表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

黄色いキミへ

作者: 心花



キミだけを想っていたんだよ

キミだけを想い続けるよ

なのになぜ、離れなきゃいけないんだろう


僕の意思だけではどうにもならない現実

僕に変える事なんてできない運命


けれど、キミと一緒にいられて嬉しかったよ


キミと僕、愛し合う2人

焦げるほど熱されて

僕はキミを包んで離さなかった


なのになぜ……


僕はキミといつまでも

一緒だと思っていたのに



人間め

彼女だけ残すなんて

ひどいじゃないか


あぁ、僕だけ無情にも食べられる

僕は忘れないよ

キミと一緒にいた日々を


だからキミも僕を忘れないでね



少しずつ消えて行く視界の中で

いつまでも黄色い彼女だけが

まーるい皿の中で残されていた








 目玉焼きの白身と黄身のお話でしたー(笑)


 感想聞かせていただけると嬉しいです(^^)



心花(このか)




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] こんにちわ、なのです。 読み始め、何か思いテーマなのかと思ってしまい、途中でくすっとなってしまいました。 そうか、「キミ」は女の子で、「僕」は男の子なんですね。 次から気をつけます(な…
[良い点] 面白かったです! 真ん中らへんがドラマチックで良かったです 箸で黄身の周りを削いでから白身だけ食べるなんて器用な人ですね〜(笑) やはり目玉焼きは黄身を砕いてから醤油をかけて食べるのが…
2013/05/18 14:05 退会済み
管理
[一言] くすっと笑わさせていただきました、笑 自分は黄色い方で半熟派です(p_-) 次回作も楽しみにしていますね!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ