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第一輪 始まりのときⅠ

部活が終わり教室に向かうと



「おはよー!今日朝会だってさーυめんどいよね…」


と言ってきたのはあたしと同じクラスで親友の森 夏目モリ ナツメだった。


「おはよう夏目。だってもうすぐ文化祭だからね!いろいろお知らせとかあるんじゃないかな??」

そう、来月には文化祭が行われるため明日からその準備になっていた。


「そっか!もうそんな時期なんだね♪今年は何に出よっかなー」

「夏目はバンドじゃないの??」

「もちろんそれは出るよってかオファー?みたいなやつきてるし…」

「それって学校から??」

「うん!なんか嬉しいなー」


夏目は一年の時の文化祭でバンドを組それの反響が凄かったらしい…

あの歌と演奏聞いたら誰でも凄いと思うけどね…


夏目といろいろ話していたら疲れはてた様子の涼太が教室に入ってきた


「はよー夏目…」

「おはよーってか顔ヤバいじゃん…大丈夫??」

「大丈夫じゃないぞ…もう死んでますね…」


涼太の顔はどんよりしており補習がキツかったのかをものがたっていた。

でも、自業自得だけど…


「はい。涼太」

「おぉー!サンキュー!刻♪」

涼太が嬉しそうにミネラルウォーターを貰っていた。

買ってきてくれたのは涼太の親友の風都カザミヤ トキ君だった。


「そんなに補習キツかったら今度から頑張れよ…」


刻君は苦笑いしながら鞄を席に置いた。


「しょうがないだろ…夏目だったらこの気持ち分かるよな!」

「前まではわかってたかもだけど、今はもう違うからね~」

「ひどっっ!!」


あたしたちはいつもこの4人で一緒にいる。

これからもずっと何気なく一緒に居続けるんだと思う…


「怜弥はどう思う??うちか涼太どっちがバカだと思う??」

「なんでその質問になるんだよ!もっと違う言い方あんじゃんー」

「うーん‥そうだなー」

あたしが言おうとしたとき


キーンコーンカーンコーン

キーンコーンカーンコーン


「朝会の時間だね‥」

「かったるいけど行こっかーまた帰ってきたら返事聞かせてね♪」

「もうこの話は終わりにしようぜー」

「ほら、行くぞみんな。」



そしてあたしたちは朝会が行われる体育館に向かっていった。

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