作者はブクマ以上に感想がもらえると嬉しい
ねこねこ大好きです。
先日「ブクマ100を超える方法(https://ncode.syosetu.com/n4202fo/)」というエッセイを投稿させていただきました。
感想も頂けてとても嬉しかったです。
今回のエッセイは上記内容が絡んできますので、少しだけ内容を紹介します。
「ブクマ100を超えるには自分が得意だと思える要素を見つけること」
以上となります。
得意な部分、つまり強みを手に入れろってことです。ある意味当たり前のことです。
そして、感想の中で一つ、以下のコメントを頂きました。
引用文-------------------------------
これは良いエッセイです。
仰る通りですね。力のある作品というのは何かに特化した方が得られ易いですね。
特に作者自身の得意な事を書くのが、結果的には底辺脱出の早道だと思います。
ただ、なろうですので、書いているだけでは難しいと思いますが。
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この場でコメントのお礼を再度言わせていただきます。ありがとうございます。
そして僕は以下のように返信しました。
引用文-------------------------------
感想ありがとうございます!
おっしゃる通り、特化すると、それだけで光る物が出てくると思います。ブクマ100ならそれで充分でしょう。そこから上は、ちょっと分からないです(笑
苦手を克服するとかでしょうか?
なろうで書いてるだけだと確かに難しいですね。別の投稿サイトを利用するのも一つの手かも知れません。または身近な人に読んでもらうなど。
そこで褒められた部分を頑張るのも一つの道かも知れません。
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注目してもらいたいのは傍点です。
なぜなろうだと難しいのか?
感想を書いてくださった方の真意は想像でしか語れないので、僕の返信だけ注目します。
なぜ僕がこんなことを言ったのか?
答えは、私自身作者として痛感しておりますが、感想が非常に貰いづらいからです。
だから結果、得意な部分が分からないのです。
一言でも、ヒロインが可愛い、サブヒロインが可愛いと言って頂ければ、
「僕が得意な部分は女の子の描写だ! 次はラブコメに挑戦してみよう!」
と思えるでしょう。
しかし実際の底辺作家は感想の一つも貰えないことがほとんどです。
結果、何が得意なのか、読者に受けるのか分からないまま書くことになります。
その作業は結構辛いです。ブクマや評価が思うように付かなければ、全部苦手、全部ダメとネガティブに受け取ってしまうことがほとんどです。私はそうでした。
ただしこれは仕方ない面が非常に多いです。
まず感想を書くという行為がかなり手間です。優しい人なら、相手を傷つけないように細心の注意を払って感想を書くでしょう。かなりの重労働です。
次に、底辺作家の作品はそもそも見てもらえません。PVにすると投稿して一日100いけば良いほうです。
こうなると感想を貰えることのほうが奇跡です。
さらに! 本末転倒ですが、○○が良いねと言われるには作者の力量が必要になってきます。○○が良いねと褒め言葉を貰った作者は、ちょっと気を付ければすぐにブクマ100になるポテンシャルを秘めていると思います。
そう考えると上記エッセイはブクマ100を目指す作者にとって、無茶言うんじゃねえ! な内容でしょう。
上記考察を踏まえて、僕はこう考えます。
作者にとって、ブクマや評価は嬉しいです。でもそれ以上に褒められるともっと嬉しいです。
ブクマって外れるときは簡単に外れます。ですが作者は悩みます。
「いったい何が気に入らなかったんだろう?」
人間は悪いところに注目します。だから作者もブクマが外されたという事実を過大に受け止めます。
そんな時、
「この展開、僕は面白いです!」
と言ってもらえると、
「ブクマを外した人は何となく外したのかもしれない。それよりも面白いと思ってくれる人が居る! 頑張ろう!」
と思えます。
だから、作者は褒めてくださった読者を大切にしたほうが良いです。滅多にないですから。
そして読者は感想を書かなければならないと義務感を感じる必要はありません。ただ、何となく褒めたいなと思ったら、気軽に褒めてやってください。尻尾を振って喜ぶと思います。
最後に、なんでこんなエッセイを書いたかというと、
「魔物に溺愛される子~魔物の王となって魔物と一緒に最強の国を作る(https://ncode.syosetu.com/n2811fn/)」のブクマが外されることが多くなったからです。もちろん、ブクマしてくださる方も居ます! 感謝です!
ただやっぱり慣れない! かなり落ち込みます。
しかし、ありがたいことに上記作品は感想を書いてくださる方が居ます! その人のおかげで気持ちが楽になった!
ありがとうございます! それがどうしてもエッセイにしたくなったので書きました。
僕はまだまだ底辺を卒業したばかりで、書籍化作家様のように感想をたくさん貰える訳ではありません。だからこそ、読者一人一人、特に感想を頂ける読者を大切にしたいと思います。