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【第五話】創設! 問題解決部

登場人物・用語解説

◯魔術使い

ヒトと共に暮らし、ヒトより高い身体能力と特別な術『妖魔法術』を有する希少で特別な生き物。

容姿はほぼヒトと変わりないが、中には獣の耳や尾を持つ個体も。


◯魔術科学園

魔術使いが強力かつ安全な魔術の使い方を学ぶ為に入学する公立の学園。

日本には札幌校、渋谷校、名古屋校、大阪校、高松校、福岡校の計六つがある。

中高大一貫校で、学年は九つ。


夏伊勢也なついせいや

先端が赤く染まった白い短髪に金の瞳、チーターのような獣の耳と尻尾を持つ魔術科学園名古屋校の中等部二年生の男子。

暴れん坊だが明るく天真爛漫な性格で、嫌いなことから逃げるのが得意。


鳴神新なるかみあらた

紺色と薄水色の長髪に紫の瞳、ユニコーンのような耳と尻尾、角を持つ魔術科学園名古屋校の高等部二年生の男子。

美しい容姿を活かしてモデルとしての活動をしており、穏やかな物腰とは裏腹に非常に自分に対してストイックである。


鴨橋立かものはしだて

前髪のみがオレンジ色に染まった白い髪、青い瞳、カモノハシの尻尾を持つ魔術科学園名古屋校の高等部二年生の男子。

おちゃらけた性格で、どんな時も騒がしく賑やか。


得田家路とくたいえろ

センター分けにした黄色い髪に紺色の瞳、虎の耳と尻尾を持つ魔術科学園名古屋校の高等部二年生の男子。

常に論理的かどうかを重視し、非科学的なことに弱い。


東海望とうかいのぞむ

紺のメッシュが入った白い髪にオレンジの瞳、羊の角を持つ魔術科学園名古屋校の高等部三年生の男子。

元生徒会長で、自分のことがとにかく大好きなナルシスト。


鮫島光さめじめひかる

灰色の髪に緑のメッシュと瞳、サメの尻尾を持つ魔術科学園名古屋校の大等部一年生の男子。

口が悪いので誤解されやすいが、本当は面倒見が良くて優しい。


初雁隼はつかりしゅん

先端が水色に染まった銀の長髪に右が青で左が金の瞳、ユキヒョウのような耳と尻尾を持つ魔術科学園渋谷校の高等部一年生の女子。

北海道にある剣術の名家初雁家に双子の妹の狛と共に生まれており、剣術の達人。

真面目な性格だが、時に年頃の女子らしい一面も。


初雁狛はつかりこま

先端が赤に染まったツインテールの黒髪に右が金で左が青の瞳、クロヒョウのような耳と尻尾を持つ魔術科学園渋谷校の高等部一年生の女子。

隼とは双子の姉妹だが、姉とは違って剣術よりもおしゃれやランチが好き。


獅子賀煌輝ししがこうき

センター分けにした銅色の髪にライオンのような耳と尻尾、赤い瞳を持つ魔術科学園渋谷校の高等部一年生の男子。

誰に対しても用心深い性格で簡単に信用しようとせず、仲良くなることは難しい。


雲雀椿樹ひばりつばき

コーラル色のインナーカラーが入った茶色のふわふわとした髪に柴犬のような耳と尻尾、緑色の瞳を持つ魔術科学園渋谷校の中等部二年生の男子。

初雁家に代々仕えている雲雀家の出身で、隼と狛は幼少期から従者として奉仕してきた幼馴染。

右目が長い前髪で半分ほど隠れているが、非常に怖がりで臆病な主人や勢也などの信頼している人物以外にはそれを頑なに見せたがらない。


上郷山陽うえさとさんよう

青のメッシュの入った灰色と黒の髪に緑の瞳、褐色の肌、龍の尻尾を持つ魔術科学園大阪校の高等部三年生の男子。

必要最低限なことしか話さず、助詞をよく省略しているので言いたいことが伝わらないことも。


桜燕さくらつばめ

漆色と白の髪にピンクの瞳、燕の尻尾を持つ魔術科学園福岡校の高等部二年生の女子。

ボーイッシュな容姿だが、男に間違われることは少ない。

魔術科学園渋谷校・ある日の放課後。


トラックを元気よく走っていた陸上部の面々が、唐突にスピードを急激に落とした。


「………はぁ、めんどくさ〜。」


先ほどまではやる気と活気に満ちていたのに、すっかりそれらを喪失してしまい、だらしのないフォームでだらだらとやるせなく走って………歩いている。


彼らの口からは「めんどくさ。だる。しんど。」と情けない弱音が漏れ始め、さながら枯れた草木のように生命力を失ったのだ。


同時刻の第一音楽室にて。


吹奏楽部員達の懸命な練習によって奏でられていた美しい音楽が、唐突に腑抜けてだらしなくなった。


音の強弱はバラバラで、吹くタイミングもいい加減になり、姿勢もまるでなっていない。


つい先ほどまでは教室を満たしていた熱意が、まるで穴の空いた風船から抜ける空気のように何処かへと消え去ってしまった。


そんな状態で美しい演奏など到底できるはずがなく、その出来栄えも当然ながら間の抜けたものになったのだ。


陸上部や吹奏楽部だけではない。


サッカー部も、弓道部も、合唱部も………どの部活の者も、やる気と熱意をなくしてしまった。


どの生徒も口癖のように「めんどくさ」「しんど」「だるい」と呟き、普段どんなに情熱に溢れている者もそういった言葉を口にしていた。


まるで感染症のように広がる倦怠感は生徒だけでなく教員にも影響を及ぼしており、教師達がやる気を失ったことで仕事がダムのように塞ぎ止められている。


全ては他人を面倒くさがりにする悪しき力を持つ魔物………めんど草の仕業だ。


そんな状況が続いたある日の放課後。


高等部一年生の初雁隼は双子の妹の狛と同級生の煌輝、幼馴染で従者の椿樹を自分の寮室に集めていた。


彼らは最近結成された非公式の部活、「問題解決部」の部員だ。


人助けを趣味としている隼は学園で起こるあらゆる問題や生徒の困り事を解決する為に問題解決部を創設し、幼少期から付き合いの長い狛と椿樹、同級生で最も頼りにしている煌輝を招き入れて一つの部活動として結成したのだ。


活動内容は専ら何でも屋として依頼者の生徒の悩みを聞き、解決の為に可能な限り力を尽くして行動すること。


活動拠点は部室代わりである部長の隼の寮室で、普段スパイのように日々水面下で活動が行われており、顧問はおらず多くの教師にはその存在は認知されていない。


出席も欠席も無断で行える自由で気ままな部活であるが、今回隼はある理由があって部員全員を集合させたのだ。


目的はただ一つ。


この学園の五百を越える生徒の大半が突然、「だるい」「しんどい」「めんどくさい」を口癖のように言う怠け者になった………その真相を解き明かす。


周りの者にマイナスなことを言われ続けては自身の士気にも関わるし、何よりそのような状況は問題解決部の部長としてとても放っておいてはおけない。


「狛、椿樹、煌輝。あなた達も知っていると思うけど、今この学園にいる大半の生徒や教員は怠け者になっている。この事件を解決する為に、私達四人で聞き込み調査を行おうと思う。」


はい。ああ。おっけー!


幸いにも狛達部員は大半の生徒とは対照的に倦怠期に襲われておらず、元気よい返事を隼に聞かせる。


彼らが寮室を出て聞き込みに出かけようとした、その時。


「その必要ならないよー。だって君達が探しているみんながめんどくさがり屋さんになった事件の犯人は、ここにいるんだもん。」


「!?」


背後から唐突に、何者かの聞き慣れない声がした。


四人が慌てて振り返ると、そこには腑抜けた気だるげな顔をした、短い手足の生えた草の魔物がいた。


四人の視線を忍者のように掻い潜り、彼らの気付かぬ間に寮室へと忍び込んだのだ。


「いつの間に………。」


「アンタ誰よ!!!」


「え〜? 名乗るの、めんどくさ〜。」


名前を問われたその草の魔物は名乗りたくないと吐き捨てると、隼のベッドの上でゴロンと横になってしまった。


名乗るのが面倒くさい………どうやらこの魔物は、相当な面倒くさがりと見られる。


「めんどくさ〜めんどくさ〜。」


ベッドの上で寝転がりながら、繰り返し同じ言葉を呟いている。


さながら怠け者になってしまった多くの学園の生徒のように。


煌輝はどうやらこの魔物について、知っていることがあるようだった。


「名乗らなくてもいい、お前のことは知っている。お前は魔物めんど草。近づくだけでどんなに元気な人も、面倒くさがりにしてしまう力を持つ魔物だ。」


「左様ですか!? では、生徒の皆様が倦怠感に見舞われてしまわれたのはこの魔物の方の仕業ということでしょうか。」


「ちぇっ、バレたか〜。」


己の正体を看破されようとも、全く焦りを見せる気配はない。


こちらに顔を合わせようともせず、そっぽを向いてぐうたらとしている。


「そうさ、ぼくが犯人さ〜。ぼくの持つ力で、この学園のみんなを怠け者にしてやったのさ〜。」


「どうしてそんなことをするの? 私達はあなたのせいで困っているのよ。」


「どうしてそんなに責めるのかなあ〜。ぼくはただみんなに、怠けることの素晴らしさを教えてあげているだけだというのに。」


隼に問い詰められようとも、のらりくらりと言葉を返す。


「みんないつも頑張りすぎだよ〜、そんなに頑張ったら疲れちゃうでしょ。もっとグウタラした方がいいよ。」


見せかけは善意でやっているように見せるめんど草。


しかし実際は仲間と共に世界中を怠け者にし、怠け者ワールドを作って支配することが計画であった。


隼は既にそれを見透かしており、鋭い言葉の雨を浴びせる。


「あなたねえ、めんどくさめんどくさって………世の中めんどくさくてもやらなきゃいけないことなんて幾らでもあるのよ。皆んなが面倒なことを我慢して頑張っているからこの世界は回っているの。口癖のように『めんどくさぁー』と呟くだけで何もしない怠け者はあなただけよ! 大体その口癖が、皆んなの気を滅入らせて気力を奪っていることに気付かないわけ? あなたが面倒くさがりなのは勝手だけど、周りを巻き込むならそれは立派な迷惑行為………」


めんど草「めんめんどんどんめんどんどぉ〜。」


説教中の隼にも容赦なく、めんど草は怪しげな呪文を放つ。


「………!?」


めんど草の目をうっかり見つめ、その呪文をまともに聞いてしまった隼は唐突に膝から崩れ落ち、その場にぐったりと倒れてしまった。


「隼!?」


「隼お嬢様!!」


「大丈夫か、隼!?」


「………説教するの、めんどくさ〜。」


ゆっくりと顔を上げる隼。


しかし既に手遅れであった。


完全にめんど草の魔の手にかかり、怠け者となってしまっている。


めんど草は相手の戦意を喪失させる力を持つ………ある意味最も恐るべき相手だ。


ただ強いだけの魔物なら、もっと強くなって戦えばいつかは砕けるかもしれない。


しかし戦意の強制喪失に抗うには、相当な精神力を必要とする。


普段授業でどれだけ疲れていようとも、日課である剣術の鍛錬を必ずと言っていいほど欠かさない隼。


「面倒くさい」などと口にすることは決してなく、そもそも膨大な体力の持ち主なのでそんなことを思うことすらなかった。


そんな隼が今、この小さな魔物の力によって面倒くささで動けなくなっているのだ。


狛達はその恐ろしさを、己の肌を持って実感していた。


隼をダウンさせても尚、めんど草は気怠げにゴロゴロしながら呑気に惰眠を貪っていた。


相変わらずこちらを見ようともせず、完全に慢心しきっている。


「いきなり飛び掛かって捕まえたら………このレベルの面倒くさがりなら、きっと避けるのが面倒くさくて避けられないよね。」


そう考えた狛はめんど草にそっと近付くと、唐突に襲いかかって両手を広げた。


まるで獲物を目にした魔物のように、その目はギラギラと輝いている。


「隙あり!!」


「めんめんどんどんめんどんどぉ〜。」


「!!」


両手でめんど草を捕えかけた直前。


例の呪文が耳に入り、狛はその場で止まってしまった。


「どうなされましたか、狛お嬢様!?」


「あと少しだぞ!! 早く捕まえろ!!」


二人の仲間の案ずる声も、もはや耳には入らない。


狛は隼共々倦怠感で動けなくなり、あっけなくダウンしてしまった。


「倦怠感は感染するよ〜。諦めな〜。」


何とも屈辱的な魔物だ。


顔は腑抜けていて弱そうなのに、剣術の名家初雁家の出身たる双子を揃ってダウンさせた。


まるで存在自体が侮辱されているような、絶望的な感覚を与える。


「悪さを今すぐやめろ。そうすれば俺達はお前に何もしない。」


「え〜。悪さやめるの、めんどくさ〜。」


「ならここから立ち去っていただけないでしょうか。面倒くさがりにさせられるのは、とても迷惑でございますので………」


「どっか行くの、めんどくさ〜。」


どんな提案も「めんどくさ」の一言で拒否する。


悪事をしないよりする方が明らかに面倒なように思われるが、この魔物にとって自分が楽しいことはどれほど手間がかかろうとも面倒に感じないらしい。


それよりも先ほど言った「倦怠感は感染する」とは一体どういうことなのだろうか。


ウイルスや菌でもあるまいし、倦怠感などの感情が空気を伝って感染するなどあり得ない………


「!!」


椿樹と煌輝の身体が、唐突に非常に重くなった。


そして二人ともあっという間に自重に耐えられなくなり、立っていられずに膝が折れて後ろに倒れてしまった。


「うぅ………いきなり尻もちをついたせいで、お尻で尻尾を潰してしまいました。」


とうとう四人の全部員が、だるさで動けなくなってしまった。


度を越した倦怠感はもはや痛みにも等しく、少しでも動こうとする度に動くなと本能に止められるのだ。


問題解決部として初めて魔物と対峙した結果が、こうも悲惨に終わってしまうとは。


隼達は全員分かっていた。


このままめんど草を放っておいたら、いずれ取り返しのつかないことになると。


(インフラを動かす人達が止まれば、電気も水道も止まる。)


(公共交通機関も動かない。そうすれば県どころか市からも出られない。)


(あちこちの店が休んだら、美味しいものや可愛い服だってきっと食べに行けないはず。)


(この学園の教員の皆様が動けなくなったら、僕達はもう妖魔法術を学べない。)


そうなればもはや、この地球はめんど草のものだ。


そしてこの倦怠感の波動が海を越えて世界中に広がり続け、やがて地球が自転することを面倒くさがったら………地球の自転は止まり、世界が灼熱と極寒の極地となり、地磁気も消失し、放射線が降り注ぎ、めんど草達も支配しようと思えない地獄絵図となることだろう。


隼らがそうして悩んでいる間も、めんど草は変わらずネガティブなことをぼやき続けた。


「はぁ〜。ゴロゴロするの、めんどくさ〜。」


「はぁ〜。呼吸するの、めんどくさ〜。」


「はぁ〜。めんどくさがるの、めんどくさ〜。」


ひたすらあらゆることを、ただただ面倒くさがり続けためんど草。


そしてついに、もはや唯一のアイデンティティにして好きなことである面倒くさがることすらも面倒くさがってしまった。


その時だ。


先ほどまでゴロゴロとしていためんど草が、唐突に二本足で立ち上がった。


「!!」


「!?!?」


ススキのように垂れ下がっていた長い頭は、ピンと天を向いて真っ直ぐに伸びる。


だらんと腑抜けていた表情も、キリッとした凛々しいものに完全に変わっている。


その変貌した姿はどこか光り輝いているようにも見え、眩しさすらも感じられた。


隼達は寝転がりながらめんど草を見上げ、その豹変ぶりに驚かされていた。


「あいつ、急にどうしたんだ?」


「ハッ! もしかしてなのですが………面倒くさがることを面倒くさがったから、あらゆることを面倒くさがらなくなったのではないでしょうか。」


椿樹の推測通りだ。


めんど草は面倒くさがることを面倒に思ったが故に、あらゆることを面倒くさがらずに頑張る魔物「がんばる草」に生まれ変わったのだ。


「ぼくはもうめんど草ではない!!! だからあらゆることを頑張るぞ!!! さあ君達も寝っ転がっていないで立て!!! 頑張れーーー!!!」


めんど草………もといがんばる草の溢れる熱意を感じ取り、隼達の心にも火がついた。


そして何かを頑張りたい気持ちになり、校庭へと走り込みに赴くことにした。


四人の熱意は弓道部に、合唱部に、吹奏楽部に、そして陸上部へと伝播していった。


それを受け取った部員達はこれまでと同様どころか、これまで以上の熱意を持って練習に特訓に取り組み始めた。


陸上部のトラックからは元気の良い掛け声が、第一音楽室からは素晴らしく美しい演奏が、弓道場からは放たれる矢の気持ちの良い音が響き渡る。


寮室に残って自習をしていた者達は、疲れが一気に吹き飛んだことで一斉に問題を解き始める。


職員室にいる教員達も降り注ぐやる気の源を浴び、それまでの遅れを取り返さんと猛スピードで一斉に仕事をし始める。


その影響力は学園中に広まり、そして学園を飛び出して渋谷区中に広がった。


区内のありとあらゆる学生が、社会人が、老若男女が、あらゆることを頑張り始める。


集まってきた仲間のめんど草も感化されたことでがんばる草に進化し、ますます人々を元気にした。


今ならどんな猛勉強も、重労働だってこなせてしまう。


ゆくゆくはその波は東京都中に、そして日本中へと広まった。


めんど草達が去るまでの数日間、日本はやる気と活気に満ち溢れたのであった。


そして問題解決部の四人はこの件における功績を認められ、高等部一年生の担任の所有するキャンピングカーを部室として与えられたのであった。


今ではその担任が顧問を務めてくれており、活動の幅は広がっている。

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