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東方project 〜東方少女録〜  作者: mariari
〜異章再成編〜
75/245

最初の障害:1

「来たわね・・・」


「(もうここまで防衛線が広いとはな・・・)

にとり、正面から突破するぞ」

「おうよ」

「(あの人は・・・

あの場所で怪我をしていた人・・・)」

「(あれは・・・大妖精・・・それに、

氷結、ルーミアもか。

とりあえず様子見程度の編成だな)」

「みんなっいくよっ!」

「・・・うん、チルノちゃん」


直後に、2人の視界は暗闇に閉ざされた。


「さあてと・・・ここはあまりそちらの弾倉を

減らさない様にするのが最善策だと思うが」

「一人でやるってこと?」

「ああ、そういう事さ」



「また会ったな、大妖精」

「・・・」

「大ちゃん行くよ!

氷符『アイシクルマシンガン』!」


チルノから、氷柱が放たれる。


「氷程度、溶かして撃ち落とす・・・」


颯花は20本の氷柱を撃ち落とす。

視界が遮られているので数発外したが、

ほとんどを命中させた。


「やる気のない弾ではな・・・」

「ちっ・・・!」

「チルノちゃん・・・やっぱり・・・

私には撃てないよ・・・」

「私達でコイツを倒して戦果を上げて!

あのミコよりも強いってことを証明するの!」

「・・・でも・・・」

「どうやらそちらの方は戦う気は無いようだな。

無理に戦えば傷付くのはそちらの方だ。

さっさと手を引いてくれないか?」

「うるさい!・・・大ちゃんは下がってて!」

「・・・」


会話中に、何かに通りすがりで切りつけられた。

おそらくルーミアであろう。


「・・・!」

「よし!いいよルーミア! 」

「だが場所は分かった・・・まずお前から!」

「・・・えっ!?」


颯花の右手の銃から、赤い光が放たれた。

ルーミアの額に直撃、爆発。

出力は上げていなかったので、

単に気絶させただけだと思われる。


「視界は治ったな・・・」

「ちっ・・・アイシクルソード!」


チルノは氷の剣を生成、突撃した。

颯花の刺剣と鍔迫り合う。


「意外とやるな、単に馬鹿だと思っていたが、

それなりの実力があると思えた」

「馬鹿っていうなぁ!!」


颯花は左肩の砲門を向け、拡散ビームを放った。


「そんな攻撃で!アイシクルライズ!」


地面から伸びた氷柱が、拡散ビームを防いだ。


「(・・・これはパチェも使っていたな。

懐かしいものだ)」

「このままどんどん攻めて!

あたいが最強だってことを証明する!」

「ほう・・・いい覚悟じゃないか!」

「また馬鹿にしてる!

調子に乗ると痛い目に遭うわ!

ってか遭わせてやる!」

「こちらも時間も弾倉も減らすわけにはいかない。

このまま圧倒する(近寄ってくれれば、

銃で殴って気絶で済むが・・・)」

「氷符『アイシクルマシンガン』っ!」

「・・・同じ手は無駄と理解しておけ!」


拡散ビームを放ち、複数の氷柱を撃ち落とす。

破壊された氷柱から、霧状の冷気が発生。

その霧の先の状況が分からない。


「(何をしてくる・・・?)」

「冷体『スーパーアイスキック』ッ!!」

「(接近で来たか・・・だが距離が開き過ぎだ!)」


颯花は、そのまま蹴りを回避しつつ、

気絶させる展開を予測した。

しかし、上から降り注いだ氷柱が、

颯花の行動を妨害した。


「何っ・・・(こんな奴が頭を使うとは・・・)」

「てやあっ!!」

「・・・ッ!」


チルノの蹴りを、盾で防ぐ。

盾の表面が少し凍ったが、問題無し。


「単純に馬鹿だと思ったが、やるじゃないか」

「あたいを怒らすとどうなるか、

身をもって知りなさい!」

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