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この街に潜む黒い影の一日  作者: カイト
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この街に潜む黒い影の一日

それでは戦いを終えた彼女達の話。

「この街に潜む黒い影の一日」

正直言ってなんのことかわからないと思いますが、世界観だけでも楽しんでいってください。

「 私は暗いところが好きだ」

そう彼女はいう。

彼女の容姿は幼く世間一般でいうと小学生のようで金髪の髪を左で束ねサイドテールとし、白いパーカーの下にピンクのワンピースを着ている。

彼女が目覚めたのは午前7時くらいであった、彼女が目を覚まし窓から光が差し込んできたの見ると、彼女の気分はかなり下がった。

「朝は苦手だな....」

そう呟くと彼女の部屋のドアからノック音が聞こえたので、彼女はドアを開きノックしてきた人物と相対した。

「おはよう、ノエル」

ドアを開いた先では彼女に対して挨拶をする人物がいたので彼女は挨拶を返す。

「おはよう、ツカサ」

ノエルはツカサを見る。

ツカサはノエルよりもふた回りは大きく小学生と大学生くらいの身長差がある。

ツカサの容姿は青髪の短髪に青い瞳で服装は白いシャツに緑色のオーバーオールで一見男性のように見えるが女性だ。

昔ノエルはツカサのことを男性だと思っていたが、ノエルの入浴中にツカサが入ってきたことがあり、その時に初めてツカサを女性であると認識したのだ。

「もうご飯できてるから早く降りてきなよ」

ツカサはそれだけ言うと二階から一階へと降りていった。

ノエルはそのままの服装で一階へと向かう。


一階へ降りると簡素な朝食が並べられていた。

食パンをただ焼いてバター塗った物とその横に半熟の目玉焼き、きわめつけは入れたばかりのコーヒー、ありふれた一般家庭の朝食だ。

「そこのカウンター席に置いといたから食べて終わったら仕事の準備、初めるよ」

ツカサは自分が食べて終わった食器をカウンター奥のキッチンで洗いながら、そうノエルに話した。

ノエルは少し微笑むと、ツカサの方に向かって柔らかい表情を見せる。

ツカサはその幸せそうなノエルの顔に気づかないふりをしながら食器を洗う作業を続ける。


朝食を終えたノエルが食器をツカサの方へ持っていき「ご馳走さま」と礼をいうと「どういたしまして」と返事が帰ってくる。

ただそれだけのことなのに幸福感を感じずにはいられない自分が確かに存在していた。

ノエルがクスッと笑うとツカサも笑みを浮かべる。

(自分の中の黒い自分はもういない)

ノエルはそう自分に言い聞かせながら、今ここにある充実感を得ている。

「さ、朝食を終えたなら二階で準備してきて、僕一人じゃ仕事を回せないからさ、頼むよ僕の店のウェイトレスさん」

ツカサにそう言われたノエルは駆け足気味に自分の部屋へ向かいながらほとんど空になった皆の部屋の前を走り抜け思い出に浸る。

「ありがとう、皆のおかげで私は今の自分に会うことができた」

そう小さく呟いた。

彼女はウェイトレスの服に着替え、いつもの職務につこうとしていた。










ぶっちゃけ本編書くのだるいのでこういう短編集見たいのな書こうと思ってます。

これからも鼓動シリーズよろしくね。

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