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狂いだした歯車
恋人という存在。
デートをしたり手を繋いだりキスをしたり
全てが私には初めてだった。
高校生という初々しさがただよう
そんな3ヶ月間は本当に本当に幸せでした。
この後人生のドン底に落ちることも知らずに
二人の幸せな未来を想像していた。
3ヶ月が過ぎ体を求められた。
私には、未知の世界で知識も全くなく
痛そうとか怖いとかそんなんじゃなくて
ただ学生で子供が出来たらいけないっていう不安が強く
『まだそういうのは無理っていった。』
だけどそんな私の言葉は彼には届くことなく
無理矢理だった。
これが歯車が狂いだした初めだった。
私は地獄への日々の第一歩目を
歩み始めた。