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#13 起床と朝食

「ふぁぁぁ」


僕は目を覚ました。つまり朝だ僕が自然に起きたと言うことは地球だと4時だと言うことだ。そんなことを考えているとなぜか足が動かないことに気づく。


「ま、まさかね、、、」


僕にある考えが浮かんだそれは現実には絶対にありえないことだ。あるとしたらそれは青春ラブコメの主人公やハーレムアニメの主人公にしかないことだ「T○loveる」とかね。自分にはありえないと思いながらおそるおそる自分がかけている掛け布団を勢いよくのける!


「おにぃー寒いよー」

「おにーさん寒い。」


やっぱりこの二人か、、、

予想通りと言えば予想通りだ。


「じゃあ二人は寝てていいよ僕はごはんを作ってくるから。」


僕は適当に理由をつけてベットから出た。部屋のカギをかけ忘れたのは僕が悪かった。少し反省しながら階段をおりていると、


「あ、とうやさんおはようございます。」

「シェールちゃんおはよう朝早いねー」

「日課に散歩をしているんですよ。」


日課に散歩かー


「そ、そんなことより今日作戦決行ですが大丈夫ですか?」


シェールちゃんも心配してくれているんだな。だったらもうすこし作戦決行をのばしてくれればもっと楽だったのに。


「いやーそれにしても作戦発表の次の日に決行とはびっくりしたよ。」

「私もです。まさか反乱軍の方が明日に決行と言うとは、、、」


ちなみに決行は夜だ。


「それよりリルと暁帆が僕の部屋で寝てるからあとから起こしに行ってくれない?」


僕がそう言うとシェールちゃんは、


「えっ?とうやさんの部屋?リルと暁帆さんが?えっ?え!?」


えっ?なに?僕なにか悪いこと言った?


「な、なんでリルと暁帆さんがとうやさんの部屋で寝ているんですか!?!?」


シェールちゃんがそう叫ぶと、


「どーしたの?とうやの部屋がどうのこうのって聞こえたけど?」


ツキミがシェールちゃんの声に反応して上から降りてきた。


「と、とうやさんの部屋にリルと暁帆さんが、、、」

「寝たのか!?一緒に寝たのか!?」


待て待て僕は確かに一緒に寝たのかもしれないけどそんなに寝た寝た連呼すると、、、


「えっ!?とうや様がリルさんと暁帆さんと寝たですって!?」

「まさか本当に!?」

「ずるいよ!?」


ほらこれだよ、、、てゆーかみんな上から降りてくるの早すぎない?


「とりあえず僕は朝ごはん作るから!」


そう言って僕はとりあえず台所に逃げ込む。ごはんを作るのは当番制だ。


「朝はなにを作ろうか、、、」


僕が色々考えていると、


「おにぃ!私は肉がいい!肉!」

「おにーさん!リルも肉がいい!」


朝から肉かーパワフルだなーってリルと暁帆じゃん!降りてくるのはやっ!!


「うーんじゃあ肉とフレンチトーストとかでいい?」

「うん!いいよ!」

「おにーさんおにーさん?ふれんちとすとってなに?」


えっ?この世界ってまさかフレンチトーストないの?


「リルはフレンチトースト知らないの?」

「うん!でもおにーさんが作るそのふれんちとーすとって食べ物食べたい!」


僕とリルがそう話していると、


「とうや様が作る朝ごはん、、、」

「とうやが作る朝ごはん、、、」

「とうやさんが作る朝ごはん、、、」

「「「「「なんか夫婦みたい!!」」」」


この子達本当に暗殺組織なの?


「でも今日は作戦決行の日だから肉だけね!」


僕がそう言うとみんなから「えー」と言う声が聞こえた。そりゃそうでしょ。パンとか用意しないとダメだし。

色々あったが僕は肉野菜炒めを作り終わった。


「よし!これでいいかな!」

「お、おつかれさまです。あとは私が運びます!」

「じゃあお願いしようかな?」

「任せてください!」


やっぱりシェールちゃんは可愛いなー

とりあえず僕は走ってくるか!おじいちゃんも「日々の鍛錬が大切じゃ〜」って言ってたし。


「よし!『テレポート』!」


僕は草原までテレポートを使った。






王国の軍隊が攻めてくるまであと1日、、、

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