創られた種族と文献では記されている。
寿命はない。老けもしない。所謂不老不死。
初期設定の人間族から種族を変えると、神人族の○○族という後ろの表記や呼び方が変わる。
また種族変更は、自分で選択する以外にランダム選択も出来、それでしか出ない種族が存在する。レア種族が出る確率はかなり低い。
〘人間族〙
キャラクタークリエイト前の初期アバターに、最初に設定されている種族。
世界で一番多い。
何をするにも器用で、ほとんどのものに適性を持つ。ただし器用貧乏にもなりがち。
寿命はそこそこ。たまに100歳を超える人もいるらしい。
レア度低めな一般人。
〘獣人族〙
動物と人が混じりあった見た目を持つ種族。
耳や尻尾等しかない人に近い見た目の者と、全身に毛が生えてまるで二足歩行の動物という見た目の者がいる。獣度の割合は、人それぞれ。
身体能力が高く、それに関する魔法の扱いが上手い。
レア度低めな一般人。
〘エルフ族〙
ほぼ全ての魔法・魔術を使用でき得意としているが、特に風の魔法・魔術に高い適性を持つ種族。
大人のエルフの耳は長さ15cm程で、人間の耳のように丸くはなく、細長く先端が尖っている。
エルフ族同士の間にできた子供がこの種族になる。
寿命はハーフエルフ族よりも長く、600歳を超える者もいるんだとか。
レア度低めな一般人。
〘ハーフエルフ族〙
風の魔法・魔術に適性を持ち、エルフ族よりは武術方面で適性があるものが多い。やる事なす事程々にこなせる種族。
大人のエルフの耳は人間と同じ大きさで丸く、先端のみほんの少し尖っている。
人間族とエルフ族か、ハーフエルフ族同士の間にできた子供がこの種族になる。
寿命は獣人族よりも長く、400歳を超える者もいるんだとか。
レア度低めな一般人。
〘ドワーフ〙
褐色の肌に福耳、そして整った髭を持つワイルドな見た目の者が多い種族。
人間族と同じく、身長の高い人がいれば低い人もいるし、太っている人がいれば痩せている人もいる。
男性の六割は髭を生やし整え大事にしており、女性の三割も同様。髭を生やしているのは種族の伝統を重んじる50歳以上の者達。若い世代は不潔だと嫌い、ほぼ生やしている人はいない。
獣人族より筋肉がつきやすく腕力に優れ、拳や脚による肉弾戦・接近戦が得意。魔法や魔術は不得手、習得しづらい。
獣人族より長命、ハーフエルフ族より短命。
レア度低めな一般人。
〘龍人族〙
立派な角に尻尾、翼、縦長の瞳孔を持つ人型の種族。
知能高き龍のモンスターと人間族か、龍人族同士の間にできた子供がこの種族になる。
身体能力は獣人族と比べやや低い。しかし、要所要所に生えた鱗は絶大な防御力をほこり、並の武器では傷すら付かないほど。
魔法の使用は可能だが、威力が半減する。その代わり、武器を使った攻撃は1.5倍になる。
比較的レアな一般人。
〘天使族〙
頭上に光の輪、通称天使の輪を浮かせ、純白の翼を背につけた種族。
聖と光の魔法や魔術に高い適性を持つが、邪と闇の魔法や魔術、武術は適性が低く習得しずらい。
寿命は龍人族よりも長く、2千歳を超える者もいるんだとか。子供ができにくいことでも有名。
雲の上にある国に住んでいるが、地上の国と交流を盛んに行っている上に、地上に住んでいる者もそれなりにいるため、レア度中の一般人。
〘魔族〙
産まれながらにして多い魔力量と、闇の魔法・魔術に高い適性を持つ種族。
基本的に皆、頭から2つ角が生えている。
角なしや一本角で産まれてくると、疎まれ仲間外れにされ肩身の狭い人生を送ることに⋯。
その者達は自力で別の大陸へ渡り、集落を作って幸せな暮らしをしている。
角なしや一本角は、そこそこレアな一般人。
二本角は滅多に出会えない、レア度が非常に高い一般人。
〘妖精族〙
皆宿る対象を持ち、魔力で出来た小さな体をもう一つの体として動かし活動する種族。
あまり見かけることはないが、少なくない頻度で色々なエリアに出現する。
寿命はほぼ存在しない。魔力の供給が続く限り不滅。
比較的レアな一般人。
モンスターではないので攻撃しないように。兵士が飛んでくるぞ。
➥〘腐血樹の妖精〙
腐った血を取り込み成長した木が進化して腐血樹へ。
その腐血樹が分体として生み出す妖精。
妖精の中ではそれなりにいる方。
新鮮な血と腐った血を両方取り込んだ木から生まれる妖精の方がもっと多い(弱肉強食の世界で死んだ動物が多いため)。