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#3 受け付けと出会い


「えーとこの武道大会に参加したいんですけど、、、」


僕が受け付けのお姉さんにそう伝えるとお姉さんは心配そうに


「・・・あの大丈夫ですか?怪我するのは当たり前の大会ですよね?」


と言った。そんなこんなわかってるよ、、、


「おにぃなら大丈夫だよ。絶対優勝すると思うよ?」


なんでそんな自信あるのかがわからないよ。僕がそんなことを考えている間にお姉さんが暁帆に参加申し込み表(?)を渡す。そして暁帆がそこに僕の名前を書こうとする。だが書かない。


「おにぃ。私、字が書けない。」


小声でそう言う。いや俺だって書け、、、あれ?なんで漢字とひらがなが使われてるんだ?てかこれって普通に日本語だよね?そーいえば受け付けのお姉さんもあの芸人トリオも日本語喋ってたっけ。まぁどーせ暁帆の魔法の影響だと思うけどね。そんなことを考えながら申し込み表を書く。


「よし!おわった!」

「さすがおにぃ!」


僕と暁帆は申し込み表を受け付けのお姉さんに渡した。


「武道大会は13時からです。ご健闘をお祈りいたします。」


心配そうにそう言われてから僕たちは屋台などをみてまわっていた。


「ねぇおにぃ?なんかこれデートみたいだね!」

「いやいや僕と暁帆は兄妹だから。」


そう言うと暁帆は頬を膨らませて少しいじける。まぁ血は繋がってないけどね。


「ま、まあとりあえず武道大会に優勝して美味しい物食べようね?」


僕がそう言っても暁帆はまだいじけている。


「でもそんなにいじけてると美味しい物はなしかなぁー」


そう僕が言うと暁帆はオロオロしてから


「応援してる。」


と言った。本当に可愛いなー。暁帆は。

そんなこんなで街を歩いていると、


「貴方のくびをくださいなー♪いやだと言っても貰っちゃうよー♪」


そんな歌(?)が聞こえてきた。物騒すぎないか?よく見ると黒髪で黒いドレスを着た10歳くらいの幼い少女が歌いながらムキムキな男たちの首を身長に釣り合わないほどの大きい鎌で狩っている。男たちのほうは誰かの護衛なのか後ろを気にしている。


「おにぃあれみて」


どうやら暁帆も気がついたようだ。


「とりあえずどっちも止めるか」

「おにぃはめんどくさいことするねー」


とりあえず僕は少女とムキムキ集団の間に走って割り込む。


「あれーリルを邪魔するおにーさんはだぁれ?」

「貴様は何者だ!!」


少女とムキムキな男は僕に向かってそんなことを言ってくるがとりあえずみんな倒すか。


「とりあえず倒れていただきます」


僕はそう言って峰打ちでとりあえず全員吹っ飛ばした。

1分後、全員動けなくなって地面に倒れている。そして僕は大鎌を持った少女の近くに行く。


「暁帆テレポート頼む。大丈夫?ちょっと飛ぶよ。」

「いっくよー『テレポート』!」


僕と暁帆と大鎌の少女はテレポートで飛んだ。

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