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東方project 〜東方少女録〜  作者: mariari
〜奇九襲来編〜
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銃撃と霊力:2

シューターは空へ飛んだ。

銃弾の雨が霊夢へ降りそそぐ。


「身体中蜂の巣状態の幸福を味わえ!」


銃弾は向かっている。

霊夢は動かない。


「終わりだ!」

「馬鹿ね・・・あんな閃光弾程度、

読めない私じゃない!」


霊夢は立ち上がり、結界を張る。

銃弾は結界で全てを防がれる。


「ちっ・・・まだまだぁ!」


シューターからミサイルが数発、

爆煙が包みつつ放たれた。


「封魔亜空穴・・・!」


霊夢とその周囲を爆煙が包み込む。

シューターはそれを視認する。


「・・・やったか・・・?」

「・・・上よッ!」


霊夢はシューターの上を取った。

霊夢から針のような物を発射された。

シューターは危うく回避した。

しかし、いつの間にか懐に近寄られていた。


「なっ・・・!」

「遅いッ・・・!」


霊夢はお祓い棒で左のガトリングを叩き潰した。

銃口が折れ、使い物にならなくなった。


「あと1つ・・・」

「くっ・・・離れろッ・・・!」


ガトリングが外れ、腕ごと外れた。

その部分から光のナイフ状のビームが発生、

それを使い切り掛かってきた。


「・・・!?」

「こいつは使いたく無かったが・・・

お前が死ねばどうでもいいッ・・・!」

「風穴空けるんじゃなかったの?」

「うるさい、どーでもいいーんだよ!」


距離が離れた。

シューターは着地した。

その時、地面は大きな爆発を発生させた。


「・・・爆発性の霊符を張っておいたの・・・

着地時に回避出来ないのが悪いのよ」

「・・・くっ・・・」


全身の皮膚や服装が焦げ、

今にも誘爆しそうな胴体のミサイルコンテナを

胴体から排出した。

武装はガトリングのみとなった。


「終わりよ。降参なさい」

「終わってねぇよ・・・節穴が」


ガトリングをその場で霊夢に発射した。

結界で全て防がれる。


「足も壊れてるのにわざわざ戦わなくても」

「うるせーよ!・・・人形にも人形のプライドが

あんだよ・・・!」

「はぁ・・・」


ガトリングは停止した。

故障ではなく、弾切れであった。


「もういいや。あんた、

そこで全て終わるまで待ってなさい」


霊夢は紅魔館へ進む。

完全にシューターは視界から消えた。


「いいぜ・・・だが、お前もな・・・!」

「・・・何ですって・・・!」


振り向く前に、背中から、

爆風が押し上げてきた。

大きな光が、霊夢を包み込んだ。



「・・・自・・・爆・・・ね」


周囲は大きなクレーターを生成されていた。

爆煙や炎が視界に入っている。

シューターは視界には居なかった。


「おかしい・・・自爆ならもっと威力が・・・

あるはず・・・」


予想していた自爆よりも威力が低く、

殺傷能力が制限されていた事に、

霊夢は不思議と感じていた。


「・・・けど、今は行かないと」


霊夢は立ち上がる。

服装は少し焦げていた。

空へ飛び、紅魔館へと向かった。


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