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異世界の日常  作者: 修羅天国 花畑地獄
3/15

第二話 平凡少女act2 皇帝登場

やばい。作者の気分がのらない。筆が進まない…。

『いまみー帝国』にて


「エンペラーいまみー様!なんかめっちゃ可愛い子がいました!」

そう言って、謁見室に飛び込んできたのは。帝国幹部のいまみーだ。名前はない。

「は?なにいってんの?いまみーは種族的に性別ないぞ?」

そう、いまみーはスライム族に比較的似ているのだ。

「違いますよ。そもそも僕たちもとは一人じゃないですか。男ですよ。」

「さらっと、ストーリーに関わること言うのやめような。―――んで、可愛い子ってのはなに族なんだ?エルフか?ドワーフか?精霊とかじゃないだろうしな。」

エルフ、ドワーフ、精霊、他にも魔族や人間など。多くの種族がこの世界には住んでいる。

「人間です!」

「そうか。人間か。……はぁ!?に、人間だとっ!?おまっ!えっ!ちょっ!えっ!?」

なぜか無駄に取り乱すエンペラーいまみー。

「どうしました?エンペラーいまみー様。」

「うん…。なあ、さらってきたとかじゃないよな?」

「さらってきたわけないでしょう。こんなに可愛いといえど。」

「うん…。確かに可愛いけどさ。うん。めっちゃ可愛いな。」

その少女は、整っているというよりは愛嬌のある顔立ちをしている14歳辺りの少女だった。

「えぇ?まぁ、いいか。それで、この子はどこにいたんだ?」

「えっと、王国No.1 付近の村ですね。」

王国No.1とは、9つある王国のなかで最も古くから存在する王国である。No.9が一番新しい。

「ふむ。可愛いだけで連れてきたわけではないのだろう?」

「えっ?違うんですか?」

「えっ?ここの魔力が歪んでるだろ?この歪み方は同族の回復魔法しかあり得ないと思うが…。」

「あ。本当だ。負傷していたため独断で回復魔法を行使した。と書かれていますね。」

報告書を読みながらそんなとぼけたことを言ってくる。

「…おい。お前クビにするぞ。」

「あー!パワハラだぁー!そういうのいけないんだー!」

どうやらいまみー社会でもパワハラはあるらしい。

「今のところ俺が一番本体に近いんだからな?」

そう言いながらも辞職推奨書を机にしまう。

「はいはい。強い強い。」

「なんだこの感情は?すごく叫びたい気分だ。主にコイツに向けて。」

こんなときこそ落ち着かないと。

「って。この子の処分決まってねー!」

エンペラーいまみーのステータスです。


種族名 エンペラーいまみー 個体名 エラ

ATK500000 DEF 480000

スキル 皇帝 索敵 集合 統率 士気向上 擬態

交渉 鑑定 収納 勇気 詠唱破棄 進化

職業 皇帝 いまみー代表

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