偶然よりも確率が低い 〜名前も知らない、好きという言葉しか知らない〜
年に一度の夏まつりで起きた奇跡は「彼」との出会い。「お互いの名前も知らない」。ただ「好き」という気持ちだけが、離れたふたりを繋ぎとめるーー。
◆「名前も知らない。好きという言葉しか知らない」
1.「去年のことは奇跡です。どういうことかと言うと、偶然よりも確立が低い。ぼくがあなたと抱き合うことは二度とない」
2018/08/05 15:36
(改)
2.三月下旬になると家の桜も咲いたが、お城の桜まつりに行った。 桜吹雪をあの人と歩いている気持ちになって、ぼくは歯を食いしばった。
2018/08/05 21:58
(改)