第五十話
続きです、
短いです、
少しグロいです、
そしてちょっと非道いです。
将がその場を後にしてしばらくすると、
「フフフ、やっぱり面白いねぇ。」
禰衡の声がする、
「くくく、やっぱりな。」
「えっ!!!」
「俺の氣が消えたから大丈夫だと思ったんだろ?」
いつの間にか将はその場に戻ってきていた、
「俺ってさ、別に漫画や小説の登場人物じゃないからさ、お前みたいなピエロが首を刎ねられてそれでおしまいなんて思ってないんだな、その手の作品て結構あるし。」
将の手には大きなハンマーが握られている、
「な、何をするつもりなのかな?」
「さて、なんだと思う?第三候補だから可能性は低いだろうけどなっ!!」
そう言うと将はハンマーを振り上げステッキの上に振り下ろした、
「何をするんだよー。」
そんな言葉には構いもせずに将はステッキを粉々に破壊する、
「ふん、違ったか、ま、所詮第三候補、これがビンゴってことはないだろうと思っていたがね。」
次に将が立ったのは仮面の前、
「お次は第一候補、さーて、本命行ってみますかぁっ!!」
そう言って将はハンマーを振り上げる、
「ちょっ待ってよ、ね、止めてくれたら君の欲しい物をあげるから、なんでも言ってよ、ねっ、ねっねっ?」
「ジャガイモとサツマイモを1トンずつ。」
「わっわっ解ったよっ、ジャガイモとサツマイモだね、んーーーーーっえいっ!!」
禰衡が何事かを唱えるとジャガイモとサツマイモが大量に出現する、
「お前何をやった?」
「僕だって管理人の一人だからねこれくらいは朝飯前さっ。」
「へーそうだったんだ、サンキューな、助かるよ、じゃぁ、俺からも礼を込めてっ!!」
グチャ、
将はハンマーを振り下ろし仮面ごと禰衡の頭を潰した、
グチャッ
グチャッ
完全にミンチになるまで叩き潰した、
「ふむ、第一候補もハズレだったか、体の中に小さいのが居るって訳でもないだろうし。」
グチャッ
グチャッ
と体の方も叩き潰していく、
「やっぱり違ったか、じゃ、第二候補、人形が本体だな。」
そう言いながら将は人形に近づいていく、
「君は酷い男だなっ!!僕からジャガイモとサツマイモを貰っておきながら。」
「今のはお前が俺を殺すつもりだったことのお礼だよ、それにお前、俺を殺すことを諦めたって言ってないだろ?なら俺にとっちゃ排除する対象でしかないからな、そういうわけでお前にはここでサヨナラしてもらうぜ。」
そう言って将はハンマーを振り上げる、
「まっまっ待っってよ、僕の話を聞く気はないのかい?僕なら君を元の世界に返すことだって出来るんだよ。」
「ほぅ、なら語ってみせろよ。」
「僕はね、さっきも言ったけど管理人の一人なんだ、君も貂蝉にあっただろ?僕は君が貂蝉に会ったことだって解っているんだよ、だからね、僕ならば君を元の世界に戻せるんだよ、だからそのハンマーを仕舞ってくれないかな?」
俺は今年一番のいい笑顔をしていたんだと思う。
だって人形の顔が笑っていたのだから、
……………
…………
………
……
…
「だが断る!!」
将はハンマーを人形目掛けて振り下ろした、
「ギャァァァァァーーーーーーッ!!!」
こうして禰衡は最期を迎えた。
「AI、禰衡の言っていたことはどこまで本当だと思う?」
「管理人であるということくらいは、私たちを元の世界に戻せるのならば強制的に排除していたでしょう。」
「それをしなかったという事は。」
「「元の世界には戻せないという事だ。」でしょうね。」
この件の後始末が少しだけ続きます、
でわ
ちゃおノシ。




