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秘匿された資料

『第二次ダゴン級陸上侵攻 結果報告』





戦果:ディープワン級×1、ディープワン級臨界態×3、ダゴン級臨界態×1(半壊)

損失:ミニステルアリス第一世代、G1-00~G1-04全個体損失

殉職:澱木ミコト





 ダゴン級ハイドラマグナ臨界態『ダンクルオステウス』はG1-00によって迎撃。


 第二世代『G2』開発室により作成されたマイクロウェーブ兵器『|MW-07 Tyrfingティルフィング』は水をベースとするハイドラマグナに対して絶大な威力を発揮。


 だが、近接武器として無理矢理形にされたそれは、指向性に難があり使用者へのダメージも甚大。


 G1-00は両腕を焼失しながらも『|MW-07  Tyrfingティルフィング』を使用。

『ダンクルオステウス』の身体を目測で三割以上損壊。


『ダンクルオステウス』はG1-00始め、ミニステルアリスの遺体を捕食後、海へと逃亡。


 澱木ミコトの協力者であった津田カズマは辞職。


 ミニステルアリス第一世代の研究成果は以後全て第二世代研究所へ移管とする。









『ミニステルアリス第二世代運用について 試案-A26』


 ミニステルアリス第一世代『G1』のデータから運用上の障害となる自我の封印を提案。


 また、『|MW-07 Tyrfingティルフィング』は遠距離から十分な殺傷能力を得られるように改良する事が急務。


 止む無く近距離戦闘を行う場合はミニステルアリス『G2』、『|MW-07 Tyrfingティルフィング』による『複合的な対処』により解決する事を提案。


 両機を損失したと仮定したとしても、量産体制に乗せることが出来れば十分な実用ラインに乗ると試算。実現すればダゴン級の排除において|ハープーンやトマホーク《ミサイル》とは比べ物にならないほどのローコスト化が可能。


 以上をミニステルアリス第二世代『G2』運用試案とする。


ここで前半戦が終了です。読了ありがとうございます。

要するにFateで言うところのZero部分です。


こちらを踏まえて、後半をお楽しみいただければ幸いです。

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