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戦国トランスジェンダー  作者: 六三
突然性転換の巻
2/27

2:ナエマ

ちなみに「ナエマ」パートは挿絵作家の人が、文章を書いてます。


「ふぅ~。いいわねえ、温泉は。疲れがとれるわ~」


 下野に来て今日で5日目だけど、毎日入っても飽きないわね。温泉は。

 実際に来てみて、ジパングっていろいろアンビリーバブルな国だと思うけど。

 水どころかお湯が湧き出る泉があるというのがまた驚きだわ。


「疲れって……。姫様いったいどんな疲れることをされたんですか?」

 少し離れたところで温泉に浸かってくつろいでいる侍女のアニスの冷ややかな視線がささった。


「き、気疲れよ。ほら、私ってデリケートだから~」


「どの口が言いますか? 少しは反省しなさい」


「反省なんてしないわよっ!!」

 私はぷっと頬をふくらませてアニスから目を背けた。


 反省しなければならないのはあいつの方なのよ!


 湯気の立ち上る中、枯葉がはらりと落ちて水面を滑りながらくるくると回った。

 迷ってる……。まるで、私の心の中みたい。


 ほんの一週間ばかり前、私は自分の夫に呪いをかけて家出した。

 私の魔術の中でも最高級にレベルが高くて難しい呪い……。

 そう、性転換の呪いを。




 私は遥か遠い西の国からはるばるジパングにやって来たの。


 アラビアにあるアムランという小国だけど、曲がりなりにもスルタンの娘ですからね。

 一国の姫としての教育も受けて、このジパングについても家庭教師に教わったのよ。


 ジパングは明瞭な四季があって、豊富な水と美しい緑や花の生い茂る豊かな国と聞いてずっと憧れてきたわ。

 屋根は黄金でできていて、人々はキモノと呼ばれる美しい衣装を身につけていると。

 豊富な水と自然については教わったとおりだったけど、黄金の屋根なんてどこにもないわねえ。

 まあ、別の場所に行けばあるのかも知れないけど。


 それはいいとして、私は観光でジパングに来たわけじゃないの!

 ジパングに私の運命があると信じて、人生を賭けて家出してきたのよ。


 ある日私の父であるスルタンアラム=アル=ラシッドはこう言ったの。

「明日、シャブワのシャルルカン王子が来られる。お前たちふたりのどちらかを后に迎えたいとのことだ」


 ふたりというのは私ナエマと双子の姉のマハネのことよ。

 双子なだけあって見た目は気持ち悪いぐらいにそっくりなんだけど、性格は正反対と言ってもいいくらい。

 マハネは大人しくて従順で、自分の考えを口に出せない引っ込み思案な性格なの。


「つまりお見合いってわけね。親の決めた相手と結婚なんて気が進まないわ」


「でも……自分で結婚相手を探すわけにはいかないでしょ?」

 マハネは困ったようにうつむいて言った。


「そうしていけない理由が私にはわからないわ」


 私たちが幼い頃に私たちと城を守るために魔物ジンニーと戦って亡くなったお母様とお父様も恋愛結婚だったじゃない。

 お母様は善良な魔女ジンニーアで、その魔力はなぜかマハネには受け継がれず、私だけが魔力の持ち主として生まれたの。

 双子なのに不思議な話よね。

 美しい魔女だったお母様にオアシスで出会ったお父様は人目で恋をしたと聞いてるわ。


 魔族の国を飛び出してお父様と結婚したお母様は、魔力を受け継いだ私に色々な魔法を教えてくれた。

 たとえば水晶を使って未来を映し出す魔法や、変身魔法、幻覚魔法なんかをね。


 そして、命を落とす直前に私たちに銀で出来た小さな箱をひとつずつくれたの。


 私の小箱にはバラの花の細工が、マハネの小箱にはジャスミンの花の細工がそれぞれ施されていた。


「この箱にはお前たちの運命が眠っている。時が来たら開けてごらんなさい。そのときまで決して開けてはいけませんよ」


 そのまま、銀の小箱は私たちにとって形見の品になってしまったわ……。




 翌日、たくさんのお供を引き連れてシャルルカン王子がやって来た。


「お会いできて光栄です。噂にたがわずなんと美しい姫君でしょう」

 王子は私とマハネを見てにっこりと微笑んだ。


 シャルルカン王子の印象を一言で言うならば、まさにおとぎ話の王子様ね。

 高貴なロイヤルパープルの衣装を身にまとって、全てを魅了するようなアーモンド形の美しい目をした男性だった。


 私は一目でシャルルカン王子に恋をしたの。

 ……そして、きっとマハネもね。


 それから私は猛烈果敢にシャルルカン王子にアタックをしたの。

 魔法で村人に化けて、ふたりでこっそり市井見学にも行ったのよ。


「あなたはいつもこんな風に街に出かけているんですか?」

 市場で買ったなつめやしのお菓子をためらいながらかじって王子は聞いた。


「いつもってわけじゃないけど」

 喧騒を離れて寺院の木陰に隠れるようにしてふたりで座った。


「領主たるもの庶民のことも理解しておかないと。そうでしょ?」

 私は微笑みながら王子の顔を覗き込んだ。


 王子は困ったように、でも嬉しそうでもある笑顔を見せた。

「そのとおりですね」


「……まったく、あなたにはびっくりさせられる」

 さっきまで歩いていた人だかりのする市場を見ながら王子は言った。


「街に出て自分で買い物したり、庶民の中をひとりで歩いたのは初めてですよ」


「はしたない女だとお思いになる?」


「いいえ、まさか!」

 大きく首を横に振って、まぶしそうに笑いながら私を見た。


「あなたは素敵ですよ。ナエマ……。あなたのような人に会ったのは初めてだ」


 王子の優しい目がじっと私を見つめて、

 私もまっすぐに王子の目を見て、

 どちらともなく唇を重ねた。


 彼が私の運命なのだと、あの時は信じていた……。




 それから2~3日後、中庭で話す王子とマハネを見かけた。

 どんな話をしているのかはわからなかったけど、王子がジャスミンの白い花を手折ってマハネの髪に挿しているのが見えた。

 はにかむように微笑んでマハネはうつむいた。


 マハネはこんなにきれいだったかしら?

 そう思ったのも不思議なことじゃなかった。今にして思えば……。


 彼女もきっと恋する乙女だったのだから。


 不安な気持ちが胸の中を真っ黒に染めていく。

 この気持ちは何なのだろう?


 王子は私を素敵だと言った。

 私のような人に会ったのは初めてだと。

 ……だけど?


 私はこっそりマハネの部屋に忍び込んでマハネの銀の小箱を持ち出した。

 この中に私たちの運命がある。

 シャルルカン王子は私の運命なの? それとも……。


 部屋に戻って鍵を閉めると、カーテンも閉め切って、テーブルの上に小箱を並べた。

 私の銀の小箱と、マハネの小箱。


 胸がどきどきする。

 見てしまったら何かが、何かが取り返しのつかないほどに決まってしまう気がして……。


 だけど開けずにはいられなかった。

 私は自分の運命に向かって歩いて行く。運命を待っているような女じゃなかったから。


 意を決して、まず自分の小箱を開けた。

 バラの花の細工が施された銀の箱を。


 箱の中には……真っ赤な炎が燃えていた。




挿絵(By みてみん)





 何……? これは、いったい……。


「やはりお前が開けたのね。ナエマ」

 どこからかお母様の声がして、飛び上がるほど驚いた。


「お母様!?」

 周りを見回したけど、お母様の姿はない。


「ナエマ。開けてごらんなさい。マハネの箱も」

 声は直接私の頭の中に響いてくるようだった。


 言われるままに、私はジャスミンの花の細工が施されたマハネの箱を開けた。


 蓋を開けた瞬間にかぐわしい香りがして、青い水のような輝きが見えた。


「……水と……炎?」


 お母様の優しい声がまた頭に響いた。

「お前にはわかるはず」


 全てを焼き尽くす情熱の炎。

 全てを潤わす癒しの滴。

 王子が求めているのは私ではない。


 お母様は何もおっしゃらなかったけれど、私にはわかったわ。

 あの小箱の炎と青い輝きを見た瞬間に。


 涙が頬を伝ったけど、私は私の運命をつかむと決めていた。


「ここでこれ以上コケにされてたまるもんですか!」

 こうなったらこの城を出て、私の運命を見つけてやるんだから!




 それから、思い立ったが吉日とばかり、大急ぎで荷造りをしてその日のうちに城を出たのよ。

 持ち物は宝物庫にあった金貨を少しばかり失敬して、城の宝の空飛ぶ絨毯と水晶玉と……それから、お母様の形見の小箱と、これだけあればまあなんとかなるでしょ。

 ……と思っていたら。


「さよならってどういうことですか? 姫様」

 生まれたときから姉のように私の世話をしてくれた侍女のアニスにはお別れを言っておこうと思ったのが運のつき。


「姫様は私がいなきゃなんにもできないんですからね! 姫様が行くところにはどこへだってついて行きますよ」

 ……と、魔物封じのランプに自ら閉じこもって私の旅に同行することになったの。


 アニスがいなくたって魔法でなんとかなるんだから、ついてこられても口うるさいだけなんだけどなぁ……。

 しかも、自分は高所恐怖症でおとなしく絨毯に乗ってられないからって普段はランプに隠れてるんだもの。

 でもまあ、ひとりよりは少しは心強いかな? アニスがいてくれたら。


「どうせ家出するなら思いっきり遠くへ行ってやろう! モハメド先生が話してくれたジパングなんていいわね!」

 ……と、空飛ぶ絨毯で海を越えてここ、ジパングまでやって来たのよね~。 


 はるばる西の彼方から……といっても、空飛ぶ絨毯に乗ってるんだからひとっ飛びなんだけど、ジパングらしき小さな島国にたどり着いた。


 いきなり外国人が街に出て行くのも目立ちすぎるので、始めの数日は山奥にひっそりと隠れて水晶玉でジパングの文化を研究していたの。


 ジパングの言葉はなかなか難しいので、魔法を駆使して睡眠学習まで取り入れてアニスとふたりで勉強したわ。


 ハトに変身して町に出て、そっと女物のキモノをいただいちゃったりもしたわね(言っとくけど盗んだわけじゃないわよ! 金貨をちゃんと置いてきたんですからね!)。


 それからひと月ほど経ったかしら……、私の言葉もずいぶん上達して、そろそろ本格的に町にくり出してもいいかなと思ったころにタイミングよく?野盗らしき男数人に取り囲まれた。


「命が惜しかったら言うとおりにした方がいいぜ。べっぴんさんよ」

 男たちは下卑た笑いを浮かべて舌なめずりをしながら私を見ていた。


 全員ネズミに変えてやってもよかったんだけど、ご親切に立派な籠で町まで送ってくれるそうだから、そのまま言う通りにしておくことにしたのよね。


「こりゃめったにない上玉だぜ」

 上玉……って、超美形ってことよね。ふむふむ。

「せっかくだから俺達で頂いちまいやしょうよ」

 やれるもんならやってみなさいな。

「馬鹿やろう。我慢しねえか。俺達がやっちまっちゃ値が下がるだろうが」

「しかし、これだけの美人めったにいやせんぜ」

 そうでしょうとも。

 “輝く太陽を恥じ入らせるほど美しい”と言われた后ゾバイダの娘ですからね。


 それからも男たちはなにやらごちゃごちゃと話していたけど、夜も更けてきたことだし、なんだかうとうとしてきちゃった……。


 本格的な眠りに落ちる寸前に、「ボスッ」という音とか「ぐえ~~っ」という声とかが聞こえてきて、ぼんやりと目を覚ますと、目の前にやたらきれいな男の子? が立っていた。

 ジパングの若い男性を近くで見るのは初めてだったから、年齢まではよくわからなかったけど、艶やかな黒髪と輝く瞳が印象的だったわ。

 さっき話して男たちとはずいぶん毛色が違うみたいだけど、なんなの? この人は。


 彼は三日月のような目でにっこりと笑って言った。

「お嬢さん。悪夢は終りました。白馬のお殿様が助けに参りました」


 声をかけられて少し意識がはっきりしてきたけど、寝入りばなを起こされたもんだからまだ眠くて堪らなかったわ。

 しかも空を見上げるとまだ真夜中だったし。


「まだ暗いじゃない。もう少し寝かせてよ」


「いやいや、そんなに上の方じゃなくて、もっと下の方を見て」


 寝ぼけたまま素直に下の方を見ると、どうやらさっきの野盗たちが転がっていた。


「あら? どうしたの? 今度はあなたが私をさらうの?」


「さらうなんてとんでもない!」

 美青年はぶんぶんと首を振って答えた。


「そなたを野盗から助けたのさ!」

 そしてまたさわやかに笑って言った。


「そうなの? 面白そうだから言うとおりにしてただけで、別にいつでも逃げれたのに」

 と思わず本当のことを言うと美青年は少なからずがっかりしたみたいだった。

 そのがっかりした様子が小さな男の子みたいでなんだか可愛い。


「でも、助けてくれたんなら礼を言うわ。ありがとうね」


 今でははっきりと冴えた目で彼の方を見ると、背後で大きく刀を振りかぶった男の姿が見えた。

「あ。後ろ」

 危ないっと思って指差したけれど、ガキンという音が鳴って既に彼は斬られていた。


 斬られたにもかかわらず彼は平然と振り返って、驚きのあまり奇声を上げる男を一瞬で尽き倒した。

 常人だというのにすごい瞬発力!

 こういう剣術を国では見たことがなかったけど、かなりの使い手みたいね。


「見事な腕前ね。あなた名前は?」


「上泉六三郎だ」

 彼は刀を鞘に収めて、私をまっすぐに見た。

 その目は優しく微笑んでいて、その細い腕は荒くれ者5人をひとりで倒すような豪傑のものにはとても見えない。


 むしろなんだか可愛いのよね。悪い人じゃなさそうだし。


 籠を開けて六三郎は私の手を取った。


 意外に骨っぽい彼の手は温かく、少しだけ胸の奥がどくんとした気がした。




「姫様……、なんですか? あの男は」


 私は六三郎が眠った隙に、こっそりランプからアニスを呼び出して事の次第を説明した。


 5人の死体が転がっているところから離れて、安全そうな川辺で今夜は野宿することになったの。


「う~~ん。命の恩人?」

 少なくとも私のために命を賭して戦ってくれたのは本当だし。


「こんな得体の知れない異国の男についていくなんて、賢い判断ではないでしょう?」

 アニスは眉をひそめて小声で言った。


「小声にならなくても大丈夫よ。今の彼は殺しても起きないから。魔法をかけてあるの」

「普通殺したら二度と起きませんよ」

 ……相変わらず口のへらない女だわね。アニスも。


 そう言いながらも、アニスは少しためらいながら六三郎の寝顔を覗き込んだ。


「まあ……これは、ずいぶんときれいな若者ですね」

「でしょ? シャルルカン王子にも劣らない美丈夫よね」

「でも……ヒゲを生やしていませんね。まだ未成年なのでしょうか?」

「う~~ん。そうかも知れないわね」


 私たちの国ではヒゲを生やしていない男は子供かホモと言われているの。


 ヒゲをたくわえていることが立派な成人男性の証でもあるのよね。


 ジパングではどうみてもオヤジだったりしてもヒゲを生やしていない人もいたけど、六三郎は案外私と同じ19歳ぐらいなのかも知れないわね。


 あんなにたくさんの男を斬ったのに、罪のなさそうな無邪気な寝顔をしている。


「とにかく悪い人じゃないわよ。もしそうでも一瞬でネズミにしちゃうから心配しないで」

「……まあ、そうなんでしょうけど」


 アニスは「嫁入り前の娘が……」とかぶつぶつ言いながらまたランプに戻っていった。


 嫁入りをうっちゃって家出してきた娘を相手に何を言ってるのかしらね。


 私はもう一度六三郎の寝顔を見つめた。


 そして、銀の小箱をそっと持ち上げてみた

 そうっと蓋を持ち上げるとキラキラと虹色に輝く星たちが見えた。


「星……? これはいったい?」


 アムランを出る直前は真っ赤な炎が燃えているように見えたのに。


 今は虹のように色彩を変えながら輝く無数の星たちが閉じ込められているように見える。


 私の運命を暗示するこの箱。今度はいったい何を言おうとしているの?


 問いかけても、その夜お母様の声は聞こえなかった。




 翌朝から六三郎との二人旅(実はランプに入ったアニスも入れて三人旅)が始まった。


 話を聞いてみると、彼はもといた道場では免許皆伝の腕前で、その師匠をも凌ぐ剣豪だったらしいの。


 剣の腕を頼みに就職活動してるらしいんだけど、要領が悪いのか未だ就職先は見つかっていないんですって。


 あれほどの剣の使い手なら、向こうの方からスカウトしてきてもおかしくなさそうだけど……。


「七重。そなたの家はどこだ? 帰りたいだろう」

 水にひたした干し飯を朝食にほおばりながら六三郎が聞いた。


 この人私の名前を聞き間違えて「七重」ってことにしちゃったのよね。まあいいけど。


「ううん」

 もらった干し飯を少し齧って首を振った。


「私家を出てきたの」


「家出? それはまたなんで?」

 六三郎は驚いたように目を丸くしていた。


 まさか「婿探しに来ました」とは言えないのであいまいに


「うーん。色々あって……。それに簡単には帰れないわ。遠い、遠い国だから」

 と答えておいた。


「へー。そんな遠い国から女ひとりでなんて、大変じゃなかった?」


「ま……、まあね」

 深く追求しないでよ……。


「なら、俺と一緒に来るか? そなたひとりぐらいは何としても食わせてやるし守ってやるぞ」


 六三郎はなんの心配もなさそうな明るい表情をして言った。


 確かにジパングには不案内だし、彼がいれば色々なことを教えてもらえそうだわ。


 あの虹色の星はきっと六三郎と関係があるような気がするし。それに、この人なんだか可愛いし、気に入っちゃったのよね~。


 そう考えた私はにっこりと微笑みながら頷いていた。


 このときは、数日後彼が自分の夫になるとはまだ思ってもいなかった。


 そして……よもや、自分が彼に呪いをかけることになるということも。


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