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05

 




 お兄ちゃんがいなくなった事に私たちはすぐに気が付いた。

 だってーーー。



「お父さん……。お兄ちゃん、荷物だけになっちゃった!!?」

「ぇっ、あっ!!!ホントだ!!!」



 ーーーなっちゃったのである。

 お母さんの部屋から転移陣を使って異世界に来た私とお父さんは、床に転がったお兄ちゃんのリュックサックを見て顔を青ざめていた。


 ここ、テイルドジード帝国のとある地下には世界の中心と呼ばれる施設ーーー【グランドゼフト】なる場所に通じる道があり、お父さんは「その施設内の設備を使って地球とこの世界を行き来しているのだ」と私たちに説明した。

 白一色の施設内は何も無く、殺風景。

 床に転がるお兄ちゃんのリュックサックは当然ながらモノを言わず、ぽつねんとしている。



「どうしよう、お父さん。お兄ちゃん、どこいっちゃったんだろ」

「うぅーん。一緒に転移した筈なんだけど」

「あっ、もしかして、まだ家に居たりしないかな?定員オーバーみたいな感じで!」



 やだ、なにそれ。

 荷物に先を越されるお兄ちゃんとか、ちょっと面白い。



「プフッ……」

「陽ちゃん、笑ってない?」

「笑ってない、よ?……一人で部屋に取り残されてるお兄ちゃんなんて想像、して、……ぶふ、ないよ」

「……ブフッ!」

「お、ぉ父さん、笑っちゃ、くく、ダメだよ」

「い、いゃ、笑って、なんかない……よ。くくくくく」



 お兄ちゃん、せっかくの異世界なのにツイてないなあ。



「ンンッ!陽ちゃん。真面目な話。もし春樹がお母さんの部屋に取り残されてしまっていた場合、転移後はすぐに地球に戻れないから今は確認できないんだ。でも、家にいるなら安心だ。お兄ちゃんには悪いけど、休暇を家で楽しんでもらおう」



 でもーーー。

 言葉を区切ると、お父さんはお兄ちゃんの荷物を持ち上げ、外側の小さなポケットを開けた。そして、躊躇なく中に手を入れると何かを取り出した。



「陽ちゃん。これがなんだか分かる?」



 長いケーブルだけがくっついた四角い白い箱。



「モバイルバッテリー……、あ!!!」

「どうやら我が家の長男はこの世界の何処かに飛ばされてしまったらしい」

「あのバカ兄ぃは、本当にもう!」



 転移する際の注意事項として、お父さんは私たちに口酸っぱく言っていたことがある。



 ーーー電気を帯びた物は絶対に持ち込まないこと。



 具体的には何かと問うと、スマホやゲーム機、電池。そして、充電用バッテリーなどだった。

 どうして持って行ってはいけないのか聞いたけれど、詳しいことは教えてくれなかった。


 父曰くーーー、

「説明がややこしいから今度ね!とにかく、不具合が生じるからダメ」

 ーーーなのだそうだ。


 まさか、モバイルバッテリー一つでお兄ちゃんがこんな事になるとは思いもしなかった。



「持ってくるなって言ったのに。ハルの奴」

「えっと、多分そのカバン。お兄ちゃんがいつもバイトに持って行ってるやつだから中身を抜き忘れたんじゃないかな」

「次からは荷物検査をするか」

「え、やだ」

「そう言われると思ってたよ。……とにかく、お兄ちゃんが何処に飛んだか探そう」



 お父さんはモバイルバッテリーをポケットの中に戻すと部屋の扉を開けて私を手招きした。



「着いて来て。離れないようにね。お父さんでもこの施設の中はよく分からないから、絶対に迷子にならないように」

「お兄ちゃんをどうやって探すの?」

「まずはある人物に会いに行く……」

「誰?」

「ちょっとした知り合いだよ」



 早足で廊下を進んでいくお父さんの手を後ろから掴みながら、私はその後を着いて行った。





 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





 一方その頃、消えたお兄ちゃんこと相模春樹はというと。



「名を名乗れ」

「っ!?」



 仰向けに転がった状態で金髪の女の子に尋問されていた。



「早う言わぬと、頭が体とさよならするぞ。貴様は誰じゃ。名を名乗れ」



 鋭利に尖った光の塊を首に突き付けながら、その少女は美しい紫紺の瞳で俺を睨み付ける。背の低い華奢な体は見下ろされている状態からでも十分に分かり、俺が勢いよく起き上がり、一瞬の内に突き飛ばしてしまえばあっという間に逃げられそうだった。

 しかし。



「……っ」

「逃げようなどと思わんことじゃ。我を相手にした時点で選択肢は生きるか死ぬかの二つのみ。正しく判断せよ」



 体のどこにも触れられていないのに、俺は身動き一つ取れなかった。何かの例えに聞こえるかもしれないが、これは比喩ではなく、大マジのマジである。

 ……だから、いや別に。

 あまりの事に体が強張ってしまって、とか。

 刃物向けられて怖くて仕方がなくて、とか。

 目の前の少女がめちゃくちゃ美人で見惚れてしまって、とか。

 ……では、ない!

 唯一動くのは首から上の全てのみ。

 これホント。……意味が分からない。



「………………………」

「ほう。この我を前にしてダンマリかや?」



 うるさい。ちょっと黙って。考え事してるんだから。



「貴様。今、無礼な事を考えんかったかや?」

「ハッ!」

「っ!?なんじゃ、いきなり」



 いや、これはもしや。



「そゆことか……」



 転んだ衝撃で首をやっちまったということか。

 脊髄の損傷による末梢神経の機能不全。

 そっかそっか。不随かあ。



「勝手に納得するな!我をイラつかせる天才かや」

「……」

「無視するな!」



 手足の感覚はある気がする。

 けれど、動けない現状を考えると運動神経系がやられたということか?身体の仕組みについて詳しくないからよく分からん。しかし、首から上しか動かないこの状況はもう既に詰んでいると言えよう。



「貴様、よもや“死にたがり”ではなかろうな」

「つい先刻まで違いましたけどそうです。一思いにお願いします」

「一瞬にして目の光が死におった!?」



 あーぁ、せっかく異世界に来たのになぁ。冒険の一つでもしたかったなあ。魔法、使ってみたかったなぁ……。



「お、おい、貴様。一人で勝手に終わりを迎えるでない!我はまだ何もしておらんじゃろ!」



 いやいや。貴方ですよね、俺を蹴ったの?それはもう見事な、且つ致命的な一撃をクリティカルさせてましたよ?ほら、よく見てよ。首から下が不随ですわ。



「なんじゃ、その物言いたげな目は。貴様。言いたいことがあるのなら口で言えばよかろう!さもなくば、今すぐ殺すぞ!」

「だーかーら!さっさとトドめを刺せっての!」

「んな、なんじゃと!?」

「なぁにが名を名乗れだ。獲物を痛ぶって遊ぶなら他でやれよ。つーか、その光ってるのなに?ライトセーバー?そーゆーのはユニバーサルでやってくれよ」

「こやつ。この状況で太々しく機嫌を損ねておる。なんて気持ちの悪いアホじゃ」



 なんか「うわぁ」みたいな顔されてるんですけど。

 なに?もしかして俺、今引かれてるの?



「はい。今ので甚大なダメージを心に負ったので、早くヤっちゃって下さい」

「待て、すまぬ!そんなに死に急ぐでない!今のは我が言い過ぎた。謝るからもう少し心を強く持て!」

「いや、もう無理です。この先、首から下が動かない体を引きずって生きてくなんて無理ゲーなんで」



 どうせ家の帰り方も分からないし、もうさっさとエンディングを迎えたい。

 さよなら、俺の高校生活。

 さよなら、異世界の新生活。

 このバッドエンドの唯一の救いは異世界の美少女に見送って貰えるということか。



「スパッとお願いします。持続する痛みとかマジ無理なんで」

「他人に生殺与奪を預けておる癖に注文の多い奴じゃな。はあ。しょうのない奴が来たもんじゃ」



 少女は面倒臭そうに言うと額を抑え、次いで光る刃先を構えた。



「最後にこれだけは答えよ。貴様の名は?」

「さが……、ぼくドラえもんです」

「この後に及んで棒読みかや!?せめて嘘を付くなら目を逸らさずに言わぬか!どんだけ名乗りたくないんじゃ!それだけ頑固なら生きる事に貪欲にならぬか!」

「プライバシーなんで。無茶言わないで下さい」

「ぷら、え、何じゃと?」



 見ず知らずの者の前では常に警戒心を。

 それが現代を生きる者の最適な心構えなのです!

 にしても、首だけで生きろとか。この少女、どんだけ鬼畜なんだよ。俺のこと介護してくれるんすか?責任とってくれるんですか?結婚してくれるんですか?



「そうか、その手があった」

「次は何じゃ、まったく!」

「結婚して下さい」

「っ!!?な、ななな、なぜそうなる!?」

「責任問題、って奴ですかね」

「どうして結婚する問題が生じるのか、訳が分からぬわ!」

「そういうのは深く考えたら負けなんですよ。諦めて下さい」

「目が……。こやつ、これまでで一番良い目をしておる!というか、面構えがうるさい!!」



 面構えがうるさいって……。



「もう殺して。こんな関係、もう終わりにして」

「始まってもおらぬわ、たわけが!泣くな、鬱陶しい!貴様の情緒はどうなっておるんじゃ!」



 見ての通り世紀末だよ!



「あーー!もう、辞めじゃ!なんっと状況の分からぬ奴よ」

「こらー、責任から目を逸らすなー」



 お前にはこんな体にした俺を養う義務がある!

 大人しく結婚しろ!



「ジーーっ」

「変な目を我に向けるでないわ!辞めじゃ辞めじゃ!ほら、もう拘束は解いてやった。何処へなりとも行くがよい。もし、ここへ戻って来たらその時は一言も交わさずに殺してやるからな」



 言いながら、ゲームキャラのような美少女は俺から離れていった。



「て、おいおい。首から下が動かないんですよ、俺。どーやって立ち上が、るの…………さ?」



 あれ?動く?

 俺は何の不自由もなく体を起こすと、手を見下ろして指先を動かしていった。



「どゆことっ!?」

「言ったじゃろ。拘束を解いたんじゃ。動くに決まっておろうが。とは言っても、我の拘束術は不可視じゃからのう。腑に落ちなくても無理はない」

「動く!動くぞ!」

「聞いて、おらぬな……」



 全身何ともない!

 足も動くし、普通に立てる!

 今ならバク宙もできる気がーーー。



「ーーーしないないないないない。元々できない」



 でも、よかったあ。

 一時はどうなることかと思った。



「ぁー、どっと疲れたわ」

「いつまでそうしておる。さっさと行かぬか」

「無理です。混乱してます。説明を要求します」



 現状、何一つ分かってない状況でお前がきたからな。改めて、もうパニックだよ!



「お主。さては常日頃、周りから避けられてやせぬか?大丈夫かや?友達はおるか?頼れる者はおるかや?」



 いきなり酷いな。いや、最初からか。



「お兄さんは大人なのでお前が俺を背後から蹴飛ばしたことを許してあげます。だから、状況の説明を早く!」

「貴様、我の要求は全て聞かぬ癖によくもまあそんな口が利けるな。これじゃから異世界から来た奴は気に食わんのじゃ」



 今、なんて?

 気に食わないと言わなかったか?



「それって、つまり俺以外のーーー」



 俺が考え始めるのを見計らってか、彼女は椅子にどかりと腰を下ろすと足を組んで肘掛けに頬杖を付いた。



「ストップ。その椅子、どっから出したの!?」



 やめてよ、無闇矢鱈に情報量を増やすんじゃないよ!お兄さんは状況変化に即対応できるほど適応能力高くないんだよ!



「フンッ。貴様の様な奴は初めてではない。故に、全てを言う必要もなかろう」

「んな、理不尽な」

「貴様の言う、プラなんとかっていう奴じゃろうて」

「プラ……プライバシーのことか?いや、それはプライバシーじゃなくて……って!!?」



 めっちゃこっちを見る顔が不機嫌なんですけど!

 えと、もしかして名前を言わなかった事に対する当てつけか?

 見下ろされてた時よりもすげえ睨んでくるんですけど。



「えーっと……。なんか謝った方がいい感じですか?」

「チッ。それを聞いている時点で貴様はありえん。さっさと立ち去れ、ドラえもん」

「本当に申し訳ございませんでしたお願いですからドラえもんと呼ばないで下さい俺がドラえもんになったら日本全土から叩かれます許して下さい泣いちゃいます!」

「もう泣いてるではないかや……」



 全国のドラえもんファンの皆さんごめんなさい!俺の涙腺と引き換えに許して下さい!!



「はぁ〜。なんとも面倒な奴が訪れたものよ」

「来たくてここに来たわけじゃないって。気が付いたらその中にいたんだって」

「つまり、ここじゃないどこかに行くつもりで不具合が生じたと。どこからどこへ行くつもりじゃったのじゃ?……と、聞いても貴様は答えてはくれぬのだろうがな。なあ、ドラえーーー」

「初めまして!相模春樹、十七歳。地球っていう異世界からこの世界の、ぇと……テイルズ……、テイルジー……」

「テイルドジード帝国のことかや?」

「そう、それ!で。転移陣に乗って目が覚めたらその中にいたってわけです。これでどうよ!」



 ゲームの名前とごっちゃになって覚えてたせいで危うく思い出せないところだった。ありがとう、名も知らぬ金髪少女よ。だから、もうドラえもんと呼ばないで。



「異世界への転移陣……。そうか、貴様はグランドゼフトを使ったのか」



 グランドゼフト?

 たしかそんな名前も大助が言っていた気がする。地下にある施設の名前だっけか?



「あの。自分で言うのも何なんだけど、よく俺の拙い説明で理解できたな。もしかして、テイルドジードって国までの行き方も知ってるの?ついでにそのグランドゼフトってところも」



 言うと、少女の表情は無表情だった。しかし、それは一瞬のことですぐに口角が上がり笑顔を向けてきた。



「無論。知っておる。教えて欲しいのかや?」

「教えて、欲しい……けど」



 ……なんだよ、さっきの顔。

 ほんの一瞬だったにも関わらず、俺は見た目年下の少女の無表情を思い出し、全身に鳥肌が立った。



「けど、えーと、自力で何とかしようかなあと思い始めてた頃でして……そろそろ立ち上がったりなんかしちゃったりしてぇ……」

「椅子を使うかや?ほれ」

「ぇっ……あ、りがとうございます」



 虚空から椅子が出てきやがった。今のはアイテムボックスから出した的なアレでしょうか?異世界あるあるのヤツでしょうか?!

 じゃなくて!

 くそぅっ……やめろよ、出されたら座るしかないじゃん!



「よいよい。それで今、貴様は困っておるのだろう?土地勘はなく。行く宛てもない。なれば、我に頼るしかなかろう」

「ぁー、ぇと…………いや、それはそうなんですけれども、そうじゃないかもなんて……」



 やばい。

 なんかやばい。

 嫌な雰囲気が今、すっごいしてる!

 側から見れば特に大したことはないかもしれない。だが、相対しているからこそ分かる違和感がそこにはある。

 この少女はどこかおかしい。とは、今更すぎか。

 そりゃあ、初っ端から飛び掛かってきて名乗れだの殺すだの言ってきてやばい奴だったけど。



「どうした、サガミ・ハルキ。汗が凄いぞ?我はまだ貴様に何もしておらん」

「なにも、って」



 今はそういったヤバさとは違うんだよな……。



「そ、そうだな。なにも、ね。されてないかもしれないですもんねぇ…………。えーと、そう。そういえば、結婚してと言ったのに返事がまだだよな〜〜……なんて」



 どうしよ。話を逸らそうとして変な話題持ち出しちゃった……。

 改めて俺すげえな。あの状況で幼女にプロポーズとか、俺キモッ!



「自分で話題を振っておいて顔を青くするのはどうかと思うぞ。もしも我が首を縦に振ったらどうするつもりじゃ?」

「え、いやいやいやいや、無理だから。色んな意味で。そもそも自分が釣り合わなすぎてその後身投げしちゃうからやめて」



 彼女いた事ないのにいきなりこんな美少女と結婚とかハードル高すぎだから。それも、異世界の人だなんて。色々問題がありそうで考えただけでしんどくなっちゃうわ。



「……う、嘘じゃろ。今、我は婚姻を破断されたのかや?申し込まれた相手に?」

「大丈夫。あれは気が動転してたからつい言っちゃっただけだから、正式なものじゃない。故に未遂!お互い何もなかった!これで大丈夫だ!」

「何がじゃ!?それはどの立場から言っておるのかや!あたかも我が本気にしていたような言い方はよせ!」

「一旦落ち着こう。こういう時、お互い冷静になることが大切だよ。初めから順序を間違えていたんだ」

「間違ってるのは貴様の情緒と思考そのものじゃわい!頼むから会話の主導権を我に返してくれ!お互いいつまでもこうしている訳にはいかぬじゃろ」

「そ、そうだね。このままじゃ、ダメだよな」

「意味ありげな相槌を挟んでくるな!いいから聞け!」



 くっ……。

 無理にでも話を先に進めるつもりか。

 さては遭難している俺に何かをさせるつもりだな……。もし俺の勘が当たっているなら、それはきっと嫌な事に繋がっている。

 昔からこういうことに関して外さないんだよな。



「待った。その前に鼻水をどうにかしたい。話はその後だ」

「そんなもの好きに流しておけ。いいから聞くのじゃ。悪い話ではない」



 それはもう悪い話をするということですよねはい!

 俺はいつの間にか止まっていた鼻水をわざとらしく啜りながら空を仰ぎ、諦めて名も知らぬ少女の話を聞くのであった。





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