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水戸黄門
わしの名前は徳川光圀。ひとよんで水戸黄門。
藩主の座を退き、大日本史の編纂に専念しようと西山荘に引きこもっていたのだが、わしに藩の内紛を治めてくれと次々にやってくる。それは忠義の家臣だったり、その藩の姫だったり、様々だ。
お供は、はじめはわしに仕える水戸藩士の佐々木助三郎と渥美格之進と風車の弥七ぐらいだったのだが、なぜか、色々と人助けして、旅をするうちにお供の人数が増えていく。うっかり八兵衛や陽炎お銀などわけがわからん。
旅の先々では、
「先の中納言水戸光圀公なるぞ。この印籠が目に入らぬか」
このセリフを家臣が言って、印籠を差し出せば悪人たちは恐れ入りましたと平伏する。う~ん。悪人とはいえ、素直だ。まあ、中にはそれでも斬りかかってくるやつもいたが。
参考 TBSPドラマ 水戸黄門