表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

序章 僕が死のうと思ったのは。

どうも、素足の詩人です。今回の作品は『死』を身近に感じ始めたのがきっかけで書き始めた作品になります。人は何時から死を意識するのか、自分なりの答えになりますが読んでいただけると嬉しいです。


・・・僕が死のうと思ったのは、何故だろう?


そもそも何で自分は死のうと思ったのだろう、机の上に置かれているネットで買った成分も分からない、薬の小瓶をベッドからボーっと眺めながら考えのまとまらない頭で試行してみる。

あぁ、頭痛が痛い。吐き気もする。

そんな状態の頭では浅い考えしかできない。酷く痛む頭を庇いながら薄暗い部屋で、ぼやけた天井を眺めながら、朝の8時30分になるまで光ることの無い携帯のアラームを待っている。


今日が始まるまで、あと1時間30分。大きく息を吸い錆び付いて鈍くなった思考のループに少しずつ潜っていく。


僕の変わらない日常がやってくるまで、あと30分。今日もきっと大学には行けそうにないだろう、二度寝をすることを決心して、布団を被る。


携帯のアラームが鳴るまで、あと1分。ところで、どうして僕は死のうと思ったのだろう。そこが気になり二度寝をすることを止めた。


アラームが鳴り僕の今日がが始まる。そして、僕の日常は、この日を境に少しずつ変わり始めてしまったのだ。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ