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時代劇百選  作者: 杉勝啓
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遠山の金さん

わしの名前は遠山金四郎。北町奉行をやっている。


北町奉行をやっているわしだが、普段は遊び人金さんとして、市井の人々と交わっている。


金さんとして、江戸の町を遊んでいると、いろんな事件にめぐりあう。事件を解決するには遊び人として活動するほうがなにかと便利なのだ。ようやく、悪党のしっぽを掴んだところで、のりこんで立ち回りのあと、背中に咲かせた遠山桜をみせてやる。


で、そいつらを、しらすに引っ立ててくるのだが、往生際の悪いやつが多いので、背中の桜吹雪を見せてやる。大抵は恐れ入るのだが、それでも中には立ち向かってくるのもいる。


すべてに決着がついたらこういう。

「これにて一件落着」


ところで、わしの顔は奉行のときも、遊び人のときも同じなのだが、なんで、背中の彫り物をみるまでわからないのだろう。


遠山の金さんこぼればなし

我が家では中村梅之助の金さんはまるい金さん、松方弘樹の金さんは黒い金さんとよんでいる。

杉良太郎さんが金さんをやっていた頃、桜吹雪の刺青を描くのにあたって絵の具がのらないから日焼けをしないようにと厳命されていたらしいが、松方金さんはよく豪快に釣りをして日に焼けていた。この頃になると技術が向上したのだろうか。

古くは片岡知恵蔵の当たり役であった。昭和48年中村梅之助さん主演でテレビドラマがはじまり、彼を初代金さんと呼ぶ。二代目は市川段四郎さん、三代目は橋幸夫さ、、四代目が杉良太郎さん、五代目が高橋英樹さん、六代目が松方弘樹さんである。

その他、西郷輝彦さんが江戸を斬るIIより、遠山の金さんを演じている。

杉良太郎さんの舞台公演で「遠山の金さん・江戸の一番星」というのがあり、DVD化もされているが、金さんが知り合った子どもが殺されたとき、金さんは子どもを面倒見ていたおばあさんに医者をよびにいかせるが、金さんが行った方が早いし、もしかしたら、子どもの命も助かったかもしれない。


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