閑話 〝アイツァール・コルセミア〟の日記
思ってたより閑話きつかった・・・(;´Д`)
文は、少し短いです。
誤字脱字があったら教えてください。
あ、この世界の設定です
魔族暦・・・この世界の暦みたいなの(魔族限定)
一年=258日
『
魔族暦1200年 120日目
俺にむすめができた!!名前は、〝アクル〟。俺としては、もっとかっこいい名前を付けたかったが、妻が止めた。
なんでだ!〝カミラウオス〟のどこがいけないんだ!!
グダグダ言ってもしかたない。城の連中に見せたら。みんな喜んでいた。妻は、使用人達にはアクルを抱っこさせていたが俺にはさせてくれなかった。「潰れちゃうじゃない!!」、だってさ。
酷くね!?俺、泣いちゃうよ!!
でも、愛してるぜ妻よ、アクル』
『
魔族暦1230年 25日目
アクルが最近、構ってくれなくなった。これが、反抗期というやつだろうか。お父さんちょっと悲しい、、、、
アクルに始めてのお友達ができた。使用人との間にできた女の子らしい。男だったら断るところだったがな。娘はやらん!!その子の名前は確かマリスだったけな?いい子そうだったな。もう少し早ければ俺がもらっ────、!!?。寒気がした。これ以上書いたら俺がヤバイッ!!
妻が怖い魔王です。』
『
魔族暦1250年 93日目
妻が死んだ。国務が忙しく妻の最後に間に合わなかった。アクルに、
「母上はっ、父上が来るのをを待っておったのじゃぞ!愛した女よりも、仕事が大事なのかッ!!」
と、怒られてしまった。俺は、何も言い返せなかった。アクルに言われた通りなのだから。だが、俺は、魔王だ。魔族のすべてを統括している。だから国務を欠かすわけにはいかない。言い訳がましいな。これ以上書くと気が狂いそうだ。
すまない、妻よ、アクル』
『
魔族暦1270年 2日目
クソッ、人族の連中が攻めてきやがった。やつら、最近動きが怪しかったからなにかあるとは思っていたが、、、、
仕方ない。久々に俺が相手してやる。これでも俺は、最強だからな。魔族のためにも負けるわけにはいかねぇしばらくアクルとは会えねぇが待っててくれよ!お父さん、ちょっくら人族のやつらを殴ってくっから。
殴ると言っても遠距離からだがな』
『
魔族暦1269年 153日目
ようやく戦いが終わったぜ。これでアクルと、一緒に居られるな、、、、、、と、思ったが人族のやつら俺を城に招いて交流したいだとさ。なにか企んでいるのはバレバレだが、行かなければまた戦争が起こりそうだ。もし、俺が監禁されたり、殺された時の為に、ここに言葉をつづる。
よう、この日記を見ているやつ。俺は多分この世にいないだろう。そこで、頼む!!俺の娘を助けてやってほしい。迷惑だろうが後生だ。金庫にあるものすべてくれてやる。持ってけドロボー!!
まあ、頼むわ。
最後に、アクル。ごめんな。父さんお前に何もしてあげられなくて父親失格だよな。だが、お前がいるだけで、俺は魔王としてやってけたんだ。最後に、、、、、、
愛してるぜ。俺の最愛の娘〝アクル・コルセミア〟──────』
次話をこうご期待。o(`・ω・´)○