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第三十二話

お久しぶりです、

長らく間が空きましたがなんとか投稿です、

相変わらず短いのと、

展開が遅いのはデフォルトということで、

でわ、どうぞ。

*****************************************

side董卓一行(主に賈駆視点)





「董卓様、この武闘大会の予選にこの華雄参加したいのですがよろしいでしょうか?」



華雄が包拳礼をとり董卓に伺いを立てる、


董卓の返事の前に賈駆が口を挟む、

「ちょ、何言ってんよ、あんた董家の武官だっていうこと忘れてるんじゃないでしょうね?、

普通はこういった大会を開くのは自分のところの武官を切磋琢磨させる為だとか、

在野の武人を見つけ出すために開かれるものに決まっているじゃない、

他家の武官に優勝なんかされたら民が他領に流れかねないのよ、

参加許可が降りるわけ無いでしょ、それともあんた、うちを辞めるつもりなの?」


「いやいや、何を言っているんだ?賈駆、私は馬騰殿から許可を得たから、こうして董卓様に伺いを立てているのだぞ。」

両手を振り答える華雄、


「他領の将軍が参加することに問題はないのですか?」

董卓が念を押す、


「今回の大会は草薙の実力を知らしめるために開くためのものなのでどこの誰が出てきても問題はないとのことです、そしてこれが今回の大会の概要です。」

そう言うと華雄は大会の規定が書かれた看板を出してきた、


「これ、どうしたの?」

賈駆がジト目で華雄を見る、

明らかに【どこかから盗ってきたのだろう】という疑いの目である、


「馬騰殿からもらってきた。」


董卓と賈駆がその規定を読んでいると張遼も興味津々で後ろから覗き込む、

呂布は相変わらずベビーカステラを食べていた、


「珍しいものを食べているな、私にもくれないか?」

「ん。」

菓子を食べ始める華雄と呂布、


賈駆は華雄の言葉及び大会の規定を見て驚愕を覚える、

馬騰が如何に草薙の強さを信じているのかということの表れではないか、

そんな相手に華雄が公衆の面前で敗れたりしたらと考えると、


【迂闊に許可すべきではない】


それが賈駆の出した答えだった、


しかし、


「なぁ、なぁ、ウチも出たいねん、呂布っちも出たいよなぁ?」

と余計な一言を言う張遼、


「ん。」

そしてそれに応えるように頷く呂布、


「我ら三人の参加をお認め下さるよう宜しくお願い致します。」

そう言い包拳礼を取る華雄、


さっきまで呂布と菓子を食べていたくせに…


その呂布とボクたちの後ろにいたはずの張遼まで揃って包拳礼を取る、



そして、



「「「我ら三人の参加をお認め下さるよう宜しくお願い致します。」」」




「参加は良いですけど、この掛金てどういった扱いなのかは聞いていますか?」

しかし董卓()は参加許可を出した、


「それは、我らも武将扱いでの参加ならば認めるということでありました。」

華雄が答える、


「一万銭はでかいなぁ、流石に持ってきてへんわ。」


「ん、無い。」


「うむ、私も天水まで帰れば三人分くらいは用意できるが今は流石にここにまで持ってきてはおらん。」

三人が頭を捻る、



よし、

今ならばまだ止められる、

「あんたたち、一万銭なんて持ってきてないでしょ?三人合わせたら三万銭よ、どこにそんなお金があるっていう…」


あった、


しかし、


それは手をつけてはいけないお金、


三人(こいつら)がそれに気がつかないうちにこの話題を終わらせなくちゃ、


「の」



「ああーーっ、あるやんっ!!」


「よ。」



気付かれた、

けれどもまだ大丈夫、

このお金には手をつけてはいけないことを理解させればいいだけの話だ、


「ダメに決まっているでしょっ、このお金は草薙への報奨金として持ってきているんだからねっ!!」


にへへーと張遼が笑いながら、

「ウチまだどのお金っていうてへんのに。」


「勝てばいい、勝てば十倍になる。」

呂布がぼそっとつぶやく、


「そうや、そうやねん、さっすが呂布っち良い事言うわー、そうやで、勝ちゃぁええねん。」


「うむ、私も前回は不覚を取ったが今度は油断せん、良い機会に恵まれたものだ。」



もうすでにノリノリである、



もう無理そうだね、

そんな目で賈駆を見つめる董卓、




ならばこれをいい方向に結び付けないと、


考えろ、



考えるんだボク、



……考え中……






…………






…考え中…






……






閃いたっ!!






「いいわっ!!でも賭けるのはそれだけじゃないわ、いいこと、よく聞きなさい…」

三人に説明する賈駆、


……説明中……


「解ったわね?」




「解った。」


「ヨッシャー、いっちょやったるかい!!」


「ふふふ、私に汚名挽回の機会を与えてくれた事を感謝するぞ。」


「え?」


……………






…………






………






……








「華雄将軍。」




「なんだ?賈駆。」




「汚名は返上するもの、挽回するのは名誉よ。」



















追加の策を考え始める賈駆だった。

最近PCの調子が良くなかったんですよ、

言い訳にしかなりませんが、

で、

Wi-Fi接続用に購入したのがネット接続を阻害するわ、

OSの再インストールからし直さなければいけなくなるわで天手古舞、

その復旧作業の最中にデビルサマナー・ソウルハッカーズが発売されるわ、

ファイアーエムブレムの覚醒は面白いわで、


ってそんなこんなで遅れた理由にはなりませんがね。



次話は予選の日の話です、

物語は大きく動き出す…




かも。



でわ。

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