≪Episode 6.化けた男が豪快だった為に上手くいった!≫
ワタシの名前は、『トランティス』性別は男でも女でもありません。
年齢も、いつからか数えなくなったので分かりません。
ワタシの能力は、、、?
『自由自在にどんなモノにも変身することが出来る事です。』
【ガタガタ】
『おい! ニック、行儀が悪すぎるぞ!』
『まあまあ~クラム! わたしは案外、ニック君のような男は
嫌いじゃないんだよ!』
『ありがてぇ~俺はこんな男だ! 今更、変えられねえーんだよ!』
『まあ、そこがお前のいいところだからな~』
『___あぁ、』
『じゃあ~“大事な話をしようか?”』
『えぇ、そうしましょう!』
『率直に聞くが? ジーンカスト! マコト・タカヒラがこの国から
金を密輸をするというのは本当の話か?』
『アハハ~貴方は本当に面白い男だ! わたしも正直に話しましょう!』
『こんな、ジーンカストは初めて見るよ!』
『じゃあ、聞かせてもらおうか!』
ジーンカストは、ワタシの豪快さを相当気に入ってもらえたようです。
豪快に話、豪快に食べるワタシには、“裏表がない男に彼には見えたので
しょうね!”
『マコト・タカヒラとは? 長い付き合いでね! 彼と知り合ったのは
共通の友達を通してでした。それが2年前の秋ですよ。 彼は頭のキレ
る男だった! しかも、、、? 勘もいいですしね!』
『___それで、金を密輸する手伝をしているという事か?』
『いや? 手伝っている訳じゃないですよ。この国をわたしの国にしよう
と彼に協力してもらっているだけです。』
『___でも、金の密輸は法に触れるだろう。』
『“勿論! 承知の上ですよ。”』
『ジーンカスト! 君ときたら、、、?』
『金の密輸の事は、そんなのは俺には関係ないからどうでもいいんだよ!
俺に、マコト・タカヒラを紹介してくれないか?』
『いいでしょう! ニック君なら、紹介しますよ。』
『___ジーンカスト、本気なのか?』
『えぇ、きっと! マコト・タカヒラも彼が嫌いじゃないと思いますよ。』
『まあ、そうかもな!』
『じゃあ、決まりだ!!!』
こうして、ワタシはまたマコト・タカヒラと会う事が出来るようです。
今度は、まったく違う男に変身してね!
*
少しの間、ここクライント国でバカンスしながらジーンカストが
マコト・タカヒラと連絡を何度か取ってくれていましたよ。
そして、いよいよ。
『クラム、ニック君! 明日、マコト・タカヒラが我が国!
クライント国に来るそうですよ。』
『___本当か!?』
『えぇ!』
『やっと、会えるんだな! マコト・タカヒラ、どんな奴か楽しみだ!
今日は、早く寝るぞ!』
『あぁ、そうだな!』
『わたしも、楽しみですよ。』
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