聖蛇の化身・影⑴
モモが侍女に襲われ倒れた報せを受けたラインハルト達が、モモの部屋に到着した時、そこには泣き崩れる侍女長ナーサと、立ち尽くす衛兵。
「取り押さえた侍女は、これでモルネードは終わりと叫びながら、灰となって消えました。」
衛兵の足元には確かに灰が残っていた。そして、モモに起きた事の詳細をラインハルト、各団長に説明した。そこへ息を切らしながら妖精ルキスと、ラインハルトから伝波鳥を受け取ったラウルとダンが合流した。
今、この部屋でルキスの姿が見えるのはラウルとダン。ラウルがルキスに問いかけた。
「ルキス!モモの魔力は、今どこに?」
「それがアタシにもわからないのっ。突然ブツっと切れたの、いつも繋がっていたモモとの魔力が…」
モモと魔力が繋がっているのは、ルキスを除いて従魔ペルだが、彼は今、地底界にいる。悪魔のリリンに至っては魔界だ。ルキスがモモの魔力を追えない今、モモが装備している金の指輪だけが唯一追える鍵となるが、あれはモモ自身が魔力を込めないと発動しないラウル専用の転移アイテム。
「ーーーーー?」
その時ラウルは自身の魔力が減る感覚を覚えた。
「灰になって消えたって事は…その侍女は魔人だった可能性が高いな。」
ラウルの推測にラインハルトが続く。
「まさか王宮に魔人が紛れ混んでいたなんて…。侍女長、侍女達の行動におかしな点はなかったか?」
ラインハルトが侍女長ナーサに尋ねた。
「いえ……あ、そういえば一人だけ半年前に採用された子が常に顔色が悪くて心配してましたが…」
「顔色が?もしかして血の気が引いた様な?」
「はい、化粧で隠してはいたみたいですが…」
「…侍女長、その侍女が使用していた寮へ案内してもらえるか?」
「寮ですか、殿下?」
騎士団長シズウェルがラインハルトに問う。
「ああ。もし、その侍女が灰となって消えた魔人なら、部屋に何か手掛かりになる物があるかも知れない。」
侍女長は立ち上がり、侍女寮へラインハルト達を案内した。
(…さっきの感覚、防御障壁のもの。だとすると、モモは無事?とりあえず無事でいてくれたら…?)
「あつ…?」
ラウルの腕輪の黒曜石が熱を持ち輝いていた。
「どうした、ラウル?あれ、腕輪光ってる…」
ラウルとダンが立ち止まった場所は、先に進めば地下へ続く階段。フッと何かの気配を察知したダンの見る方向に、ラウルが目をやると、そこには今にも消え入りそうな黒髪の女性の後ろ姿が。
「!?」
立ち止まったラウル達に気づいたラインハルト。
「どうした、ラウル?」
「あ、ああ。ラインハルト、この王宮、モモ以外に黒髪の女性っていたか…?」
「いや、黒髪の女性はモモ殿だけだか…?」
「悪い。先、行っててくれ!」
ラウルはラインハルト達と分かれ、黒髪の女性の後を追った。ダンとルキスもそれに続く。
「…?ルーク師団長、ラウル達を追ってくれ。」
「は。」
ラインハルトの指示を受けた聖属性魔法師団長ルークがラウル達を追う。
地下へ続く螺旋階段を降りていく黒髪の女性。その横顔はモモそっくりだった。だが、着衣が明らかに違う。普段からモモはワンピース姿が多いが、今目の前にいるのはパンツ姿、この国の女性では目にしない着衣。確信が持てないラウルは距離を置きながら様子を伺っていた。
「ラウル、何か見えてるのか?何もないぞ?」
「シッ、今モモにそっくりな子があそこにいるだろ?ただ、服も髪型も違うから…」
「いや、だから見えないって。」
「え…?あ、ルキスは?あそこに…」
「ええ。けど気配がいつものモモじゃないみたいで…なんだか冷たい感じ…」
「じゃあ、彼女はモモなんだな?」
ラウルがルキスに確認すると、ルキスは頷くだけだった。
そこへ師団長ルークが追いつき、ラウルが事の詳細を話した。
「あそこにモモ殿が?…私にも見えないが…」
ダンとルークにはラウルとルキスに映るモモが見えていなかった。
「どうしてラウル殿には見えるのか、何か我々に無いものが…?」
「さっき、ラウルの腕輪光ってたよな。それか?」
ダンに言われ、聖蛇ナーガよりモモに授けられた黒曜石が嵌め込まれた腕輪。これには大地の女神ヨルズの加護があり、大地の妖精シヴを使役するラウルにモモが託したものだった。
「なるほど、モモとナーガ様に関する物を身につけている者だけが見えるのか?…だったら、ロイドもだが…」
「ロイドはジュウトとかと城下で調べ物してるぞ。」
「あ!」
ルキスの声があがる。
モモの前に影の魔物ダイモニゾメノスが現れた。
ダイモニゾメノスの腕がモモの身体に巻きつき、モモを体内に取り込んだ。
「!!」
「モモを離せ!!」
柱の影に隠れていたラウルが剣を抜き、ダイモニゾメノスに斬りかかろうとした時だった。
「おっと、そこまでだ。」
ダイモニゾメノスから謎の声が響いた。
「誰だ!?姿を現せ!!」
すると剣を構えるラウルの腕を、ダイモニゾメノスの体内から出てきた生気のない手が掴んだ。
「…っ、魔人…!?」
ダイモニゾメノスの体内から手に続き、滅紫色のフードの魔人が姿を現した。
「今、俺達に手を出したら、あの娘の本体がどうなるかわかるだろう?」
ドンッと、魔人はラウルの腕を振り払った。
「本体…?じゃあ…」
「あの娘は聖蛇の化身の影だ。もっとわかりやすく言えば、心の負の部分の集合体を我々は影と言う。我々も本体と影が分かれるとは予想していなかった。どうやら聖蛇の化身はこの世界の者ではないらしいな。」
「……!」
「ふ、図星か。この世界に黒髪の者はいない。しかもあの見た事の無い着衣。本体は、とあるお方への貢ぎ物として頂いた。」
「貢ぎ物だと!?一体どうするつもりだ!!」
滅紫色のフードの魔人は指を鳴らすと、ダイモニゾメノスの額に第三の目が開眼した。それと共に、ダイモニゾメノスの体内から青白く光る球体が出てきた。
「おまえ達に見せてやろう、人間の、聖蛇の化身の負の部分を。人間の負の部分は醜い感情で溢れているものだ。それが本体の心を凌駕した時、魔人は誕生する。これを見ても、この娘を守り助ける価値があるか、考えてみるんだな。」
滅紫色のフードの魔人は、その球体をラウルに投げ、影のモモを連れてダイモニゾメノスが創り出した影の中にトプンッと姿を消した。
「モモッ!!」
青白く光る球体をラウルが受け止めた瞬間、それは弾け、ラウル達は光に包まれた。
同じ頃、侍女長に連れられ、侍女寮の一室に案内されたラインハルト達。突然の殿下の訪問に浮き足立つ侍女達の姿が目立った。
侍女長ナーサが、魔人と思われし者が使っていた部屋の鍵を開ける。その室内は、カーテンは閉めっぱなしで生活感はなく、ただただ血の匂いが篭っていた。
「なんだ、この部屋…」
ラインハルト達が鼻を塞ぐと、ナーサがカーテンと窓を開け、換気。そして、光が射し込む室内を見廻した竜騎士団長カーティスが、クローゼットから赤くシミの着いた服がはみ出している事に気づき、クローゼットを開けると、そこには
金髪の少女が首や胸、腕から血を流して倒れていた。
「お、おい!」
「……!この顔、行方不明の聖女の一人じゃないか?」
騎士団長シズウェルが衛兵に少女の身元確認の照会を指示する。少女は貧血状態で顔面蒼白、指先は冷え切っていた。ラインハルトが少女に回復魔法をかけると、次第に少女の頬が赤みを帯び、ゆっくりと目を開けた。しかし。
「いや、来ないで!」
目覚めた瞬間、少女はラインハルトを突き飛ばした。
「殿下!」
「いや、大事ない。」
シズウェルの言葉に、混乱していた少女がフッと我に返る。
「…え…殿下…?」
少女は足元から目の前にいる人物を冷静に見つめ直した。
「あ…も、申し訳ありません!殿下に対し大変な無礼を…私…」
少女はその場に平伏し、震えながら謝罪をする。そんな少女の肩に触れラインハルトは少女の体を起こさせた。
「気にしなくていい、それよりキミに起きた事を話して貰いたい。ずっとここに閉じ込められていたのか?」
少女はラインハルトのその言葉に、助かった事がわかり安心したのか、ポロポロ涙を流しながら頷いた。
「はい…ナーガ神殿で祈りを捧げた帰りに、突然薬を嗅がされ、気づいたらここに…結界を張られ、私の声は外には届かず、ずっと血だけを侍女姿の、まるで死人の様な顔色の者に吸われ続けて…聖女の血は命を永らえ、人間の姿を保てるとかなんとか…」
少女の言葉にラインハルト、シズウェルは顔を合わせた。
「聖女の血は、命を永らえ、人間の姿を保つ?死人の様な青白い顔色を少しでも血色よく保つって事か?」
「侍女長も化粧で顔色を良く見せようと隠していたと言っていましたね。」
そこへ、シズウェルに身元確認を命じられた衛兵が戻り書類をシズウェルに渡した。
「殿下、こちらの聖女の身元確認が出来ました。半年前に行方不明になったミアという名の者です。」
「ミア殿で間違いないか?」
ラインハルトがミアに確認を取る。
「は、はい。」
「ミア殿は聖女のランクAの方です。行方不明の聖女達も、ランクAの者が多く、魔人達は人間に混じって何か企んでいるかもしれません。」
カーティスの考察にラインハルトは頷くと、周囲の者に指示を出した。
「ミア殿を医務室へ。侍女長とカーティス団長は全ての侍女の確認を。シズウェル団長は全ての騎士、衛兵に不審な者がいないか秘密裏に確認し報告してくれ。私は城に出入りする貴族達をあたる。」
ラインハルトの指示に全員が敬礼した。
時間は少し遡る。
モルネガングア山脈、アンプナー山のクレパス内。
勇者ヴァンは十字架に架けられるも、脱し、魔人達相手に一人奮闘する。そこへ突如、気を失ったモモが空間を裂き滅紫色のフードの魔人とダイモニゾメノスと共に現れた。
「!?」
「ついにやったぞ!聖蛇の化身を手に入れた!」
モモの姿を見て、士気の上がる魔人達。
「聖蛇の、化身?」
剣を片手に息を上げながら、歓喜に沸く魔人達を不思議がるヴァン。
「ああ、お前は存在自体知らないか。無理もない、仮死状態だったからな。さぁて、この高潔な聖女の生き血をいただいてみるとするか!アスポデロス!!」
黒のフードの魔人は自身の掌を斬り吸血植物アスポデロスの種を握りしめてからモモの近くへ投げつけると、その血に反応し、モモを覆う様に根を生やし、葉を広げ蔓をモモの体に巻き付けようとした瞬間、強力な防御障壁が発動し、蔓から葉、茎を経て根までを消滅させた。
「な、何!?」
魔人達が襲いかかるも、再び防御障壁が発動。弾かれ、逆に重いダメージを与えられてしまった。
「クソッ!なんて事だ!やっと手に入れた聖蛇の娘に触れられないとは!この生き血がないと我々の計画が…」
「あ、あの、影も無いですが…」
いきりたつ滅紫色のフードの魔人に、黒のフードの魔人が意見した。魔人達がモモに松明を当て影がない事を確認した。
「なんだと!?ダイモニゾメノス!貴様、影を切り離したのか!?」
モモを攫ったダイモニゾメノスは首を横に振った。
影の世界以外で、生身の人間が影を切り離されると、離されていた時間分、命を影に削り取られてしまう。
「ちっ、仕方ない、影を取りに行くぞ。お前達は勇者を片付けておけ、聖蛇の娘は傷付けるなよ。来い、ダイモニゾメノス!」
滅紫色のフードの魔人がダイモニゾメノスの体内に入り、影の中にトプンと消えた。
しばらくして、ヒタヒタという足音と共に、勇者ヴァン達四人の影がフィールド内に姿を現した。
「え…?」
ヴァンは目を疑った。自分に向かって歩いて来る自身の影の姿に。
「おー、勇者様の影のお帰りだぁ!あの格好、傑作だぜ!」
勇者と謳われたその姿は、勇姿のカケラもなく、痩せこけた顔、ボサボサの髪、目の下のクマに心ここに在らず、曇った瞳。勇者の影がヴァンの前で立ち止まった。パラディンのジェイド達の影もそれぞれが本体の前に。
「これが…俺の負の部分…?」
ニタリと薄ら笑う影が足元から本体に戻った。と、共にパラディンのジェイド、黒魔法使いのピユフィーヌはハッと目覚めた。影ぎしてきた現実世界での時間の記憶が流れ込んで来た。
「ーーーーーっ!!」
ただ、聖女のアイラは吸血され目覚める体力もなく、影が戻った時、ビクッと反応しただけだった。
「な…なんだここは!?悪い夢でも見ていたのか?」
ジェイドは目覚めたと同時に、十字架に架けられていた腕と足の縄を力技で解いた。
「くっ…力が思う様に出ない…って、ヴァン!?ピユフィーヌ、アイラ!?」
ジェイドの目に映ったヴァンは何かと闘っているのか、酷く疲弊し、剣を地に突き刺し片膝を付いて頭を抱えていた。アイラは意識なく、ぐったりしている。
「ジェイド!私の縄も外して!」
ピユフィーヌが叫ぶ。すると、魔人三体がジェイドに襲いかかる。
「させるか!!」
「殺せ!!」
襲いかかる魔人達に、ジェイドは回し蹴りを喰らわし蹴散らした。間合いを保ちながらピユフィーヌの元へ近づいていく。その様子を見ていた黒いフードの魔人がジェイドに拍手を贈る。
「フッ、流石は勇者パーティーに属するパラディン。人間の力を凌駕する我々を抑えるとはな。楽しませてくれよ?」
黒いフードの魔人が指を鳴らすして合図を出すと、クレパスの下層から紫黒い瘴気がたちまち立ち込め、その奥に赤く光る複数の目。ブラッドウルフの大群が、ジェイド目掛けて一斉に襲い掛かって来た。
「な、なんだこの数!?しかも視界が…っ!」
ジェイドは瞬時に、ヴァン、ピユフィーヌ、アイラに防御障壁を付与。衝撃波と回し蹴りを繰り出し大半を蹴散らすも、攻撃を逃れたブラッドウルフがピユフィーヌの足を喰らおうと襲いかかる。
「ちょっ!ジェイド!助けて!!」
「くっ!!コイツら強化されてるのか!?」
ジェイドが収納魔法を解除し、ドラゴンの爪を装備。討伐スピードを上げていく。それらの地響きで目を覚ましたモモ。
「…?ここは?ゴホッ、この瘴気…」
立ち上がったモモは浄化魔法ピュリフィーンを詠唱…しかし発動しない。
(あれ…?ルキスが、いない…?ルキスを感じない…どうして?ルキスがいないと瘴気の浄化は出来ない、なら!)
〝セリカ・シャイン”
L範囲で瘴気が怯み、視界が明るくなった。
「!!なんだ、視界が、瘴気が晴れていく…」
ジェイド、ピユフィーヌ、魔人達が視界の悪い、この影のフィールドを照らす光に驚いた。
そこでモモの目に入った光景は、十字架に架けられた女性二人と、苦しそうな青年に、屈強な体格の大男。そして、黒いフードの魔人とその手下と思われる魔人達。
その、屈強な体格の大男が視界の開けた中心に立つモモに気付く。
「キミ、一体…?」
モモが目覚めた事に気付いた魔人の一人が、モモに襲いかかる。
「目覚めちまったなら、もう一度寝かせてやる!」
「やめろ!!それには手を出すな!!傷付けたら命が無いぞ!!」
黒いフードの魔人が、慌てて止めにかかった。これに他の魔人達も足を止める。これを好機としたモモは、以前ラウルから習得した収納魔法で〝破邪のカウス”を取り出し、大男を囲むブラッドウルフ達目掛けて、狙いを定め、魔法の矢を放つ。まだ攻撃範囲はSだが、放たれた一本の矢が分散し、ブラッドウルフだけを射抜いた。
ズドドドドドド!!
「うおっ!!」
「バカな、情報では聖女のはず…」
「!?聖女?」
黒いフードの魔人が驚き呟いた言葉に、大男が反応する。
続いて、十字架に架けられ、女性の足元を襲うブラッドウルフも一掃し、モモは大男のそばへ駆け寄った。
「大丈夫ですか?」
「あ、ああ。助かったよ、キミこそ大丈夫なのか?俺はパラディンのジェイド。」
「あ、申し遅れました。私はモモ、職業は聖女です。」
「……聖女で攻撃スキルある方には初めて会うよ、モモはどうしてここに?」
「私は、お茶していたら影を黒いナイフで刺されたまでは覚えているんですが、気づいたらここに。」
「俺達もいつからここにいるのか、わからない、正直混乱している。だが、奴等が敵である事はわかる。モモは味方でいいんだな?」
「はい!私もここから出たいので、よろしくお願いします!」
(ルキスも、いつもパーティーを組んでいる仲間もいない、初めての一人での戦い…足手纏いにならない様に立ち回らなきゃ。)
モモの〝破邪のカウス”を握る左手に力が入る。相手は黒いフードの魔人、他3体の魔人。そして瘴気の陣から湧き出る魔物達。
3体の魔人達がそれぞれ武装する。
「……勇者パーティーの実力、見せてもらおうか。果たして一人で守れるかな?」
黒いフードの魔人がそう言うと、クレパス下層から瘴気の陣が浮上した。陣の中心から紫黒い瘴気と共に、再びブラッドウルフとアラネアが現れた。
黒いフードの魔人がアラネア達に指示する。
「聖蛇の娘を糸で捕らえろ。傷は決して付けるなよ。」
一斉にモモに向かって来るアラネア達。そして吐き出された糸。ジェイドが即座にモモの前に立ち、手刀で横一閃。そこから繰り出された斬撃波がアラネア達を一掃。しかし、その範囲から漏れたアラネアがジェイドとモモを取り囲む。
「しまったっ!抜けたかっ…」
〝デトックス・フラッシュ!!”
モモはアラネア達の毒化を解く為、解毒魔法を詠唱。アラネア達は光を浴びると、紫色から脚は深い青色、胴体は青と白の幾何学模様に変わった。すると、攻撃的だったアラネア達がモモ達に背を向け、まるで壁の様に編隊を組んだ。
「え…?」
「なっ、一体どういう事だ!?」
驚くモモに、黒いフードの魔人。
「! アラネア達の目がグレーに輝いて…?」
ジェイドが気づいたアラネアの目。その色は。




