11/15
吉良の仁吉
おいらの名前は吉良の仁吉。太田の仁吉ともいう。人生劇場にも謳われているんだぜ。
穴太徳の妹・お菊と結婚して幸せな毎日を送っていたのだが、兄弟分の神戸の長吉が荒神山の利権を穴太徳が荒らしたことから、おいらを頼ってきた。
頼ってこられれば、兄弟分のこと、助けなければならない。好いた女房に三行半を投げつけて、荒神山へむかった。喧嘩には勝ったものの、おいらは鉄砲で討たれたうえ、斬られて死んでしまった。享年28歳。
参考 ウィキペディア
仁吉には、結婚歴がなく、穴太徳の妹・お菊と兄弟分神戸の長吉の間で悩んだあげく、義理をとって荒神山で、命を落としたというのは後世の脚色によるものらしい。