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第十八話

この辺はあんまり練っていなかった話のために難産です、

急遽思いつくと大変ですね、


相変わらず短いですがどうぞ。


輝が泣きながら抱きついて、いや、縋り付いてきる、

そして、

「おっ、お兄ちゃん、輝は、お兄ちゃんの家族で良いの?」


と俺を見上げながら涙を湛えながら俺に問う、


(ああ、そうか、この子も家族を失くしたばかりだったか。)


迂闊な発言だったか?そう思いもしたが将にとっては偽らざる気持ちであった、



俺は輝の頭を撫でながら、

「輝が俺を家族だと思っているなら俺は輝の家族だよ。」





俺の言いたいことを理解したのだろう輝は俺に更に強くしがみつき、

「お兄ちゃんは輝の家族、ずーっと家族なんだっ!!」



「ああ、輝は俺の家族だ。」

そう言って俺は輝を抱きしめていた。



そうしてしばらく頭や背中を撫でているうちに輝は眠ってしまった、


「俺は輝を寝台へ運んでくるから4人ももう寝たほうがいい。」


輝を寝台へと運び先ほどの部屋に戻ると4人は立って待っていた、


「ん、どうした?」

俺が声をかけると、


「「「「私たちも将様の家族でございます。」」」」


「そうか、じゃ、これからどうするか考えないといけないな、4人とも座ろうや。」



5人全員が座り、

「【働かざる者食うべからず】、俺は輝くらいの歳には家の手伝いをするのは当たり前だったから輝にも家の手伝いくらいはさせる、では4人は何ができる?まさか俺に養われるつもりだった…なんてことはないだろ?」


4人は自分が将の為に何ができるのかを考える、


まず恵(婁圭)が答えた、

「私は将様と共に馬騰様のところで政のお手伝いをしようと思います、それなりに学はあると自負しておりますので文官の方並みにはお役に立てると思います。」


将は頷き、

「では、明日俺と共に馬騰さんのところに向かおう。」


恵がそれを受け頷く、


それを見て鄒(張済)が続く、

「私と智(張繍)は馬も槍も弓もそれなりに扱えます、賊のあまりの多さに捉えられてしまいましたが…それでも一般兵並みには働けるはずです、ですから私たちも馬騰様の軍に入ろうと思います。」


それを受け将は智に聞く、

「智はそれでいいのか?自分のやりたい事とかないのか?」


智は答える、

「私もお姉ちゃんと同じ気持ちです、あの時私たちにもっと力があれば賊に捕まることもなかったと思うから…だから、軍に入って強くなって賊を倒せるように、私たちと同じような思いをする人が出ないように頑張りたいと思います。」

その目には力強い光が感じられた、


将は頷き、

「では鄒と智も俺と一緒に明日馬騰さんのところに向かおう。」


「「ハイッ!」」


鄒と智は声を揃えて返事をする、



響(王異)は悩んでいた、自分は何ができるのだろうか?

ただの村娘である、

武器なんか握ったこともない、

馬にだってなんとか乗れるといったところ、

字だってほとんど読めない、

何も出来ない。



そして呟いた、


「私は何も出来ません…。」


将が答える、

「何も出来ないとは?今日家の掃除を一番頑張ったのは響だったろ?今日の料理だってその多くを響が作ったのは知っているし、食材や食器なんかを買うのに一番拘ったのだって響だったじゃないか、家事をするのは何も出来ない人間がやることなのか?家のことを任せるのは何も出来ない人間にやらせることか?」


すると響は、

「私は、ここに、居ても…いいんですか?」


「家族なんだろ?家のこと、輝の世話、任せたいと思っているが駄目か?」


よっぽど嬉しかったのだろう響は涙を流しながら、

「ハイッ、ハイッ、炊事、掃除、洗濯なんでもやります、まかせて下さい。」


「よしっ、各自自分のやることが見つかって良かった、俺は毎朝6時に起きて鍛錬をする、鄒や智は明日から俺に付き合え、出来れば輝にも付き合わせる、恵は時間があるときには響と輝、俺にもだな、学問を教えてくれ、以上、今日はもう寝よう。」



全員を解散させる、



その前に、


「そうだ恵、今って何年?」



「光和3年ですが。」



「解った、ありがとう、そうだ、さっき言い忘れたけど俺って独り言が多いけどあんまり気にしないでくれ、みんなおやすみ。」


こうして全員を解散させ自分の部屋へと向かった。





ハイ思った以上に短いですね、

そして思った以上に進んでいません、



この作品らしいと言えばそれまでか、


ではまた次回。

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