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星降り

魔ねき猫です。

誤字脱字があれば報告して下さい。

評価、レビュー、ブクマしてくれると嬉しいです!



「みんな集まった。これより星降りの集会をする。」


大きなテーブルを【選ばれし魔法使い】10人で囲んで座っている。

名前の通り、天井には星が降っている。


この天井に星が降るのは何かが起こったときだ。

そして【選ばれし魔法使い】が収集される。


「僕は疲れているんだ。

 例の大会の話だったら、僕は知ってるから帰っていいかい?」


【時空の魔法使い】ホラが面倒くさそうに言う。

彼は【選ばれし魔法使い】の中でも一番協調性に欠けている。


「ダメです」


【創造の魔法使い】クレアがきっぱりと言う。

こういう人がいるグループには、クレアの様な存在がいる。


「今日集まったのは【運命の魔法使い】フォルトゥムが原因ですね?」


ルポゼが重くなった空気を打開するかの様に、話を進めようとする。

その言葉に反応するフォルトゥム。


「私の魔法で、未来予知をしたところ...」


フォルトゥムは言葉をきる。

その行為で皆の興味をそそる。


「【始祖の魔法使い】は復活すると予言されました」


その言葉に、面倒くさがっていたホラもテーブルに身を突き出す。

【運命の魔法使い】の予言は絶対なのだ。


正確な時間は分からないが、外れる事は無い。

その意味を皆知っていた。


「それは回避できるのか?」


ホラが興味を示し、質問する。

協調性は無いが【選ばれし魔法使い】としての自覚はある様だ。


「回避する事は不可能です。

 いつ復活するかは分かりませんが、準備はしておいて下さい」


「準備とは具体的にどうすれば?

 サピエンティアはどう考える?」


【言葉の魔法使い】ウェルブムが【知恵の魔法使い】サピエンティアに尋ねる。

【選ばれし魔法使い】が一斉にかかっても敵わなかったとされている【始祖の魔法使い】

そんな魔法使いに準備しろと言われても対策仕様がない。


「私は眠っている【始祖の魔法使い】を今の内に潰すべきだと思う。

 だが誰もその居場所を知らない。

 八方塞がりって訳だ」


「勝てない相手に準備をしろと言っても、難しいのは分かります。

 ですが今言える事は【ストゥルティ】を野放しにしているのは良くないのは確かです」


フォルトゥムが言う。

【ストゥルティ】は【始祖の魔法使い】を復活させようとしている組織だ。

彼らが関わっているのは絶対。


この意見は全会一致だった。

星降りの収集はこれ以上しても意味が無いので、これにて終了する。


終わった後の天井は、星降りが終わっていた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



三大魔法学園競技大会が終わった。

結果は3位になってしまったが、悔いは無い。

大会は中止で、その場の結果を集計した結果だ。


そして季節は夏になった。

この世界にも夏休みがあるのだと嬉しくなった。


魔法の勉強は好きだ。

だが長期休みはあってもいいと思う。


「さぁ、皆さん。

 一学期が終了しました。

 実家に帰省する人やここに残る人などいますが、元気で二学期を迎えましょう」


ローレッタ先生が終わりの挨拶をして、教室は夏休みどうするか話し合って楽しそうだ。

レンは何も変わらず、クラスの輪に入れないままだ。


大会終わりのシャルの告白...あれから返事は出来ていない。

魔法が使えない自分が、魔法界を背負っているシャルに合っていないからだ。


「レンはどうするの?」


シャルとは何も無かったかの様に話せている。


「俺は実家に帰るよ。

 ここにずっと居たら沙霧さんに、特に舞に怒られるからな」


「そっか。

 そうだ!夏休みの間、暇だったら私の世界に来てよ!」


シャルの世界か。

確かに気になる。


「分かったよ!

 必ず行く。行く時手紙送るよ」


教室でシャルと別れると、寮に帰る。

ある程度の荷物かここに置いて行くが、ヨミを連れて行かないとな。


寮に戻ると、ヨミが出迎えてくれた。

さてと...本題に行こうか。


「ヨミをどうやって沙霧さんに説明しようか」


これは深刻な問題だ。

猫として連れて行くか、いっその事人として連れて行くか。


「私はご主人様とハグがしたいので人の姿が良いです!」


「そう言われてもなぁ」


本当に困ったと呟いていると、インターホンが鳴る。

誰かと思って扉を開けると、イラがいた。


「こ、こんにちは、アマクサ!

 貴方は夏休みどこで過ごすのかしら?

 別に知りたい訳じゃないのよ?

 でも【選ばれし魔法使い】として貴方の予定を知っておく義務が...」


色々と言っているが、幾らか聞きたい事がある。

まず最初に【選ばれし魔法使い】と俺の予定って関係あるの?


レンは呆れている中、イラはまだ何か言っている。

レンは聞いていられないと思い、イラの話を折る。


「俺は実家に帰って夏を過ごすよ」


「ほ、本当!?

 私はてっきりシャルの家で...何にもでもないわ!

 それでは私は帰ります!」


この人は何しにここまで来たんだ?


イラが箒に乗って帰って行く姿を見送ると、ヨミが何かを言っていた。


「なるほどなるほど!

 イラさんもですか!」


「何が「なるほど」だ。

 そろそろ船乗り場に行くぞ。」


結局ヨミは人の姿のまま帰る事に決めた。

レンとヨミはすぐに家を出て、船乗りばに行く。


「レン!それにヨミちゃん!」


船乗り場にいたのはナターシャだった。

レンとヨミは、他の生徒より結構遅めに出る予定だった。


ナターシャも遅めに寮を出たのだろう。

レンはそう考えることにした。


「レ、レンは実家に帰るのかな?」


「はいはい。実家だよ。

 もう何回目だよその質問...」


レンは疲れた表情でいう。

そう伝えた瞬間ナターシャは笑顔になった。

さっきまで緊張で顔を強張らせていた様に見えたのだが。


「それが知りたかったの!

 私もう行くね!また二学期にねー!」


そう言ってナターシャは船に乗り、湖の深くまで言った。

レンは深い溜息を吐くと、マリンを呼ぶ。


「青春だねー!」


マリンはすでに湖についていた。

レンの顔を見ながらニヤニヤしていたマリン。

その顔を無視して船に乗る。


「何が青春だ!

 同じこと聞かれただけじゃないか」


「それに鈍感ってきた。

 揃ってるね!」


「はいはい。出発してくれ」


もう何も言わないでおこう。

久しぶりに見たマリンは、何も変わらなかった。


妖精だから当たり前だな。

長寿命の生き物の容姿はあまり変わらないって、ローレッタ先生の授業でしていた。

土産ついでに、学園生活の事をマリンに伝えた。


「それは災難だったね。

 だが二学期からはもっと大変だから、夏休みで体を休めないとね!」


「そうだな!

 帰ったらゆっくり休むとしよう」



とうとう総合ポイントが90代いきました!

ブクマしてくれた方ありがとうございます!

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