≪Episode 24.では! マリデオ国の総指揮官、コーストに会いましょう。≫
ワタシの名前は、『トランティス』性別は男でも女でもありません。
年齢も、いつからか数えなくなったので分かりません。
ワタシの能力は、、、?
『自由自在にどんなモノにも変身することが出来る事です。』
【コンコン】
『___どうぞ! 入ってくれ! 久しぶりだね、カーパス? 君の国は上手く
いっているのかね?』
『___それが実は、オレは“反省をしているんだよ!”』
『・・・反省だと? カーパス、熱でもあるのか?』
『___オレも歳を取ったのか? オレの国の国民のために何もして
ないと気づいたんだよ、コースト!』
『・・・なんだか? 今日のカーパスは、“別人のようだな!”』
『___実は、そうかもしれないぞ!』
『カーパス! 君はやっぱり熱でもあるようだな~!』
『アハハ~そうかもしれんな~!』
ワタシは、カーパスに変身してマリデオ国の総指揮官、コーストと話を
しているところですが。
このコーストという男は、凄いと思いました。
___よくワタシの事を見ていたのです。
・・・ひょっとしたら? 既にワタシが変身したカーパスの事も気づい
ているのかとも思いました。
【___このカーパスは、“偽物”だと。】
でも、顔色一つ変えずワタシの事を観察しているところが凄い!
さすが、マリデオ国の総指揮官だけあります。
___しかし?
ワタシが変身したカーパスが偽物だとバレていても。
___彼は、その事を誰にも言わないでしょう。
___何故なら?
カーパスは、独裁者ですよ。
彼があの国にいる限りは、国民は誰一人幸せになる事はないのです。
その事を、よく知っているコーストは何かワタシに聞きたいようです。
『・・・なあカーパス? これから君の国をどうしようと考えているんだ?』
『そうだな! “先ずは、国民を第一”に考えるようにしなくては!』
『___やっぱり、今日の君は熱があるようだ!』
『違うぞ、コースト! オレは目が覚めただけだ! 今まで自分の事だけ
考えて国民の事を何一つ考えてこなかった! 自分のこの国を俺自身が変え
なくては、、、。』
『・・・そうだな!』
『___あぁ!』
___コーストは、ワタシと話を終えると?
自分の国に帰って行きました。
彼の目は、ワタシに何か期待を含んでいるように見えました。
彼が自分の国に帰る前に、ワタシにこう言ったからです。
『___今の、カーパスなら? 君の国は変えられるだろうな。』
『・・・ありがとう。』
___とってもいい時間でしたよ。
いやいや? ワタシはまだ、する事があります。
『___みんな、聞いてくれ! オレはこの国を出る! 誰かが
この国の総指揮官になるだろう! それだけをみんなに伝えたかっ
ただけだ! それでは、もう直ぐ一時的だがオレの代わりの者が
来る! その男の指示に従え! いいな!』
【___あぁ、はい!】
___こうして、ワタシはこの場を離れたのです。
・・・外に出ると?
デンダがジェット機の前でワタシを待っててくれていました。
『トランティスさん! ご無事で何よりです。』
『___あぁ! ありがとう、待っててくれたんだね、デンダ!』
『えぇ、さあ! トランティスさん、帰りましょう!』
『___あぁ! そうだね!』
『___はい!』
___ワタシは、無事に自分の国に帰る事が出来ましたよ。
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