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#6 武道大会の結末

「お、お、お、おにぃ!?!?ど、ど、ど、どうしよう!?!?!?」


この子は本当に神様なのだろうか


「え、えーと本当に騎士団の顧問になってもいいんですか?」

「あぁ。まぁ優勝してからの話だがね?」


その時、


「あ、あのーとうやさん?も、もう次の試合始まってしまいますよ?」

「と、とりあえず騎士団の話しは考えておきます!」


よ、よしとりあえず優勝してから全部考えよう。


「お、おにぃ!!!」

「どうしたの暁帆?」


暁帆のテンションおかしくないか?


「絶対ぜーーーーたいみんなを一撃で倒して優勝してね!!!」


やっぱりそれは継続なのか、、、


「わ、わかったよ。全員一撃で倒す。だから暁帆も応援してね?」


僕がそう言うと暁帆のテンションが戻った気がした。とりあえずやりますか!!



《3時間後》

まさかこんなに簡単に優勝してしまうとは、、、


「ま、まじか、、、」


とりあえず優勝までを簡単に説明しよう。二回戦は小柄な双剣使いとだったどうやら冒険者の中でも珍しい銀ランクだったらしいちなみに冒険者のランクは


銅→銀→金→プラチナ→ミスリル→ダイヤモンド


この順番にあがっていくらしい。こう見ると簡単そうにみえるが実際は大変すぎて世界最高が金ランクの冒険者らしいつまり金より上がいないと言う事だ。まあ詳しいことは全然わからないけどね?

ちなみにこの双剣使いはみぞおちに突きを入れて勝ちました。

次の準決勝の相手はなんと魔法使い!

いやー本当に楽だった。銀髪のこの人は騎士団の人らしい。とりあえず魔法効かないからね。

ちなみにこの魔法使いはただ近づいて脇腹に軽く峰打ちを入れて勝ちました。

その次の決勝は不戦勝。相手は魔法使いだったらしくリタイヤしたそうだ。



とまぁこんな感じであっさりと優勝してしまったのだ。

僕がそんなことを考えていると


「おにぃー!!優勝賞金もらってきたよーー」

「え、えーと暁帆さん?そ、その袋の中身は?」


僕はとりあえず聞いてみる


「優勝賞金だよ?」


それを聞いて僕が唖然としていると


「、、、こんなことは前代未聞です、、、」


うわ!!ビックリしたー。レオーネさんか。


「何が前代未聞なんですか?」

「この賞金です、、、」

「ち、ちなみにおいくらですか?」

「えーとね。賞金くれたおじさんが純金貨五百枚って言ってたよ?」


それってどうなの?


「えーとそれだと何が買えますか?」


そんな僕の質問にレオーネさんが答える


「、、、国」

「え?も、もう一回言って貰っていいですか!?!?」

「だから国ですよ国!!この国が買えます!!」


はっ?国が買える?えーと確か日本の国家予算が220兆円くらいだったかなら、、、


「おにぃおにぃこの世界は【銅→銀→金純銅→純銀→純金】って言う硬貨がお金なの。えーと前いた世界のお金に置き換えると銅が百円銀が千円金が一万円純銅が十万円純銀が百万円純金が一千万円なの。」


そう暁帆が小声で僕に話してくる。

つ、つまり純金貨五百枚ってことは、、、


「い、いやいやおかしいでしょ!!!!なんで賞金そんな額なの!?!?」

「えーとほとんど騎士団長のポケットマネーだそうです。」



そうレオーネさんは言うが騎士団長ってそんなに稼げるの!?!?

騎士団の顧問ってどうなのかな?




ちなみにこの日の夜は暁帆と僕とレオーネさんで夜ご飯を食べた。





そしてこの国の国家予算が純金貨百枚だと知ったのはもっとあとのことだ

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