恋愛選択肢が見える学園4 〜時空を超えた絆、そして新たなる冒険!〜
全話まとめました。
恋愛選択肢が見える学園4 〜時空を超えた絆、そして新たなる冒険!〜
プロローグ 時を超える選択肢
二つの世界を行き来する生活にも慣れた頃。
俺、桜井蒼太の部屋に、また新しい選択肢が現れた。
【特別選択肢】【時空の扉が開きます】【過去・現在・未来、三つの時代に同時接続されます】A: 受け入れるB: 拒否する
「また新しい展開!?」
でも、ここで拒否する俺じゃない。Aを選んだ。
すると、部屋に三つの光る扉が出現した。
一つ目は青く光る扉――「過去への扉」
二つ目は白く光る扉――「現在の扉(今までの二つの世界)」
三つ目は金色に光る扉――「未来への扉」
「これは……どういうことだ?」
金色の扉から、声が聞こえた。
「――お父さん? 聞こえる?」
「え……お父さん?」
俺、まだ誰も孕ませてないんだけど!?
第1章 未来からの来訪者
恐る恐る金色の扉を開けると――
「お父さん!」
飛び込んできたのは、銀髪に青い瞳の美少女。16歳くらい。
「えっと、君は……?」
「私、桜井蒼! お父さんとお母さんの娘だよ!」
「むすめえええええ!?」
蒼と名乗った少女が、俺に抱きつく。
「会いたかった! 未来で、お父さんが消えちゃって……」
「消えた?」
「うん。時空の歪みに巻き込まれて……。だから、過去に戻って助けに来たの!」
その時、扉からもう一人、いや二人、三人……次々と少女たちが現れた。
「お父様!」金髪に青い瞳――エリザベートそっくりの少女。
「パパ〜!」ピンク髪の元気な子――アリシアに似てる。
「父上」黒髪赤目のクール――ルナの面影が。
「お父さん!」獣耳と尻尾――フェリスの娘だ!
「お父様……」おっとりした銀髪――セレスの……。
次々と現れる「娘」たち。全部で十二人!
「ちょ、ちょっと待って! 俺、そんなに子供作ったの!?」
「うん! 未来のお父さん、すごくモテモテで!」と蒼。
「でも、時空の歪みでお父さんが消えちゃったから、私たちが探しに来たんだ」
【選択肢】A: 「分かった、力を貸すよ」B: 「まず状況を整理させて…」C: 「夢だよね?」と現実逃避
Aを選ぶと、娘たちが嬉しそうに笑った。
「ありがとう、お父さん!」
その時、白い扉(現在)から雪乃たちが入ってきた。
「蒼太様、お呼びですか――って、誰!?」エリザベート。
「桜井くん!? その子たち!?」雪乃。
「蒼太、浮気!?」フェリス。
「み、みんな! これには深い事情が!」
娘たちと現在のヒロインたちが対峙。
「あなたたち、蒼太様に何の用?」とエリザベート。
「お母様……?」とエリザベートに似た娘。
「お母様!?」
全員が固まった。
第2章 過去への旅立ち
事情を説明すると、みんな信じられないという顔。
「つまり、この子たちは……私たちの?」と雪乃。
「そうみたいだ……」
「うわあ! 私、お母さんになるんだ!」とアリシア。
「……複雑」とルナ。
「でも、お父さんが消えた原因を探さないと」と蒼。
「それは、過去にあるの。だから――」
青い扉(過去)が光り出した。
「過去に行かなきゃいけない……?」
【選択肢】A: 全員で過去へ行くB: 娘たちだけで行かせるC: 俺一人で行く
Aを選んだ。みんなで行こう。
青い扉をくぐると――
気づけば、見知らぬ町にいた。看板を見ると「2010年」と書いてある。
「16年前……俺が生まれた年!?」
「お父さん、この時代のどこかに、時空の歪みの原因があるはず」
探索を始めると、公園で一人の少女が泣いていた。
栗色の髪に大きな瞳。5歳くらい。
「どうしたの?」
「お、お母さんが……いなくなっちゃった……」
少女が泣きじゃくる。
「大丈夫、一緒に探そう」
手を引いて一緒に探していると、雨が降ってきた。
「あ、雨……」
俺は上着を脱いで、少女にかけてあげた。
「ありがとう、お兄ちゃん」
「お兄ちゃんか。いいね、その呼び方」
その時、女性が駆けてきた。
「雪乃! どこに行ってたの!」
「お母さん!」
少女――幼い雪乃が母親に抱きつく。
「ありがとうございます。この子を助けてくださって」
「いえ、大したことじゃ……って、雪乃!?」
幼い雪乃が、俺を見上げた。
「お兄ちゃん、名前は?」
「そう……た」
「蒼太お兄ちゃん。ありがとう。私、大人になったら、蒼太お兄ちゃんみたいな人と結婚するんだ!」
無邪気に笑う幼い雪乃。
現在の雪乃が、顔を真っ赤にした。
「わ、私、そんなこと……!」
「可愛い」と娘たちが笑う。
第3章 過去のエリザベート
次に訪れたのは、古い屋敷。
そこで出会ったのは、10歳くらいのエリザベートだった。
「あなたは……?」
一人で庭で剣の素振りをしている少女エリザベート。
「こんにちは。練習してるの?」
「……ええ。王女として、強くならなければいけないから」
「でも、楽しい?」
「楽しい……?」
少女エリザベートが首を傾げる。
「楽しいって何? 私、そんなこと考えたことない」
「そっか……」
俺は一緒に剣の練習を手伝った。
「ありがとう。あなた、優しいのね」
「そうかな」
「私、友達がいないの。王女だから、みんな近寄ってこない」
寂しそうな表情。
「じゃあ、俺が友達になるよ」
「え……本当?」
「本当」
少女エリザベートが、初めて笑顔を見せた。
その笑顔を見て、現在のエリザベートが涙を流した。
「私……こんな顔をしていたのね……」
夜、休憩していると、少女エリザベートが風邪を引いてしまった。
「大丈夫?」
「ご、ごめんなさい……迷惑をかけて……」
「いいよ、休んで」
看病する俺。額に冷たいタオルを当てる。
「ありがとう……蒼太……」
少女エリザベートが俺の手を握った。
「そばにいて……」
「うん、ずっとここにいるよ」
その夜、彼女は安心したように眠った。
現在のエリザベートが呟いた。
「だから……だから、私はあなたを愛したのね、蒼太様……」
第4章 過去の悲劇
時空の歪みの中心を探していると、古い神殿に辿り着いた。
そこで、衝撃的な光景を目にした。
幼い俺――0歳の赤ん坊が、祭壇に寝かされていた。
「これは……?」
「お父さんの、生まれた時だ」と蒼。
周りには魔法陣が描かれている。
「これは……選択肢の力を与える儀式?」
その時、記憶が蘇った。
俺に選択肢の力を与えたのは、この儀式だった。
そして、その代償として――
「誰かが、命を差し出した……?」
祭壇の横に、倒れている女性がいた。
近づくと、それは――
「お母さん……?」
俺の母親だった。
「お前に、幸せになってほしくて……選択肢の力を……でも、その代償は……」
母の最後の言葉が、幻のように聞こえた。
俺は、涙が止まらなくなった。
「お母さん……俺のために……」
雪乃たちが、俺を抱きしめた。
「蒼太……」
「お父さん……」
娘たちも涙を流していた。
【選択肢】A: 過去を変えて母を救うB: 過去をそのままにするC: 別の方法を探す
「……過去は、変えられない。でも」
Cを選んだ。
「お母さんの想いを、無駄にしない。俺は、みんなを幸せにする。それが、母への恩返しだ」
決意を新たにした俺たちは、時空の歪みの核心へ向かった。
第5章 時空の守護者との戦い
神殿の最深部。
そこには、時空を司る存在――クロノスが待っていた。
「よく来たな、選択の勇者よ」
「あなたが、時空の歪みを!?」
「違う。私は秩序を守る者。だが、お前の力が強すぎて、時空が歪み始めた」
「俺の……せい?」
「そうだ。過去、現在、未来を行き来し、無数の選択をする。それが世界を不安定にした」
「じゃあ、どうすれば!」
「お前が消えるか、力を手放すか――」
「そんな!」
雪乃たちが前に出た。
「蒼太を消させない!」
「お父さんは、渡さない!」
娘たちも戦闘態勢。
クロノスとの激しい戦いが始まった。
戦いの中、何度も選択肢が現れた。
でも、俺は迷わなかった。
【最終選択肢】A: 自分の命と引き換えに時空を安定させるB: みんなの力を合わせて別の方法を探すC: クロノスと対話する
「待ってくれ! 戦いじゃなくて、話をさせてくれ!」
Cを選んだ。
「話……だと?」
「俺の力が歪みを生むなら、それをコントロールする方法があるはずだ。俺は、この力を正しく使いたい。世界を守るために」
クロノスが動きを止めた。
「……お前は、力に溺れない。母親と同じだ」
「母を、知ってるのか?」
「ああ。彼女は、お前に幸せになってほしいと願った。その願いを、私は見届けたい」
クロノスが微笑んだ。
「分かった。力のコントロール方法を教えよう。だが、試練に耐えられるか?」
「耐えてみせる!」
第6章 試練――愛する者を選べ
試練の空間。
そこには、今まで出会った全てのヒロインたちが立っていた。
「これが、試練だ。この中から、一人だけを選べ。他の者は、消える」
「そんな……!」
「蒼太様……」
「桜井くん……」
「お父さん……」
みんなが悲しそうな顔をする。
「選べるわけない! みんな、大切なんだ!」
「ならば、お前が消えるのだ」
クロノスの手から光が放たれる。
その瞬間――
全員が俺の前に立ちはだかった。
「蒼太様を傷つけるなら、私が!」エリザベート。
「桜井くんを守る!」雪乃。
「パパを助けるために来たんだ!」蒼。
「お父さんは、私たちの宝物だから!」娘たち全員。
みんなが俺を守ろうとする。
「みんな……」
俺は、理解した。
選択肢は、一人を選ぶためじゃない。
みんなを大切にするための、道しるべなんだ。
「クロノス! 俺は、全員を選ぶ!」
「全員……だと?」
「ああ! それが、俺の答えだ! 一人なんて、選べない! 選ばない!」
その言葉に、クロノスが笑った。
「……合格だ」
「え?」
「これが、試練だった。一人を選ぶのではなく、全員を大切にできるか。お前は、正しい選択をした」
空間が光に包まれた。
「時空は、お前の愛によって安定する。全ての時代で、全ての者を愛せ」
クロノスが消え、俺たちは現実に戻った。
第7章 それぞれの時代で
試練を乗り越え、俺は時空を自由に行き来できるようになった。
過去では、幼い頃のヒロインたちを見守る。
幼い雪乃に優しく接し、彼女の心に「蒼太お兄ちゃん」という存在を刻む。
幼いエリザベートに友情を教え、笑顔を引き出す。
現在では、今のヒロインたちと青春を謳歌する。
学園で、異世界で、みんなと笑い、泣き、支え合う。
未来では、娘たちと共に新しい冒険をする。
「お父さん、未来の世界も守ろうね!」
「ああ、約束するよ」
ある日、未来の世界で、成長した雪乃と再会した。
「あなた……やっぱり、蒼太だったのね」
大人の雪乃が微笑む。
「過去に現れた、あの優しいお兄ちゃん。ずっと忘れなかった」
「雪乃……」
「ありがとう。あなたが私の原点だった」
抱き合う二人。
次は大人のエリザベート。
「蒼太様……いえ、蒼太。あなたは私に、愛を教えてくれた。過去も、現在も、未来も」
「エリザベート……」
「永遠に、愛してる」
キスをする二人。
第8章 温泉で大乱戦!
全時代のヒロインたちが集まって、温泉旅行。
過去の幼い子たち、現在の同年代、未来の大人たち、そして娘たち。
総勢三十人以上!
「わあ! 温泉大きい!」と幼い雪乃。
「ふふ、懐かしいわね」と大人の雪乃。
「お母さん、一緒に入ろう!」と娘の蒼。
女湯は大賑わい。
一方、男湯には俺一人。
「寂しいな……」
その時、ドアが開いて――
「お父さん、背中流すね!」
娘たちが乱入!
「ちょ、ここ男湯!」
「いいじゃん、家族なんだから!」
「そういう問題じゃ……うわっ!」
滑って転んだ娘の一人を支えようとして、バランスを崩し――
温泉に全員で転落。
「きゃあああ!」
水しぶきと共に、タオルが全部流れて――
「うわああああ!」
慌てて目を閉じる俺。
「ふふ、お父さん、可愛い」と娘たち。
そこに現在のヒロインたちも乱入。
「桜井くん! 何してるの!?」
「蒼太様!?」
「わ、誤解だ!」
さらに大人のヒロインたちも。
「あらあら、賑やかね」
温泉は大パニックになった。
第9章 三つの時代の文化祭
現在の学園で、特別な文化祭が開かれた。
過去、現在、未来の全員が参加する。
幼いヒロインたちは可愛い出し物。
「みてみて、お遊戯!」と幼いフェリス。
現在のヒロインたちはメイド喫茶。
「お帰りなさいませ、ご主人様」
大人のヒロインたちは料理教室。
「私たちの料理、食べてね」
娘たちは歌とダンス。
「パパに捧げる歌!」
夜、後夜祭の花火大会。
全員が集まって、花火を見上げる。
「綺麗だね、蒼太お兄ちゃん」と幼い雪乃。
「ええ、本当に」と現在の雪乃。
「あなたといると、いつも綺麗」と大人の雪乃。
三世代の雪乃が、俺の両脇と前に。
他のヒロインたちも、三世代で俺を囲む。
「俺、幸せ者だな……」
「私たちもよ」
みんなが笑顔で答えた。
第10章 母との再会
ある日、過去の世界で、不思議な現象が起きた。
神殿に光が満ち、一人の女性が現れた。
「お母さん……?」
「蒼太……大きくなったのね」
母の幻影が微笑む。
「時空の試練を乗り越えたあなたに、ご褒美よ。少しだけ、会話できる時間をくれたの」
「お母さん!」
抱きつく俺。
「ごめんね、一人にして……」
「ううん、お母さんのおかげで、俺は幸せになれた」
「そう……よかった」
母が俺の頭を撫でる。
「あなたは、たくさんの人を愛して、たくさんの人に愛されてる。それが、母として一番嬉しい」
「お母さん……」
「これからも、みんなを大切にね。そして――」
母が消える前に、最後の言葉。
「幸せになって、蒼太」
「うん! 約束する!」
母の幻影が消えた。
でも、心は温かかった。
雪乃たちが駆けつけてきた。
「蒼太……」
「大丈夫。俺、もう前に進める」
みんなが俺を抱きしめた。
エピローグ 永遠の愛
時空を超えた冒険は終わった。
でも、俺の人生は、まだまだ続く。
過去では、幼いヒロインたちの成長を見守る。
現在では、同年代のヒロインたちと青春を楽しむ。
未来では、大人のヒロインたちと共に歩み、娘たちを育てる。
三つの時代で、三十人以上の愛する人たち。
「蒼太お兄ちゃん、大好き!」
「桜井くん、愛してる」
「蒼太、ずっと一緒よ」
「お父さん、ありがとう!」
全ての時代から、愛の言葉が届く。
俺は、一人一人に答える。
「俺も、みんなのことが大好きだ。過去も、現在も、未来も――永遠に」
選択肢は、もう現れない。
なぜなら、俺はもう迷わないから。
全員を愛する。全員を幸せにする。
それが、俺の選択だ。
空を見上げると、三つの扉が並んで光っていた。
過去、現在、未来。
全てが、俺の居場所。
「さあ、今日はどの時代に行こうか!」
【あなたの選択肢】A: 過去へ(幼いヒロインたちと遊ぶ)B: 現在へ(学園生活を楽しむ)C: 未来へ(娘たちと冒険する)
でも今は――
「全部行く!」
三つの扉を同時に開けた。
すると、全時代のヒロインたちが一斉に現れた。
「「「「「蒼太ああああああ!」」」」」
全員に囲まれて、押し倒される俺。
「うわああああ! これは、幸せな死に方!」
笑いながら、みんなと戯れる。
時空を超えた、俺たちの物語。
これからも、ずっと続いていく――
THE END
~そして、新たなる選択肢は、あなたの手の中に~
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読んで頂きありがとうございます。




