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四葉のクローバー  作者: KIKU
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当たり前の日常



それからというもの

喧嘩をするようになった。



それはいつも彼からの束縛だった。




"男と話すな"

"話しかけられても無視すればいい"

"男の連絡先を消せ"


と怒鳴られ




同じ学校ということもあり



"休み時間も一緒"

"お昼休みのお弁当も一緒"

"移動教室の時も一緒"

"帰る際のバスの待ち時間も一緒"

"家に着いてからもずっと連絡"



と時間の強要をされた。



"お前も話せ"なんて言われるが



これだけの時間を共にすれば

正直話すこともなく

毎晩の電話では私が彼の話を聞くばかり。



次第に眠くなる時間になり寝落ちしてしまうと

"電話をかけ直して起こしてくる"



それでも起きないときは

"家の固定電話にワンギリ"



それは深夜1時2時だろうが関係なく

『また寝たら家に電話する』

と脅迫のようなこともされるようになった。




そして毎日のように

異性関係のことや寝る事に対して

何時間も怒鳴られ私が謝る。





そんな当たり前の日常へと変わっていった。





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