十文字小弥太 大江戸捜査網
俺の名前は十文字小弥太。
佐渡島帰りの入れ墨者だった俺は無役の旗本・内藤勘解由様に拾われて隠密同心となった。
普段は遊び人・珊次郎として、事件の解明に挑んでいる。仲間の井坂十蔵は情にもろいのがたまに傷だが、いい男だ。小波は、なにくれとなく俺を気にかけてくれる。いい女だ。山猫お七もかわいい女だ。
悪党どものところに乗り込む時、俺は遊び人から隠密同心の衣装に着替える。曲げまで変えるんだ。
天知る 地知る 人も知る。俺たちが知ったからには・・・
隠密同心―それは、時の老中松平定信の命により、無役の旗本内藤勘解由が悪の砦に向けて密かに放った過酷非情の男たちだ。
変装、囮、様々な手段を使い、彼らは身を挺して犯罪者及びその組織に挑戦する。
相手を殺すことは自由だが、我が命を失っても省みる者はない。
それは、生と死のデッドラインを突っ走るアンタッチャブル。彼らに明日はない。
隠密同心。それは旗本寄合席・内藤勘解由に命を預け、いつの頃からか人生の裏道を歩かねばならぬ宿命を背負った者達である。
凶悪な犯罪者を追及する一方、法の冷たさに泣く大江戸八百八町の民衆を、ある時は炎の様な熱情を込めて、又、ある時は影のように支えるこの男達。
だが彼等の生命を補償するものは何も無い!
隠密同心。それは旗本寄合席・内藤勘解由に命を預け、人知れず人生の裏道を歩かねばならぬ宿命を自らに求めた者達である。
極悪非道の悪を憎み、過酷な法の冷たさに泣く大江戸八百屋町の人々を、ある時は助け、励まし、又、ある時は影のように支える男達。
だが身をやつし、姿を変えて敢然と悪に挑む彼等に明日と言う日はない。
隠密同心―それは旗本寄合席内藤勘解由に命を預け、人知れず人生の裏道を歩かねばならぬ宿命を、自らに求めた者達である。
極悪非道の悪に虐げられ、過酷な法の冷たさに泣く大江戸八百八町の人々を、ある時は助け、励まし、またある時は影のように支える彼ら。
だが、身をやつし姿を変えて敢然と悪に挑む隠密同心に、明日という日はない。
隠密同心 心得の条
我が命我が物と思わず 武門の儀、あくまで陰にて 己の器量伏し、ご下命いかにても果すべし なお 死して屍拾う者なし
大江戸捜査網こぼれ話
有名な死して屍ひろうものなし・この有名なフレーズは杉良太郎バージョンの後半からの登場である。心得の状には別バージョンも存在する。
当初、次回予告は杉良太郎さんがやっていた。
珊次郎のときの一人称はおいらだが隠密同心十文字小弥太のときは俺である。
不知火お吉役の江崎英子さんはルパン三世の実写版の峰不二子である。
伊坂十蔵の瑳川哲朗さんはやめる機会を逃して長く隠密同心で有り続けたらしい。
松方弘樹バージョンあたりから内藤勘解由は消え、影の御前となっている。