YouTubeドラマ ショート系シリーズ~ネットカフェ
初めまして、夢野カケラです。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
(ショート)タイトル:ネットカフェ
俺は大学3年の時、怖い目にあった。
いつも利用していたネットカフェでのこと。
俺はそこでよく映画を見ていた。
他にも本を読んだり、調べ物をしたり、
いろんなSNSサイトで遊んだり、
あっち系もちょっと見てみたり、
とにかく自分の時を優雅に過ごしていたのだ。
家にいても俺は友達がおらず、1人ぽつんといるから寂しい。
だからこういうところで気分を話せるのはほんとにありがたい。
でもできたら友達が欲しいなぁなんて少し思ったりもしていた。
そんなある時、
「ねぇ、お友達にならない?」
と、目の前のパソコンがいきなりビデオ電話にかわり、
「うおっ!?」
って思うと同時にその子の顔をまじまじ見つめた。
結構きれいな女の子。
「だ、誰?」
でも当然ハッカーしたように俺が今使ってるこのパソコンに侵入してきたのだから、手放しで喜ぶ事はできない。
でもその子の笑顔を見ているうちに、なんとなくそんなことはもうどうでもよくなり、
「ほんとに、ほんとに友達になってくれんの?」
と俺は彼女に聞いてしまっていた。
「もちろんよ♪」
彼女はそう笑顔で答えてくれた。
そして次の日の夜、もう1度そのネットカフェに行き、その部屋に入ってその子とビデオ電話していた時。
「キミ、名前なんて言うの?」
「私はカナコ」
「へぇ、でもどうやって僕のパソコンに入ってきたのさ?」
「え?知らなかった?ここのネットカフェの回線みんな繋がってるからさ、部屋の番号からその人の承諾もらえれば、ビデオ電話とかできるのよ」
「へぇそうだっけ?」
とか思いながら画面を見ていると、確かにそんなようなシステムがあるのが分かった。
俺は普段そんなのほとんど見てなかったから気づかなかったんだ。
でも友達になれて嬉しい。
もしかしたら彼女になってくれるかも?
そこまでは瞬時に思い、俺は彼女に思い切って告白してみた。
「ねぇ、もし今特定の彼氏とかいないんだったらさぁ、あの、その…」
「うふ、いいよ。じゃあご対面してみる?」
「え?」
と思い、期待した瞬間、コンコンと俺の部屋がノックされた。
このネットカフェの部屋のドアは、上の所が少し空いている。
そのとき同時に気づいた事は、周りがシーンとしていること。
さっきまで聞こえた外のノイズなんかが聞こえない。
そして見上げると、部屋を仕切ったドアの上の所から
まっすぐ俺を見下ろす彼女がいた。
この世のものとは思えない表情をして。
そのドアの高さはゆうに2メートルを超えている。
その瞬間、俺は失神したようだったがしばらくして目が覚め、即座にその部屋を出て、それ以来、ずっとあのネットカフェは利用してない。
動画はこちら(^^♪
(タブレット・パソコン用)
https://www.youtube.com/watch?v=RhsEXe05hqk
(パソコン YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=ShX4-IE4rO8&t=4s
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬