≪Episode 13.マコト・タカヒラとは? どんな子供だったのか?≫
ワタシの名前は、『トランティス』性別は男でも女でもありません。
年齢も、いつからか数えなくなったので分かりません。
ワタシの能力は、、、?
『自由自在にどんなモノにも変身することが出来る事です。』
マコト・タカヒラが、子供の頃に住んでいた。
Osakeにワタシは、行ってみました。
【なんて! 賑やかな街なのだろう?】
『おいおい? そこのお兄ちゃーん! ココのコロッケは世界一やでぇ~
買っててや~』
『・・・えぇ!?』
『ねえねえ? これ試食してみて~これこれ!』
『___あぁ、ありがとう!』
『ええよ~ええよ~! 外人さんもいらっしゃい~!』
___ココは、いい街ですねぇ~
外人であるワタシにも、言葉が通じないとか関係なく! バンバン話
かけてくれますよ。カタコトの英語に、ジェスチャーを入れながら楽
しそうに話しかけてくれて、ワタシはとっても嬉しかったんです。
Osakeいいところですねぇ~ワタシは、この街が気に入りました。
マコト・タカヒラは、ここOsakeで伸び伸びと育ったのでしょう。
___明日は、彼の家族に会いに行きますよ。
*
【ピーポーン】
『はーい! 髙比良です。』
『貴方が、マコト・タカヒラのお母さんですか?』
『___えぇ!』
『大丈夫! “通訳を呼んでいますから。”』
『お母さん! 髙比良 誠さんの事で、彼が詳しい事を聞きたいそうです。』
『___あの子とは? もう、親子関係の縁を切っています。私から話す事は
一切ありませんよ。』
『___今の彼の話ではありませんよ! 彼の子供の頃のお話を聞きにきた
のです。よろしければでいいんですが、』
『・・・貴方は、誠のお友達ですか?』
『___はい!』
『あの子、元気にしていますか? もう20年以上会っていませんから。』
『・・・そうですか、彼は元気ですよ! 彼の子供の頃の話を聞かせて
くれますか?』
『・・・えぇ! あの子は、子供の頃からヤンチャでね! ガキ大将だった
んですよ~』
『___“ガキ大将?”』
『ケンカが強い子供だったって事ですよ。』
『___あぁ、そういう事ですか!』
『はい! でもね? 弱い者イジメはしない子でしたよ。自分より強い相手
にかかっていくような子でね! いじめられている子を見つけると、助けて
あげるそんな優しい子だったんです。』
『それは、カッコイイですねぇ~!』
『___えぇ、でも中学生になると? 私たち親に反抗して家に帰って来な
くなりましてね! それから、私も夫もあの子と会っていないんですよ。』
『・・・そうですか、』
『でも? あの子の5つ下の妹には優しくてね! 凄く妹を可愛がっていた
んですよ。』
『___妹? 何処にいるんですか?』
『日本にはいません。私も妹が何処にいるのか分からないんです。』
『・・・そうですか、今日はありがとうございました。』
『___いいえ、私も久しぶりにあの子の話ができて嬉しかったわ!』
こうしてワタシは、マコト・タカヒラの事が少しは分かりましたよ。
もうそろそろバカンスも終わり、ワタシも自分の国に帰りましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。




